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公開番号2025010381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024192843,2023514939
出願日2024-11-01,2021-09-03
発明の名称衣類処理装置
出願人エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド,LG ELECTRONICS INC.
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類D06F 25/00 20060101AFI20250109BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】この発明は衣類が収容されたドラムを回転させる駆動部が単独で占める体積と、前記ドラムの後方と前記キャビネットの背面パネルとの間の空間をコンパクトに配置できる衣類処理装置に関する。
【解決手段】衣類処理装置は、衣類を収容するためのドラムと、ドラムの外部に配置されてドラムの内部に熱風を供給する熱風供給部と、ドラムの後方に配置され、ドラムを回転させるための回転軸を含む駆動部と、を含み、ドラムは、前面に画定された投入口を有し、衣類を収容するための空間を提供するドラムボディと、ドラムボディの後端に結合されるドラム背面と、を含み、ドラム背面は、ドラムボディの外周面に結合されてドラムの背面を形成する背面ボディと、背面ボディの中央に陥没したシート部と、を含み、シート部の直径は、駆動部の少なくとも一部がシート部に収容されるように、駆動部の直径より大きい、ことを特徴とする。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
衣類を収容するためのドラムと、
前記ドラムの外部に配置されて前記ドラムの内部に熱風を供給する熱風供給部と、
前記ドラムの後方に配置された駆動部であって、前記駆動部は、前記ドラムを回転させるための回転軸を含む、駆動部と、を含み、
前記ドラムは、
前面に画定された投入口を有し、前記衣類を収容するための空間を提供するドラムボディと、
前記ドラムボディの後端に結合されるドラム背面と、を含み、
前記ドラム背面は、
前記ドラムボディの外周面に結合されて前記ドラムの背面を形成する背面ボディと、
前記背面ボディの中央に陥没したシート部と、を含み、
前記シート部の直径は、前記駆動部の少なくとも一部が前記シート部に収容されるように、前記駆動部の直径より大きい、衣類処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記駆動部は、
前記ドラムの後方に配置されて前記ドラムに動力を提供するモータ部と、
前記モータ部の前記動力を変換し、前記変換された動力を前記回転軸に伝達するための減速機と、を含み、
前記減速機は、前記シート部に少なくとも一部収容され且つ配置される、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項3】
前記減速機は、
前記モータ部により回転する駆動軸を回転自在に支持するための第1ハウジングと、
前記第1ハウジングに収容されて前記駆動軸のrpmを変換し、前記回転軸を回転させるギアボックスと、
前記第1ハウジングに結合されて前記ギアボックスを収容する第2ハウジングであって、前記第2ハウジングは、前記回転軸を回転自在に支持する、第2ハウジングと、を含み、
前記第2ハウジングは、前記シート部に少なくとも一部収容され且つ配置される、請求項2に記載の衣類処理装置。
【請求項4】
前記第2ハウジングは、
前記第1ハウジングに結合されて前記ギアボックスを収容するハウジングボディと、
前記ハウジングボディから延びて前記回転軸の一部を収容する延長ボディと、
前記延長ボディの長手方向に沿って一定距離離隔して前記回転軸を回転自在に支持する複数のベアリングと、を含み、
前記複数のベアリングの少なくとも1つが前記シート部に収容される、請求項3に記載の衣類処理装置。
【請求項5】
前記モータ部は、
前記減速機に結合されて回転磁場を発生させるステータと、
前記回転磁場により回転し、駆動軸を回転させるローターと、を含み、
前記ステータの少なくとも一部が前記シート部に収容され且つ配置される、請求項2に記載の衣類処理装置。
【請求項6】
前記背面ボディは、前記ステータの側面に配置される、請求項5に記載の衣類処理装置。
【請求項7】
前記回転軸の自由端を支持するためのブッシング部が前記シート部に結合される、請求項1に記載の衣類処理装置。
【請求項8】
前記シート部は、
前記ドラム背面から前記投入口に向かって陥没した収容面と、
前記収容面から延びて前記駆動部に対向する支持面と、
前記支持面の内周面に配置された設置面であって、前記ブッシング部が載せられ且つ前記設置面によって支持される、設置面と、を含み、
前記収容面は、前記駆動部の少なくとも一部を収容するように前記駆動部の直径よりも大きな直径を有する、請求項7に記載の衣類処理装置。
【請求項9】
前記設置面は、前記支持面から前記駆動部に向かって突出する、請求項8に記載の衣類処理装置。
【請求項10】
前記設置面は、前記支持面から前記収容面の陥没方向と反対の方向に陥没して前記収容面の内部に配置される、請求項8に記載の衣類処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は衣類処理装置に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
衣類処理装置は衣類に物理力を加えて衣類についた埃又は異物質を除去する装置であって、洗濯機、乾燥機、リフレッシャー(スタイラー)などを含む。
【0003】
洗濯機は衣類に水と洗剤を供給して衣類についた異物質を分離及び除去する洗濯工程を行う。
【0004】
乾燥機は排気式乾燥機又は循環式乾燥機に区分され、共通してヒーターにより高温の熱風を生産して衣類に露出させることにより衣類から水分を除去する乾燥行程を行う。
【0005】
最近、乾燥機は衣類に水を供給したり排水したりする構成を省略し、キャビネット内に水を収容するタブも省略して、集中的に乾燥行程を行うように構成されている。これにより、乾燥機内の構造を単純化し、衣類を収容するドラムに熱風を直接供給して乾燥効率を向上させることができる。
【0006】
かかる乾燥機は衣類を収容するドラムと、ドラムに熱風を供給する熱風供給部と、ドラムを回転させる駆動部を含む。これにより、乾燥機はドラム内に熱風を供給してドラムに収容された衣類を乾燥し、ドラムを回転させて衣類の表面を熱風に均一に露出させることができる。その結果、衣類の全表面が均一に熱風と接触して乾燥を完了することができる。
【0007】
一方、駆動部がドラムを回転するためには、キャビネット内に固定される必要がある。また駆動部はドラムに結合された回転軸を回転させる場合、回転軸と平行に結合される必要がある。しかし、乾燥機はキャビネット内に固定されたタブがないので、洗濯機のように駆動部をタブに固定することができないという限界がある。
【0008】
これを解決するために、駆動部をキャビネットの背面に固定する乾燥機が登場する。
【0009】
図1は駆動部がキャビネットの背面に結合した従来の乾燥機の構造を示す。
【0010】
この乾燥機は外観を形成するキャビネット1と、キャビネット1内に回転自在に設けられて衣類を収容するドラム2と、ドラム2を回転させる駆動部3を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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