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公開番号2024175118
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2024163586,2020110209
出願日2024-09-20,2020-06-26
発明の名称タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人WisePlus
主分類C08L 9/06 20060101AFI20241210BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】耐摩耗性を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供する。
【解決手段】スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、カーボンブラック及びシリカを含む充填剤と、シランカップリング剤と、カルシウム化合物とを含有し、前記ゴム成分100質量%中、前記スチレンブタジエンゴムの含有量が60質量%以上であり、前記ゴム成分の含有量≦前記充填剤の含有量であり、前記シランカップリング剤がメルカプト系シランカップリング剤であり、前記カーボンブラックの含有量≧前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項１】
スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、カーボンブラック及びシリカを含む充填剤と、シランカップリング剤と、カルシウム化合物とを含有し、
前記ゴム成分１００質量％中、前記スチレンブタジエンゴムの含有量が６０質量％以上であり、
前記ゴム成分の含有量≦前記充填剤の含有量であり、
前記シランカップリング剤がメルカプト系シランカップリング剤であり、
前記カーボンブラックの含有量≧前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であるタイヤ用ゴム組成物。
続きを表示（約 490 文字）【請求項２】
樹脂を含有する請求項１記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項３】
ジアルキルジチオリン酸化合物を含有する請求項１又は２記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項４】
ブタジエンゴムを含有し、
前記ブタジエンゴムのシス量が９０質量％以下である請求項１～３のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項５】
ジベンジルアミン化合物を含有する請求項１～４のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項６】
イソプレン系ゴム及び樹脂を含有し、
前記イソプレン系ゴムの含有量≦前記樹脂の含有量である請求項１～５のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項７】
シクロペンタジエン系樹脂を含有する請求項１～６のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項８】
前記シリカの平均粒子径が１６ｎｍ以下である請求項１～７のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項９】
請求項１～８のいずれかに記載のゴム組成物を用いたトレッドを有するタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示（約 820 文字）【背景技術】
【０００２】
従来より、耐摩耗性を改善する手法が種々検討されている（例えば、特許文献１参照）。しかしながら、近年では、耐摩耗性の更なる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－１４１４０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、前記課題を解決し、耐摩耗性を改善できるタイヤ用ゴム組成物及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明は、スチレンブタジエンゴムを含むゴム成分と、カーボンブラック及びシリカを含む充填剤と、シランカップリング剤と、カルシウム化合物とを含有し、前記ゴム成分１００質量％中、前記スチレンブタジエンゴムの含有量が６０質量％以上であり、前記ゴム成分の含有量≦前記充填剤の含有量であり、前記シランカップリング剤がメルカプト系シランカップリング剤であり、前記カーボンブラックの含有量≧前記カルシウム化合物のカルシウム元素換算含有量であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【０００６】
前記ゴム組成物は、樹脂を含有することが好ましい。
【０００７】
前記ゴム組成物は、ジアルキルジチオリン酸化合物を含有することが好ましい。
【０００８】
前記ゴム組成物がブタジエンゴムを含有し、前記ブタジエンゴムのシス量が９０質量％以下であることが好ましい。
【０００９】
前記ゴム組成物は、ジベンジルアミン化合物を含有することが好ましい。
【００１０】
前記ゴム組成物は、イソプレン系ゴム及び樹脂を含有し、前記イソプレン系ゴムの含有量≦前記樹脂の含有量であることが好ましい。
（【００１１】以降は省略されています）

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