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公開番号2024177940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-24
出願番号2023096363
出願日2023-06-12
発明の名称センサ装置
出願人ホシデン株式会社
代理人弁理士法人R&C
主分類G01D 5/12 20060101AFI20241217BHJP(測定;試験)
要約【課題】精度の低下を抑制するセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサ装置100は、目盛板G16の目盛が付された目盛面G16aと直交する軸部材G17の軸心AXを中心として指針G14と共に回動する磁石G18と、目盛板G16、指針G14及び磁石G18を覆う透明板G15とを有する計器G1の計測値を取得する。センサ装置100は、軸心AXに沿う軸心方向Z視において軸心AXと重なるように配置され、磁石G18の位置情報を取得するセンサ部21を有し、位置情報に基づいて計測値を取得するセンサ装置本体D1と、センサ装置本体D1を計器G1に取り付けるための取り付け部A1と、を備え、取り付け部A1は、軸心方向Z視においてセンサ部21と重ならないように透明板G15に固定される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
目盛板の目盛が付された目盛面と直交する軸部材の軸心を中心として指針と共に回動する磁石と、前記目盛板、前記指針及び前記磁石を覆う透明板とを有する計器の計測値を取得するセンサ装置であって、
前記軸心に沿う軸心方向視において前記軸心と重なるように配置され、前記磁石の位置情報を取得するセンサ部を有し、前記位置情報に基づいて前記計測値を取得するセンサ装置本体と、
前記センサ装置本体を前記計器に取り付けるための取り付け部と、を備え、
前記取り付け部は、前記軸心方向視において前記センサ部と重ならないように前記透明板に固定されるセンサ装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記取り付け部は、
前記透明板と対向する対向部と、
前記対向部を基端とし、前記軸心に沿う軸心方向に沿って前記センサ装置本体から離れる方向へ突出する突出部と、を有し、
前記突出部を前記透明板に溶着することにより、前記取り付け部が前記透明板に固定される請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記センサ装置本体は、前記センサ部を収容する本体ケースを更に有し、
前記本体ケースは、前記軸心に沿う軸心方向における一方が開放する第1空間を含み、
前記取り付け部は、前記本体ケースと別体に構成され、少なくとも一部が前記第1空間に収容される請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記本体ケースは、前記センサ部を収容する第2空間を更に含み、
前記第1空間と前記第2空間とは分離されている請求項3に記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記センサ装置本体は、前記センサ部を収容する本体ケースを更に有し、
前記取り付け部は、
前記本体ケースと別体に構成され、
前記軸心に沿う軸心方向において前記本体ケースに外嵌する嵌合部を更に有し、
前記本体ケースは、
前記嵌合部に嵌合される被嵌合部を含む請求項1又は2に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記センサ装置本体は、前記透明板と対向する本体対向部を含み、前記センサ部を収容する本体ケースを更に有し、
前記取り付け部は、前記本体ケースと一体に構成され、前記本体対向部よりも突出する取り付け軸を含み、
前記取り付け軸が、前記透明板を貫通する貫通孔に嵌合することにより、前記本体ケースが前記透明板に固定される請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記センサ装置本体は、前記センサ部に供給する電気を生成する電池を収容する電池ケースを更に有し、
前記電池ケースは、前記本体ケースと分離可能であって、前記本体ケースの前記透明板から遠い側に配置される請求項3又は4に記載のセンサ装置。
【請求項8】
前記センサ部は、磁気センサを含む請求項1又は2に記載のセンサ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、製造工場では自動化が進み、製品の組み立て、製品の検査等を行う装置としてロボット(ロボット装置)の利用が増加しつつある。このようなロボット装置には、ロボット装置の稼働状態を監視するための計器が多く取り付けられており、例えば、指針が指し示す目盛が作業者によって読み取られることによりロボット装置の稼働状況が監視される。しかしながら、計器は、工場に多数分散されて配置されることが多く、人手によって複数の計器の計測値を1つ1つ読み取る作業は煩雑である。このような課題を解決する技術として、特許文献1には、作業者の人手を介することなく、多数の計器からデータを収集し、外部機器へ送信する計器用センサが開示されている。この計器用センサは、計器の透明カバーに両面テープによって取り付けられ、計器用センサが備える撮影器が撮影した指針の画像を画像解析部が解析して指針の角度を取得し、指針の角度又はそれに応じた値のデータを外部機器へ送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-32602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示される計器用センサのように、両面テープによって計器に取り付けられると、計器との間に両面テープが介在して、センサの精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこで、センサの精度の低下を抑制するセンサ装置が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るセンサ装置の特徴構成は、目盛板の目盛が付された目盛面と直交する軸部材の軸心を中心として指針と共に回動する磁石と、前記目盛板、前記指針及び前記磁石を覆う透明板とを有する計器の計測値を取得するセンサ装置であって、前記軸心に沿う軸心方向視において前記軸心と重なるように配置され、前記磁石の位置情報を取得するセンサ部を有し、前記位置情報に基づいて前記計測値を取得するセンサ装置本体と、前記センサ装置本体を前記計器に取り付けるための取り付け部と、を備え、前記取り付け部は、前記軸心方向視において前記センサ部と重ならないように前記透明板に固定される点にある。
【0007】
このような特徴構成とすれば、取り付け部がセンサ部と軸心方向視で重ならないため、センサ部を磁石に近付けることができる。また、取り付け部の寸法精度及び取り付け状態のバラツキの少なくとも一方によるセンサ部と磁石との間の距離のバラツキを低減できる。したがって、センサ部の精度の低下を抑制することができる。
【0008】
また、前記取り付け部は、前記透明板と対向する対向部と、前記対向部を基端とし、前記軸心に沿う軸心方向に沿って前記センサ装置本体から離れる方向へ突出する突出部と、を有し、前記突出部を前記透明板に溶着することにより、前記取り付け部が前記透明板に固定されると好適である。
【0009】
このような構成とすれば、突出部が溶着されることによって透明板に取り付け部が固定されるため、センサ装置本体の計器への取り付けに両面テープ、接着剤等の別資材を用いる必要がなくなる。
【0010】
また、前記センサ装置本体は、前記センサ部を収容する本体ケースを更に有し、前記本体ケースは、前記軸心に沿う軸心方向における一方が開放する第1空間を含み、前記取り付け部は、前記本体ケースと別体に構成され、少なくとも一部が前記第1空間に収容されると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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