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公開番号
2025002427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-09
出願番号
2023102599
出願日
2023-06-22
発明の名称
顔認証なりすまし防止の方法、システム
出願人
株式会社ディジタル
代理人
主分類
G06F
21/32 20130101AFI20241226BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オンライン会議は、映像と音声でコミュニケーションを取ることを前提に設計されているが、オンライン会議ソフトウェアでは映像をオフにする顔出しなしの設定がオンライン参加端末装置によって設定でき、なりすましなど不正が可能となり、教育機関のオンライン授業における受講者のなりすましによる替え玉出席、企業等のオンライン会議における会議参加者のなりすまし参加を防止することを課題とするものである。
【解決手段】本発明は、端末装置は顔画像仮想部によりオンライン参加者がオンライン会議ソフトウェアでは映像をオフにする顔出しなしの設定をしても認証許容条件を満たし、複数のオンライン参加者を予め登録した登録顔認証情報を記憶する顔認証情報記憶部と取得された前記取得顔認証情報に基づいて、前記複数のオンライン参加者から一人を認証し、認証を満足する場合に前記認証を許容する認証処理部を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のオンライン参加者を予め登録した登録顔認証情報を記憶する登録顔認証情報記憶部と、前記複数のオンライン参加者の各々に対応して、認証処理を許容する顔認証記憶部と、オンライン参加者から取得顔認証情報を取得する顔認証情報取得部からなるオンライン参加者端末装置と、記憶された前記登録顔認証情報、及び、取得された前記取得顔認証情報に基づいて、前記複数のオンライン参加者から一人を認証し、一致する場合に前記認証を許容する認証処理部からなる顔認証サーバと、オンライン参加者端末と顔認証サーバを中継する認証管理サーバを備えることを特徴とする顔認証なりすまし防止システム。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記顔認証サーバは、通信ネットワークに接続されたサーバ上に複数のオンライン参加者を予め登録した登録顔認証情報を記憶する顔認証情報記憶部と、前記複数のオンライン参加者の各々に対応して、認証を許容する顔画像処理装置と、端末装置上にオンライン参加者から取得顔認証情報を取得する顔認証取得部を備えることを特徴とする方法。
【請求項3】
前記オンライン参加者端末装置は、少なくともモニターと、入力装置と、スピーカーと、WEBカメラを備えており、オンライン参加者がオンライン会議ソフトウェアを使用して受講若しくは会議を開始する際に、オンライン参加者がオンライン会議ソフトウェアの映像をオフにする顔出しなしの設定するか否か関係なく画像仮想部によりオンライン参加者の顔画像が取得できる顔画像仮想部を備えることを特徴とする方法。
【請求項4】
前記オンライン参加者端末装置は、オンライン会議ソフトウェアを使用して受講若しくは会議を開始する以外にも受講中若しくは会議中であってもランダムな時間に顔認証の処理ができることを特徴とする方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、教育機関におけるオンライン授業、又は企業におけるオンライン会議においてWEB利用時における参加者のなりすまし等不正を防止することができる方法、システムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、オンライン授業やオンライン会議の実施において、オンライン参加者が所定の場所に足を運び授業や会議を受ける従来の対面方式とは別に、インターネット環境のもと、参加者側の環境で授業又は会議に参加を可能とするオンライン会議が実施されるようになってきている。
【0003】
一方、上記オンライン会議においては、オンライン参加者が顔出しなしの設定ができ参加者本人を確認することが困難であるため、容易になりすまし等の不正行為を行うことが可能となり、厳正な出欠管理や関係者のみでの会議を行うことが困難であるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-157649号公報
特開2022-23406号公報
特開2022-31184号公報
特開2023-52914号公報
特開2023-7008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
発明が解決しようとする課題は、オンライン会議においては、映像と音声でコミュニケーションを取ることを前提に設計されているが、オンライン会議ソフトウェアでは映像をオフにする顔出しなしの設定が端末オンライン参加者によって設定でき、なりすましなど不正が可能とすることを課題とするものである。
【0006】
例えば、教育機関のオンライン授業における受講者のなりすましによる出欠管理を簡便かつ確実に行うことができ、さらに、受講者の替え玉出席を防止することが可能なオンライン授業システムを提供することを課題とするものである。
【0007】
また、企業等のオンライン会議における会議参加者の監視を簡便かつ確実に行うことができ、さらに、参加者のなりすまし参加を防止することが可能なオンライン会議システムを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、顔認証サーバ上に複数のオンライン参加者を予め登録した登録顔認証情報を記憶する顔認証情報記憶部と、前記複数のオンライン参加者の各々に対応して、認証を許容する顔画像処理装置と、端末装置上にオンライン参加者の顔認証情報を取得する顔画像取得部を備えることを特徴とする顔認証なりすまし防止の方法、システムである。
【0009】
また、本発明は、上記発明において、端末装置は顔画像仮想部によりオンライン参加者がオンライン会議ソフトウェアでは映像をオフにする顔出しなしの設定をしても認証許容条件を満たすことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、複数のオンライン参加者を予め登録した登録顔認証情報を記憶する登録顔認証情報記憶部と取得された前記取得顔認証情報に基づいて、前記複数のオンライン参加者から一人を認証し、認証を満足する場合に前記認証を許容する顔認証処理装置とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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