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公開番号
2025012267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023114987
出願日
2023-07-13
発明の名称
センサ装置及び携帯機器
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
G01P
15/125 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約
【課題】センサ装置の出力に対する通信ノイズによる影響を低減する。
【解決手段】センサ装置(102)は、通信線(LN1)を有する第1基板(1)と、センサ素子(6、C1)を有する第2基板(2)と、前記センサ素子の出力を処理するように構成された信号処理部(7)と、前記通信線によって伝送される通信信号の反転信号を生成するように構成された反転部(8)と、前記反転部の出力端と前記第2基板との間に設けられる容量(C2)と、を備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
通信線を有する第1基板と、
センサ素子を有する第2基板と、
前記センサ素子の出力を処理するように構成された信号処理部と、
前記通信線によって伝送される通信信号の反転信号を生成するように構成された反転部と、
前記反転部の出力端と前記第2基板との間に設けられる容量と、
を備える、センサ装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記信号処理部と前記反転部とは、同一のチップに搭載される、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記容量は、前記同一のチップに搭載される、請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記容量の第1端は前記反転部の出力端に接続され、前記容量の第2端は接続線を介して前記第2基板に接続される、請求項3に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記第1基板はダミー配線を有し、
前記反転部の出力端は接続線を介して前記ダミー配線に接続される、請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記通信信号はシリアル通信信号である、請求項1~5のいずれか一項に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記センサ素子は、加速度に応じて特性が変化するように構成されたセンサ素子である、請求項1~5のいずれか一項に記載のセンサ装置。
【請求項8】
請求項1に記載のセンサ装置を備える、携帯機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、センサ装置及び携帯機器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、半導体製造プロセスを用いて製造されるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)の技術を用いたMEMSセンサ素子が製造されている(例えば、特許文献1参照)。MEMSセンサ素子の出力信号は微小である。また、MEMSセンサ素子以外のセンサ素子の出力信号も微小であることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-020325号公報
【0004】
[概要]
センサ素子を備えるセンサ装置が外部と通信を行う際に通信ノイズが発生する。通信ノイズのカップリングによりセンサ素子の出力信号ひいてはセンサ装置の出力(センサ素子の出力信号の増幅信号)に通信ノイズが影響する。
【0005】
本明細書中に開示されているセンサ装置は、通信線を有する第1基板と、センサ素子を有する第2基板と、前記センサ素子の出力を処理するように構成された信号処理部と、前記通信線によって伝送される通信信号の反転信号を生成するように構成された反転部と、前記反転部の出力端と前記第2基板との間に設けられる容量と、を備える。
【0006】
本明細書中に開示されている携帯機器は、上記構成のセンサ装置を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、参考例に係るセンサ装置の断面構造を模式的に示す図である。
図2は、図1に示すセンサ装置の模式回路図である。
図3は、通信を行っていないときの図1に示すセンサ装置の出力を示す図である。
図4は、通信を行っているときの図1に示すセンサ装置の出力を示す図である。
図5は、通信を行っていないときの図1に示すセンサ装置の出力の周波数解析結果を示す図である。
図6は、通信を行っているときの図1に示すセンサ装置の出力の周波数解析結果を示す図である。
図7は、通信線、第2基板、及び電荷入力線の各電位の波形図である。
図8は、実施形態に係るセンサ装置の模式回路図である。
図9は、実施形態に係るセンサ装置の第1構成例を模式的に示す上面図である。
図10は、実施形態に係るセンサ装置の第2構成例を模式的に示す上面図である。
図11は、通信を行っているときの図10に示すセンサ装置の出力を示す図である。
図12は、通信を行っているときの図10に示すセンサ装置の出力の周波数解析結果を示す図である。
図13は、スマートフォンの構成例を示すブロック図である。
【0008】
[詳細な説明]
<参考例に係るセンサ装置>
図1は、参考例に係るセンサ装置101の断面構造を模式的に示す図である。センサ装置101は、加速度を検出する加速度センサ装置である。センサ装置101は、第1基板1と、第2基板2と、蓋部3と、半導体チップ4と、樹脂5と、第1ボンディングワイヤW1と、第2ボンディングワイヤW2と、を備える。
【0009】
第1基板1の上面に第2基板2が配置される。第2基板2の上面の一部が蓋部3によって覆われる。第2基板2の蓋部3によって覆われる部分にセンサ素子6が設けられる。
【0010】
センサ素子6は、MEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いた静電容量型加速度センサ素子である。センサ素子6は、例えばシリコンで作られた固定電極、可動電極、及びスプリングを有する。センサ素子6に加速度が加わっていない状態では、固定電極と可動電極の間の距離は変化しない。一方、センサ素子6に加速度が加わると、固定電極に対して可動電極が変位し、固定電極と可動電極との間の静電容量が変化する。つまり、センサ素子6に加わる加速度に応じて、センサ素子6の静電容量が変化する。
(【0011】以降は省略されています)
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