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公開番号
2025011458
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023113584
出願日
2023-07-11
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
株式会社プロテリアル
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250117BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ケーブルをチッピング等による損傷から適切に保護することが可能なワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、幹線ケーブル3及び支線ケーブル4と、幹線ケーブル3の一方の端部に設けられた第1のコネクタ21と、支線ケーブル4の少なくとも一部を第1のコネクタ21の一部と共に覆うカバー部材5とを備える。カバー部材5は、幹線ケーブル3の一部を覆う第1の筒状部51と、支線ケーブル4の少なくとも一部を覆う第2の筒状部52と、第1のコネクタ21の一部を覆うコネクタカバー部53とを一体に有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1及び第2のケーブルと、
前記第1のケーブルの一方の端部に設けられた一側コネクタと、
前記第1及び前記第2のケーブルのそれぞれの少なくとも一部を前記一側コネクタの一部と共に覆うカバー部材とを備えた、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記カバー部材は、前記第1のケーブルの一部を覆う第1の筒状部と、前記第2のケーブルの少なくとも一部を覆う第2の筒状部と、前記一側コネクタの一部を覆うコネクタカバー部とを一体に有し、
前記コネクタカバー部からの前記第2の筒状部の長さが、前記コネクタカバー部からの前記第1の筒状部の長さよりも長い、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第1の筒状部の先端部が第1の締め付け部材によって締め付けられ、
前記第2の筒状部の先端部が第2の締め付け部材によって締め付けられている、
請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記コネクタカバー部が前記一側コネクタのコネクタハウジングに向かって第3の締め付け部材によって締め付けられている、
請求項3に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記第1のケーブルの他方の端部に設けられた他側コネクタを備え、
前記一側コネクタの取付対象が車両の車輪側に配置された車輪側制御装置であり、
前記他側コネクタの取付対象が車両の車体側に配置された車体側制御装置であり、
前記第2のケーブルが車輪の回転速度を検出する車輪速センサに接続される、
請求項2乃至4の何れか1項に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記カバー部材の自然状態において、前記第2の筒状部の先端部が前記車輪速センサに向かうように前記第2の筒状部が湾曲している、
請求項5に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記第2の筒状部の少なくとも一部が蛇腹構造を有している、
請求項5に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば車両における複数の接続対象を電気的に接続するために、複数のコネクタ及びケーブルを有するワイヤハーネスが用いられている。特許文献1に記載のワイヤハーネスは、一端が第1コネクタに接続されると共に他端が第2コネクタに接続される第1電線群と、一端が第1コネクタに接続されると共に第2コネクタ又は第2コネクタにされる接続相手の位置で第1電線群と分岐しつつ他端が第3コネクタに接続される第2電線群とを備えるワイヤハーネスが記載されている。第2コネクタと第3コネクタとの間の部分には、第2電線群を覆うように、コルゲートチューブや螺旋状に巻き付けられた粘着テープ等の外装材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6761398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように構成されたワイヤハーネスが例えば車両において車体側と車輪側との間にわたって配置される場合、タイヤによって跳ね上げられた飛び石等によるチッピングが発生しやすくなる。特許文献1に記載のものでは、外装材によって第2電線群が保護されているが、外装材としてコルゲートチューブを用いる場合、第2電線群の長手方向におけるコルゲートチューブの位置が定まらないと、チッピングが発生しやすい部位を適切に保護できないおそれがある。また、外装材として粘着テープを用いる場合には、粘着テープを螺旋状に巻き付ける作業の手間や、経時による粘着性の低下に起因する剥がれが問題となるおそれがある。
【0005】
そこで、本発明は、チッピング等による損傷を抑制することが可能なワイヤハーネスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決することを目的として、第1及び第2のケーブルと、前記第1のケーブルの一方の端部に設けられた一側コネクタと、前記第2のケーブルの少なくとも一部を前記一側コネクタの一部と共に覆うカバー部材とを備えた、ワイヤハーネスを提供する。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスによれば、チッピング等による損傷を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施の形態に係るワイヤハーネスが搭載された車両の構成例を示す概略構成図である。
(a)は、図1の部分拡大図である。(b)は、(a)カバー部材を二点鎖線で仮想的に示し、カバー部材の内部を実線で示す説明図である。
図3は、ワイヤハーネスの構成図である。
図4(a)は、図3のA-A線における断面図である。(b)は、図3のB-B線における断面図である。(c)は、図3のC-C線における断面図である。
カバー部材を単体で示す斜視図である。
第1のコネクタ及びその周辺の配線構成を示す説明図である。
カバー部材の変形例を示す斜視図である。
幹線ケーブル及び支線ケーブルの配線構造の変形例を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係るワイヤハーネス1が搭載された車両100の構成例を示す概略構成図である。車両100は、ホイール111及びタイヤ112を有する車輪11が懸架装置12によって車体10に対して支持されている。懸架装置12は、アッパアーム121、ロアアーム122、ダンパ123、及びサスペンションスプリング124を有して構成されている。アッパアーム121及びロアアーム122は、それぞれの一端部がナックル13に連結され、他端部が車体10に連結されている。
【0010】
ナックル13は、アッパアーム121及びダンパ123が連結される第1連結部131と、ロアアーム122が連結される第2連結部132と、電動ブレーキユニット16が取り付けられる取付部133とを有している。また、ナックル13には、車輪11を回転可能に支持するハブユニット14の外輪141が固定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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