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公開番号2024178258
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2024159887,2023541401
出願日2024-09-17,2022-07-28
発明の名称ロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A23L 33/10 20160101AFI20241217BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】運動器の障害により移動機能の低下をきたし、介護が必要な状態となるリスクが高まるロコモティブシンドロームの予防又は改善用組成物を提供する。
【解決手段】フィコシアニンを含有する、ロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物とする。さらにN-アセチルグルコサミン、コンドロイチン、ボスウェリアセラータ抽出物、ヒアルロン酸、コラーゲンからなる群から選択される1種以上を含有することが好ましい。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
フィコシアニンを含有する、ロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
さらにN-アセチルグルコサミン、コンドロイチン、ボスウェリアセラータ抽出物、ヒアルロン酸、コラーゲンからなる群から選択される1種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
【請求項3】
関節痛抑制用組成物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
【請求項4】
移動機能低下抑制用組成物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
【請求項5】
食品組成物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運動器の障害により移動機能の低下をきたし、介護が必要な状態となるリスクが高まるロコモティブシンドロームの予防又は改善用組成物に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、社会の高齢化に伴い、特定保健用食品をはじめとした様々な機能性を有する健康食品が注目され、医薬品に頼らない健康増進、健康維持の選択肢として市場が拡大している。このトレンドにおいて、消費者ニーズは細分化され、様々な機能性を訴求する健康食品が開発されている。とりわけ加齢に伴い、筋肉、骨、神経といった運動器の機能が減衰することで歩行能力が低下し、日常生活に支障をきたすロコモティブシンドローム、さらには健康障害を起こすまでに症状が進行したフレイル等、高齢者の行動活性を低下させる症状を軽減できる製品の開発が求められている。
【0003】
ここで、スピルリナ(スピルリナ抽出物)には、スピルリナ由来のフィコシアニンに膵リパーゼ等のリパーゼの活性を阻害する作用があるとして、フィコシアニンを有効成分とするリパーゼ活性阻害剤が報告されている(特許文献1参照)。また、スピルリナ由来のフィコシアニンが大豆蛋白質よりも高い血清脂質改善作用を有するとして、フィコシアニンを有効成分とする血清脂質低下剤が報告されている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-359638号公報
特開2003-137805号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしスピルリナ又はフィコシアニンを含有する組成物を経口摂取することにより、ロコモティブシンドロームの進行が緩和されること、移動機能の維持・改善効果が得られることは知られていなかった。
【0006】
本発明は、日常的に継続して経口摂取することができる、ロコモティブシンドロームを予防、症状の進行を改善・緩和し、移動機能の維持・改善効果が得られる組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、スピルリナ及びフィコシアニンに、関節への効果及び移動機能改善効果があることが確認されたことからロコモティブシンドローム予防、改善効果を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の態様を包含するものである。
[1]スピルリナ又はフィコシアニンのいずれか1種以上を含有する、ロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
[2]さらにN-アセチルグルコサミン、コンドロイチン、ボスウェリアセラータ抽出物、ヒアルロン酸、コラーゲンからなる群から選択される1種以上を含有することを特徴とする[1]に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
[3]関節痛抑制用組成物であることを特徴とする[1]又は[2]に記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
[4]移動機能低下抑制用組成物であることを特徴とする[1]~[3]のいずれかに記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
[5]食品組成物であることを特徴とする[1]~[4]のいずれかに記載のロコモティブシンドローム予防又は改善用組成物。
【0009】
本発明によれば、日常的に継続して経口摂取することができる、ロコモティブシンドロームを改善、症状の進行を緩和、予防し、移動機能の維持・改善効果を有する組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態に係る組成物について詳細に説明するが、以下に記載する構成要件の説明は、本発明の一実施態様としての一例であり、これらの内容に特定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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