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公開番号2025011869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114256
出願日2023-07-12
発明の名称稼働状態判定装置、方法および記録媒体
出願人アライドテレシスホールディングス株式会社
代理人個人,個人
主分類G01R 31/00 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約【課題】電源ケーブルに接続された電気機器が稼働しているか否かを判定するための、電源ケーブルに流れる電流の閾値を提供する。
【解決手段】センサタグ(稼働状態判定装置)1が、電気機器2に接続された電源ケーブル4の電流を測定する電流測定部11と、電流が閾値Athを超えた場合に電気機器2の電源がオンであると判定し、電流が閾値Ath未満の場合に電気機器2の電源がオフであると判定するオン・オフ判定部13とを備える。ただし、閾値Athが、電気機器2の電源がオフであることが確実な電流の上限以上であり、かつ、電気機器2の電源がオンであることが確実な電流の下限以下である。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
電気機器に接続された電源ケーブルの電流を測定する電流測定部と、
前記電流が閾値を超えた場合に前記電気機器の電源がオンであると判定し、前記電流が前記閾値未満の場合に前記電気機器の電源がオフであると判定するオン・オフ判定部と、
を備え、
前記閾値が、
前記電気機器の電源がオフであることが確実な電流の上限以上であり、かつ
前記電気機器の電源がオンであることが確実な電流の下限以下である、
稼働状態判定装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の稼働状態判定装置であって、
前記電流測定部が、前記電源ケーブルに接触しない非接触センサである、
稼働状態判定装置。
【請求項3】
請求項1に記載の稼働状態判定装置であって、
前記閾値を導出する閾値導出部と、
前記電気機器の電源がオンである場合の電流であるオン電流の値を導出するオン電流導出部と、
前記電気機器の電源がオフである場合の電流であるオフ電流の値を導出するオフ電流導出部と、
を備え、
前記閾値導出部が、
前記オン電流の値から前記オフ電流の値を減じた値に、所定の係数を乗じて、前記閾値を導出する稼働状態判定装置。
【請求項4】
請求項3に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オン電流導出部が、前記オン電流の値を、前記電流の測定値の平均値として導出する稼働状態判定装置。
【請求項5】
請求項4に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オン電流導出部が、前記電流の測定値の平均値が、前記オン電流の値+(所定期間内の前記電流の測定値の最大値-所定期間内の前記電流の測定値の最小値)/2を超えた場合に、前記電流の測定値の平均値を新たに前記オン電流の値とする稼働状態判定装置。
【請求項6】
請求項3に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オフ電流導出部が、前記オフ電流の値を、前記電流の測定値の平均値として導出する稼働状態判定装置。
【請求項7】
請求項4に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オフ電流導出部が、前記電流の測定値の平均値が、前記オフ電流の値-(所定期間内の前記電流の測定値の最大値-所定期間内の前記電流の測定値の最小値)/2未満となった場合に、前記電流の測定値の平均値を新たに前記オフ電流の値とする稼働状態判定装置。
【請求項8】
請求項3に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オフ電流導出部が、前記オフ電流の値を、前記電気機器の電源がオフである期間における前記電流の測定値の最頻値として導出する稼働状態判定装置。
【請求項9】
請求項3に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オン電流導出部に、前記オン電流の値の導出を指示するオン電流導出指示部と、
前記オフ電流導出部に、前記オフ電流の値の導出を指示するオフ電流導出指示部と、
を備え、
前記オン電流導出指示部と、前記オフ電流導出指示部とが別々である稼働状態判定装置。
【請求項10】
請求項3に記載の稼働状態判定装置であって、
前記オン電流導出部および前記オフ電流導出部に導出を指示するオン・オフ電流導出指示部を備え、
前記オン・オフ電流導出指示部が、
第一の操作を受けた場合には、前記オン電流導出部に導出を指示し、
第二の操作を受けた場合には、前記オフ電流導出部に導出を指示する、
稼働状態判定装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気機器の稼働状況の判定に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、電源ケーブルに接続された電化製品の稼働状況を、電源ケーブルに流れる交流電流を検出することにより判断する技術が知られている(例えば、特許文献1の[0032]~[0035]を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-109634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術によれば、電源ケーブルに流れる交流電流がどの程度であれば、電源ケーブルに接続された電気機器が稼働しているといえるのかが不明である。すなわち、電気機器が稼働しているか否かを判定するための、電源ケーブルに流れる交流電流の閾値が不明である。
【0005】
そこで、本発明は、電源ケーブルに接続された電気機器が稼働しているか否かを判定するための、電源ケーブルに流れる電流の閾値を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる稼働状態判定装置は、電気機器に接続された電源ケーブルの電流を測定する電流測定部と、前記電流が閾値を超えた場合に前記電気機器の電源がオンであると判定し、前記電流が前記閾値未満の場合に前記電気機器の電源がオフであると判定するオン・オフ判定部と、を備え、前記閾値が、前記電気機器の電源がオフであることが確実な電流の上限以上であり、かつ前記電気機器の電源がオンであることが確実な電流の下限以下であるように構成される。
【0007】
上記のように構成された稼働状態判定装置によれば、電流測定部が、電気機器に接続された電源ケーブルの電流を測定する。オン・オフ判定部が、前記電流が閾値を超えた場合に前記電気機器の電源がオンであると判定し、前記電流が前記閾値未満の場合に前記電気機器の電源がオフであると判定する。前記閾値が、前記電気機器の電源がオフであることが確実な電流の上限以上であり、かつ前記電気機器の電源がオンであることが確実な電流の下限以下である。
【0008】
なお、本発明にかかる稼働状態判定装置は、前記電流測定部が、前記電源ケーブルに接触しない非接触センサであるようにしてもよい。
【0009】
なお、本発明にかかる稼働状態判定装置は、前記閾値を導出する閾値導出部と、前記電気機器の電源がオンである場合の電流であるオン電流の値を導出するオン電流導出部と、前記電気機器の電源がオフである場合の電流であるオフ電流の値を導出するオフ電流導出部と、を備え、前記閾値導出部が、前記オン電流の値から前記オフ電流の値を減じた値に、所定の係数を乗じて、前記閾値を導出するようにしてもよい。
【0010】
なお、本発明にかかる稼働状態判定装置は、前記オン電流導出部が、前記オン電流の値を、前記電流の測定値の平均値として導出するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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