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公開番号2025009188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2023112019
出願日2023-07-07
発明の名称シミ取り装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D06F 35/00 20060101AFI20250110BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】衣服の損耗を抑えることができるシミ取り装置を提供する。
【解決手段】液体400を連続流で噴射し、連続流を液滴化する、少なくとも1つのノズル孔を有するノズル10と、ノズル10が接続され、内部に液体400が流通する流路を有する把持部20と、液体400を加圧して流路に送液する加圧ポンプ200と、を備え、液滴401を洗濯物500に衝突させて洗濯物500のシミ501を落とす。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
液体を連続流で噴射し、前記連続流を液滴化する、少なくとも１つのノズル孔を有するノズルと、
前記ノズルが接続され、内部に前記液体が流通する流路を有する把持部と、
前記液体を加圧して前記流路に送液する加圧送液部と、
を備え、
前記液滴を洗濯物に衝突させて前記洗濯物のシミを落とす、シミ取り装置。
続きを表示（約 260 文字）【請求項２】
請求項１に記載のシミ取り装置であって、
前記シミ取り装置は、洗濯機に備えられており、
前記加圧送液部は、前記洗濯機に内蔵された内蔵ポンプである、シミ取り装置。
【請求項３】
請求項１に記載のシミ取り装置であって、
前記ノズル孔の孔径は、φ２０μｍ以上、φ８０μｍ以下である、シミ取り装置。
【請求項４】
請求項１に記載のシミ取り装置であって、
複数のノズル孔を備え、
前記複数のノズル孔は、円周状に配列される、シミ取り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、シミ取り装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、洗濯物に付着したカレーなどのシミを落とす洗濯機の構成が開示されている。この洗濯機は、洗濯兼脱水槽の内側面に循環水路カバーが設けられており、循環水路カバーの表面に凹凸が形成されている。洗濯物が攪拌されると、凹凸面との間に擦れが生じ、洗濯物に強い機械力が加わるため、洗濯物のシミを効率的に取り除くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１２６３５１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、特許文献１に記載の構成では、取り除きたいシミや汚れが洗濯物の一部であっても、洗濯物の全体に強い摩擦が生じるので、洗濯物の生地全体が傷む恐れがあるという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
シミ取り装置は、液体を連続流で噴射し、前記連続流を液滴化する、少なくとも１つのノズル孔を有するノズルと、前記ノズルが接続され、内部に前記液体が流通する流路を有する把持部と、前記液体を加圧して前記流路に送液する加圧送液部と、を備え、前記液滴を洗濯物に衝突させて前記洗濯物のシミを落とす。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
第１実施形態のシミ取り装置の構成を示す斜視図。
シミ取り装置のノズルの構成を示す斜視図。
シミ取り装置の構成を示す模式図。
第２実施形態の洗濯機の構成を示す斜視図。
変形例の洗濯機の構成を示す模式図。
変形例のシミ取り器の構成を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【０００７】
まず、図１及び図２を参照しながら、第１実施形態のシミ取り装置１０００の構成を説明する。
【０００８】
図１に示すように、シミ取り装置１０００は、シミ取り器１００と、加圧送液部としての加圧ポンプ２００と、液体供給部３００と、を備えている。シミ取り装置１０００は、液滴４０１を洗濯物５００に衝突させて、洗濯物５００のシミ５０１を落とす。
【０００９】
シミ取り器１００は、液体４００を噴射するノズル１０と、ノズル１０が接続された把持部２０と、を備えている。図２に示すように、ノズル１０は、液体４００を連続流で噴射し、連続流を液滴化する、少なくとも１つのノズル孔１１を有する。
【００１０】
加圧ポンプ２００は、液体４００を加圧して流路に送液する。液体供給部３００には、液体、例えば、水が貯留されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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