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公開番号
2025005946
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106410
出願日
2023-06-28
発明の名称
肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤
出願人
学校法人 岩手医科大学
代理人
個人
主分類
A61K
31/381 20060101AFI20250109BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】脂肪細胞による熱産生を促進させることができる成分を有効成分とする、肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤を提供すること。
【解決手段】下記の一般式(1)で表される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とする。
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[式中、R
1
、R
5
、R
6
は同一または異なって炭素数1~6のアルキル基を示す。R
2
、R
3
、R
4
は同一または異なって水素原子またはアセチル基を示す。]
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
下記の一般式(1)で表される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とする、肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤。
TIFF
2025005946000008.tif
51
150
[式中、R
1
、R
5
、R
6
は同一または異なって炭素数1~6のアルキル基を示す。R
2
、R
3
、R
4
は同一または異なって水素原子またはアセチル基を示す。]
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
下記の一般式(1)で表される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とする、脱共役タンパク質1の発現誘導剤。
TIFF
2025005946000009.tif
51
150
[式中、R
1
、R
5
、R
6
は同一または異なって炭素数1~6のアルキル基を示す。R
2
、R
3
、R
4
は同一または異なって水素原子またはアセチル基を示す。]
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
肥満やメタボリックシンドロームを患う患者は、全世界的に増加していることは周知の通りである。しかしながら、肥満やメタボリックシンドロームの予防法や治療法は未だ確立されていないことから、その研究開発が国内外を問わず盛んに行われているが、近年、脂肪細胞による熱産生を促進させることによって肥満やメタボリックシンドロームを予防したり治療したりする方法が注目されている。脂肪細胞は、白色脂肪細胞(White adipocytes)と、褐色脂肪細胞(Brown adipocytes)の2種類に大別され、前者は、余剰なエネルギーを脂肪として蓄え、エネルギーの必要時に蓄えられた脂肪を放出する機能を有しており、後者は、脱共役タンパク質1(Uncoupling protein 1:UCP1)を強く発現し、蓄えられた脂肪を分解して熱を産生する機能を有している。褐色脂肪細胞は、ヒト成人では皮下脂肪組織などに散在的に存在することからベージュ脂肪細胞と呼ばれ、全身の代謝を規定していることが近年の研究によって明らかになってきており、例えば、褐色脂肪細胞が多いヒトは、基礎代謝が高く太りにくい体質であることや、加齢に伴う褐色脂肪細胞の活性の低下によって太りやすい体質になることが知られている。従って、褐色脂肪細胞におけるUCP1の発現を亢進させることなどによって脂肪細胞による熱産生を促進させることができれば、肥満やメタボリックシンドロームの予防や治療に貢献し、ひいては、糖尿病、脂質異常症、高血圧、高尿酸血症、冠動脈疾患、脳梗塞、非アルコール性脂肪性肝疾患、月経異常・不妊、閉塞性睡眠無呼吸症候群、運動器疾患、肥満関連腎臓病といった肥満やメタボリックシンドロームが関連する多様な健康障害の予防や治療にも寄与することが期待される。
【0003】
以上のような観点から、脂肪細胞による熱産生を促進させることができる成分の探索が既に行われており、例えば特許文献1では、コハク酸、グルコン酸、2-ケト-D-グルコン酸などが、脂肪細胞による熱産生を促進させる作用を有することが報告されている。しかしながら、脂肪細胞による熱産生を促進させることができる新たな成分の探索は、今なお意義深い状況にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-193508公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで本発明は、脂肪細胞による熱産生を促進させることができる成分を有効成分とする、肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記の点に鑑みて鋭意検討を行った結果、下記の化学構造式で表される化合物が、褐色脂肪組織におけるUCP1の発現を誘導することなどによって脂肪細胞による熱産生を促進させる作用を有することを見出した。
【0007】
TIFF
2025005946000002.tif
46
150
【0008】
上記の知見に基づいてなされた本発明の肥満および/またはメタボリックシンドロームの予防および/または治療剤は、請求項1記載の通り、下記の一般式(1)で表される化合物またはその薬学的に許容される塩を有効成分とする。
【0009】
TIFF
2025005946000003.tif
51
150
【0010】
[式中、R
1
、R
5
、R
6
は同一または異なって炭素数1~6のアルキル基を示す。R
2
、R
3
、R
4
は同一または異なって水素原子またはアセチル基を示す。]
(【0011】以降は省略されています)
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