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公開番号2025012067
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114606
出願日2023-07-12
発明の名称組立式門扉
出願人JFE建材株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類E06B 11/02 20060101AFI20250117BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】あらゆる仕様の門扉であっても、保管スペースを確保することなく、容易に組み立てることができる組立式門扉を提供する。
【解決手段】一対の横枠及び一対の縦枠からなる枠体と、前記枠体の四隅に取り付けられるコーナ部材と、前記縦枠同士を連結する中央プレートと、前記枠体の対角線上に配置されると共に、前記コーナ部材同士を連結するブレース部材とを備えた組立式門扉において、前記縦枠は、柱側縦枠と門扉側縦枠とからなり、前記柱側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対のヒンジ取付孔が形成され、前記門扉側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対の落し取付孔が形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
一対の横枠及び一対の縦枠からなる枠体と、
前記枠体の四隅に取り付けられるコーナ部材と、
前記縦枠同士を連結する中央プレートと、
前記枠体の対角線上に配置されると共に、前記コーナ部材同士を連結するブレース部材とを備えた組立式門扉において、
前記縦枠は、柱側縦枠と門扉側縦枠とからなり、前記柱側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対のヒンジ取付孔が形成され、前記門扉側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対の落し取付孔が形成されることを特徴とする組立式門扉。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の組立式門扉において、
前記コーナ部材は、前記縦枠に形成された第1の取付孔と、前記横枠に形成された第2の取付孔に対応する取付孔がそれぞれ形成されることを特徴とする組立式門扉。
【請求項3】
請求項2に記載の組立式門扉において、
前記第1の取付孔及び前記第2の取付孔は、それぞれ2以上の孔が形成され、
前記第1の取付孔の間隔は、前記第2の取付孔の間隔よりも大きいことを特徴とする組立式門扉。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の組立式門扉において、
前記コーナ部材は、前記ブレース部材を取付ける第3の取付孔が形成されることを特徴とする組立式門扉。
【請求項5】
請求項4に記載の組立式門扉において、
前記第3の取付孔は、長孔に形成されることを特徴とする組立式門扉。
【請求項6】
請求項1に記載の組立式門扉において、
前記コーナ部材は、概略正方形状の平板であることを特徴とする組立式門扉。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組立式門扉に関し、特に構成部品の溶接を削減した組立式門扉に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、組立式門扉は、金属製の枠体と、ネットフェンスとを有する門扉と、当該門扉を開閉自在に取り付ける支柱を備えている。このような組立式門扉は、種々の形態が知られており、例えば、特許文献1及び2に記載された組立式門扉が知られている。
【0003】
特許文献1及び2に記載された組立式門扉は、一対の横枠及び一対の縦枠からなる枠体と、前記枠体の四隅に取り付けられるコーナ部材と、前記縦枠同士を連結する中央プレートと、前記枠体の対角線上に配置されると共に、前記コーナ部材同士を連結するブレース部材とを備えた組立式門扉において、前記コーナ部材は、前記枠体の正面と平行に延びる基部と、前記基部から立設すると共に、前記横枠及び前記縦枠と略平行に延びる一対の枠取付部と、前記枠取付部の少なくとも一方に取り付けられるブレース取付部材とを有し、前記枠取付部には、前記横枠又は前記縦枠を締結部材によって締結する螺着部を有する
【0004】
このような組立式門扉によれば、枠体の四隅に取り付けられたコーナ部材が、枠体の正面と平行に延びる基部と、前記基部から立設すると共に、前記横枠及び前記縦枠と略平行に延びる一対の枠取付部と、前記枠取付部の少なくとも一方に取り付けられるブレース取付部材とを有し、枠取付部には、前記横枠又は前記縦枠を締結部材によって締結する螺着部を有するので、横枠、縦枠及びブレース部材をそれぞれボルトなどの締結手段によって組み立てることができる。これにより、組立式門扉の組み立て作業を容易に行うことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-45480号公報
特開2022-45481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の組立式門扉は、支柱と門扉の組み付けを丁番を介して行っており、当該丁番は、丁番の一方が支柱に溶接によって取り付けられ、他方の丁番が縦枠に対してボルトで締結されるという構成となっている。このため、両開きの門扉の場合には、左右で同一の形状とすることができず、左右の門扉をそれぞれ準備しなくてはならないという問題があった。
【0007】
また、従来の組立式門扉に用いられたコーナ部材は、枠帯の正面と平行に延びる基部と、当該基部から立設するとともに、横枠及び縦枠と略平行に延びる一対の枠取付部とを有した立体的な構造となっているため、コーナ部材を枠材へ組み立て前の状態で、工場や倉庫で保管する際に、保管スペースを必要とするという問題もあった。
【0008】
さらに、この保管スペースの問題として、両開き且つ落とし棒を片側の門扉に取り付けた片落としの形式として、両内開き・右外カンヌキ・左扉内落とし棒、両内開き・左内カンヌキ・右扉内落とし棒、両内開き・左外カンヌキ・右扉内落とし棒、両内開き・右内カンヌキ・左扉内落とし棒、両外開き・左外カンヌキ・右扉内落とし棒、両外開き・右内カンヌキ・左扉内落とし棒、両外開き・右外カンヌキ・左扉内落とし棒、両外開き・左内カンヌキ・右扉内落とし棒の8種類の形式があり、両開き且つ落とし棒を両方の門扉に取り付けた両落としの形式として、両側開き・右外カンヌキ・外両落とし棒、両内開き・左内カンヌキ・内両落とし棒、両外開き・右外カンヌキ・外両落とし棒、両外開き・左内カンヌキ・内両落とし棒の4種類の形式があり、片落とし、両落とし合わせて12種類の門扉仕様を有することから、これらの門扉仕様が決定しないと発注ができないため、発注から納品までの納期を短縮するためには、予めこれらの全ての仕様を準備する必要があり、保管スペースを膨大に必要とするという問題があった。
【0009】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてされた発明であり、あらゆる仕様の門扉であっても、保管スペースを確保することなく、容易に組み立てることができる組立式門扉を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る組立式門扉は、一対の横枠及び一対の縦枠からなる枠体と、前記枠体の四隅に取り付けられるコーナ部材と、前記縦枠同士を連結する中央プレートと、前記枠体の対角線上に配置されると共に、前記コーナ部材同士を連結するブレース部材とを備えた組立式門扉において、前記縦枠は、柱側縦枠と門扉側縦枠とからなり、前記柱側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対のヒンジ取付孔が形成され、前記門扉側縦枠は、長手方向の中央部に対称に、一対の落し取付孔が形成されることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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