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公開番号
2025003938
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-14
出願番号
2024097248
出願日
2024-06-17
発明の名称
スピン軌道-スピン軌道ロジック
出願人
国立大学法人東京科学大学
,
ウェスタン デジタル テクノロジーズ インコーポレーテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10D
48/40 20250101AFI20250106BHJP()
要約
【課題】スピン軌道-スピン軌道(SO-SO)ロジックセルを利用する集積回路を提供する。
【解決手段】集積回路は、複数のSO-SOロジックセル250を備え、各SO-SOロジックセルは、第1スピン軌道トルク(SOT1)層204と、第2スピン軌道トルク(SOT2)層214と、SOT1層とSOT2層との間に配置された強磁性層(FM)208と、を備える。各SO-SOロジックセルは、SOT1層の平面の面内にある第1電流経路I
input
と、SOT2層の平面に対して垂直である第2電流経路I
supply
と、を備え、第2電流経路は強磁性層に延びる。集積回路はさらに、各SOTデバイスに接続された共通の電圧源と、複数のSOTデバイスの隣接するSOTデバイスの間に配置され、隣接するSOTデバイス同士を接続する1つまたは複数の相互接続を備える。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
デバイスであって、
第1スピン軌道トルク(SOT1)層と、
第2スピン軌道トルク(SOT2)層と、
前記SOT1層と前記SOT2層との間に配置された強磁性層と、を備え、
前記デバイスは、前記SOT1層の平面の面内にある第1電流経路と、強磁性層に延びるように構成された、前記SOT2層の平面に対して垂直な第2電流経路と、のために構成される、
デバイス。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記デバイスは、さらに、前記第1電流経路において入力電流を受けるように構成され、
前記SOT1層は、前記入力電流による前記強磁性層の磁化方向に影響を与えるように構成されている、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記デバイスは、さらに、前記第2電流経路において供給電流を受け、前記SOT2層を介して、前記強磁性層の磁化方向に応答する出力電流を生成するように構成されている、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項4】
前記強磁性層と前記SOT2層との間に配置されたMgO層をさらに備える、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項5】
約8nmから約20nmの間の幅を有する、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記SOT1層および前記SOT2層は、それぞれ個別にアンドープBiSbを含む、
請求項1のデバイス。
【請求項7】
前記SOT1層および前記SOT2層が、それぞれ個別にドープされたBiSbXからなり、ドーパントは、約10at.%未満であり、
Xは、B、N、Al、Si、Ti、V、Ni、Cu、Ge、Y、Zr、Ru、Mo、Ag、Hf、Re、W、およびIrからなる群から選択される材料である、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項8】
前記第1SOT層および前記第2SOT層は、それぞれ個別に(012)配向を有する、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項9】
前記第1SOT層および前記第2SOT層は、それぞれ個別にYPtBiを含む、
請求項1に記載のデバイス。
【請求項10】
請求項1に記載のデバイスを含む、
集積回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、2023年6月15日に出願された米国仮特許出願63/521,306の利益を主張するものであり、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
本開示の実施形態は、一般に、スピン軌道-スピン軌道ロジックを利用する集積回路に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術の説明
過去数十年にわたり、集積回路における機能の微細化は、成長し続ける半導体産業の原動力となってきた。微細化により、半導体チップの限られた領域で機能ユニットの集積度を高めることができる。例えば、トランジスタ・サイズの縮小は、チップ上にメモリデバイスやロジックデバイスの数を増やすことを可能にし、大容量製品の製造に貢献する。
【0004】
磁気電気スピン軌道(MESO:Magneto Electric Spin Orbital)構造は、例えば相補型金属-酸化膜半導体(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)トランジスタに比べてスイッチングに必要な電圧が少なくとも10倍低く、エネルギー効率がはるかに高いため、新しい論理素子として最近提案され、使用されている。しかしながら、MESO構造は製造が難しく、適切なバイアスをかけるのも難しい。MESO構造のバイアスが不適切な場合、デバイスの各部分間で電流と電圧を制御することができない。
【0005】
さらに、MESO構造は入力と出力とで異なるメカニズムを使用する。入力段は磁気電気効果の素子、典型的にはBiFeO
3
のようなマルチフェロイック材料を用いて電荷からスピンへの変換を行い、出力段は逆スピンホール効果のようなスピン軌道結合を用いてスピンから電荷への変換を行う。したがって、入力段と出力段とを分離する必要があり、MESOはより大きな面積を消費する。
【0006】
さらに、入力段のマルチフェロイック材料であるBiFeO
3
は、強誘電極性のスイッチングしきい値電圧のバラツキが大きい。例えば、厚さ20nmのBiFeO
3
層は、スイッチング電圧が0.15Vから1.5Vまでバラツキがある。ウェーハスケールでのスイッチングしきい値電圧のこのような大きな変動は、集積回路には好ましくない。
【0007】
そのため、当技術分野では半導体ロジックの改良が求められている。
【発明の概要】
【0008】
本開示は、一般に、スピン軌道-スピン軌道(Spinorbit-Spinorbitであり、以下「SO-SO」と省略する。)ロジックを利用する集積回路に関する。集積回路は、複数のSO-SOロジックセルを備え、各SO-SOロジックセルは、第1スピン軌道トルク(SOT1)層と、第2スピン軌道トルク(SOT2)層と、SOT1層とSOT2層との間に配置された強磁性層とを備える。各SO-SOロジックセルは、SOT1層の平面の面内にある第1電流経路と、SOT2層の平面に対して垂直である第2電流経路と、のために構成され、第2電流経路は強磁性層に延びるように構成される。集積回路はさらに、各SOTデバイスに接続された共通の電圧源と、複数のSOTデバイスの隣接するSOTデバイスの間に配置された1つまたは複数の相互接続とを備え、1つまたは複数の相互接続は、隣接するSOTデバイス同士を接続する。
【0009】
一実施形態では、デバイスは、第1スピン軌道トルク(SOT1)層と、第2スピン軌道トルク(SOT2)層と、SOT1層とSOT2層との間に配置された強磁性層と、を備え、デバイスは、SOT1層の平面の面内にある第1電流経路と、SOT2層の平面に対して垂直である第2電流経路と、を有するように構成され、第2電流経路は、強磁性層に延びるように構成される。
【0010】
別の実施形態では、集積回路(IC)は、第1スピン軌道トルク層と、第1出力端子に結合された第2スピン軌道トルク層と、第1スピン軌道トルク層と第2スピン軌道トルク層との間に配置された強磁性層と、を備える第1スピン軌道トルク(SOT)デバイスと、第1入力端子に結合された第1スピン軌道トルク層と、第2スピン軌道トルク層と、第1スピン軌道トルク層と第2スピン軌道トルク層との間に配置された強磁性層と、備える第2SOTデバイスと、第1SOTデバイスの第1出力端子と第2SOTデバイスの第1入力端子との間に配置された第1相互接続とを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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