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公開番号
2025009821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024065687
出願日
2024-04-15
発明の名称
構成部材の製造方法、構成部材、及び構成部材を備えたファン
出願人
ダイキン工業株式会社
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
F04D
29/32 20060101AFI20250109BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】多孔質部材が設けられる構成部材の製造を簡便化する。
【解決手段】所定の装置(20)の内部に形成される空気通路(S2)を構成すると共に該空気通路(S2)を流れる空気に接触する構成部材の製造方法であって、板状の多孔質部材(53)をフレーム部材(52)の内枠に固定することで多孔質部材(53)と前記フレーム部材(52)との組立体(51)を形成する第1工程と、組立体(51)を構成部材(41,62)の第1領域(R)に設けることで、組立体(51)と構成部材(41,62)とを一体化する第2工程とを含む。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の装置(20)の内部に形成される空気通路(S2)を構成すると共に該空気通路(S2)を流れる空気に接触する構成部材(41,62)の製造方法であって、
板状の多孔質部材(53)をフレーム部材(52)の内枠に固定することで前記多孔質部材(53)と前記フレーム部材(52)との組立体(51)を形成する第1工程と、
前記組立体(51)を前記構成部材(41,62)の第1領域(R)に設けることで、前記組立体(51)と前記構成部材(41,62)とを一体化する第2工程とを含む製造方法。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記フレーム部材(52)を前記第1領域(R)の形状に合うように形成させる第3工程をさらに含む
請求項1に記載の製造方法。
【請求項3】
前記第1領域(R)は、前記構成部材(41,62)に形成される開口であり、
前記第2工程は、前記組立体(51)を前記開口に固定する工程である
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項4】
前記第2工程は、インサート成形により前記組立体(51)と前記構成部材と一体化する工程である
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項5】
前記フレーム部材(52)は、前記多孔質部材(53)を、該多孔質部材(53)の両面側から挟み込むように構成される
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項6】
前記フレーム部材(52)は、前記多孔質部材(53)の外周縁を覆うように構成される
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項7】
前記フレーム部材(52)は、前記多孔質部材(53)の側面にのみ接するように形成される部分を有する
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項8】
前記フレーム部材(52)は、前記多孔質部材(53)の片面に固定されるように構成される
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項9】
前記フレーム部材(52)は、樹脂製である
請求項1または2に記載の製造方法。
【請求項10】
前記フレーム部材(52)を構成する材料は、前記構成部材(41)と同種の材料を有する
請求項9に記載の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、構成部材の製造方法、構成部材、及び構成部材を備えたファンに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
送風機の騒音対策として、プロペラファンの翼に多孔質部材を設けることが知られている。翼に多孔質部材を設けることで、翼の負圧力面からの空気の剥離が妨げられて騒音の発生が抑制される。特許文献1には、このような翼を有するプロペラファンの製造方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-12199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、翼面形状に合わせた金型に樹脂焼結材を充填して焼結することで多孔質部材を成形し、その後、射出成形により多孔質部材は翼と一体成形される。このように、多孔質部材を翼面形状に合うように焼結形成させる必要があるため、多孔質部材の製造に手間を要していた。
【0005】
本開示の目的は、多孔質部材が設けられる構成部材の製造を簡便化することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様は、
所定の装置(20)の内部に形成される空気通路(S2)を構成すると共に該空気通路(S2)を流れる空気に接触する構成部材の製造方法であって、
板状の多孔質部材(53)をフレーム部材(52)の内枠に固定することで前記多孔質部材(53)と前記フレーム部材(52)との組立体(51)を形成する第1工程と、
前記組立体(51)を前記構成部材(41,62)の第1領域(R)に設けることで、前記組立体(51)と前記構成部材(41,62)とを一体化する第2工程とを含む製造方法である。
【0007】
第1の態様では、板状の多孔質部材(53)を用いればよく、多孔質部材(53)を構成部材の第1領域(R)の形状に合うようにわざわざ形成する必要がない。このため構成部材の製造工数を削減できると共に、製造コストを抑えることができる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様において、
前記フレーム部材(52)を前記第1領域(R)の形状に合うように形成させる第3工程をさらに含む。
【0009】
第2の態様では、多孔質部材(53)を第1領域(R)に合うように加工するよりも、フレーム部材を第1領域(R)の形状に合うように加工する方が簡便であるため、構成部材を製造しやすくできるとともに、各構成部材の形状のばらつきを抑えることができる。
【0010】
第3の態様は、第1または第2の態様において、
前記第1領域(R)は、前記構成部材(41,62)に形成される開口であり、
前記第2工程は、前記組立体(51)を前記開口に固定する工程である。
(【0011】以降は省略されています)
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