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公開番号2024173234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091523
出願日2023-06-02
発明の名称データ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理システム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06F 16/907 20190101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約【課題】お墨付きグラフの生成時間を短縮するデータ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】データ処理プログラムは、インターネット上のデータの確からしさにお墨付きを与えるお墨付きデータのつながりをグラフ化したお墨付きグラフの生成が要求された場合に、前記お墨付きグラフの生成を要求する前記データの閲覧者の端末から、前記閲覧者が信頼する前記お墨付きデータの発行体を定義したリストを取得し、前記リストに基づいて決定した前記お墨付きグラフの一部又は全部をキャッシュする、処理をコンピュータに実行させる。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
インターネット上のデータの確からしさにお墨付きを与えるお墨付きデータのつながりをグラフ化したお墨付きグラフの生成が要求された場合に、前記お墨付きグラフの生成を要求する前記データの閲覧者の端末から、前記閲覧者が信頼する前記お墨付きデータの発行体を定義したリストを取得し、
前記リストに基づいて決定した前記お墨付きグラフの一部又は全部をキャッシュする、
処理をコンピュータに実行させるためのデータ処理プログラム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記リストに出現する前記発行体の出現頻度の統計を表す統計情報を生成し、
前記統計情報に基づいて決定した前記お墨付きグラフの一部をキャッシュする、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理プログラム。
【請求項3】
前記出現頻度と所定の重みとに基づいて、前記発行体に該発行体の信頼度を表す得点を付与し、
前記得点の大きさに基づいて、設定数の前記発行体を含む前記お墨付きグラフをキャッシュする、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載のデータ処理プログラム。
【請求項4】
前記閲覧者の前記端末から取得した前記リストにおける前記出現頻度と第1の重みとに基づいて、前記発行体に該発行体の信頼度を表す第1の得点を付与し、
分野が共通する前記データへの前記お墨付きグラフに対する前記リストにおける前記出現頻度と第2の重みとに基づいて、前記発行体に前記信頼度を表す第2の得点を付与し、
前記第1の得点と前記第2の得点の合計得点を算出し、
前記合計得点の大きさに基づいて、設定数の前記発行体を含む前記お墨付きグラフをキャッシュする、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項2に記載のデータ処理プログラム。
【請求項5】
キャッシュした前記お墨付きグラフに基づいて、前記お墨付きデータを並列的に収集する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理プログラム。
【請求項6】
インターネット上のデータの確からしさにお墨付きを与えるお墨付きデータのつながりをグラフ化したお墨付きグラフの生成が要求された場合に、前記お墨付きグラフの生成を要求する前記データの閲覧者の端末から、前記閲覧者が信頼する前記お墨付きデータの発行体を定義したリストを取得する取得部と、
前記リストに基づいて決定した前記お墨付きグラフの一部又は全部をキャッシュするキャッシュ部と、
を有するデータ処理装置。
【請求項7】
インターネット上のデータの確からしさにお墨付きを与えるお墨付きデータのつながりをグラフ化したお墨付きグラフの生成を要求する前記データの閲覧者の端末と、
前記お墨付きグラフの生成が要求された場合に、前記端末から、前記閲覧者が信頼する前記お墨付きデータの発行体を定義したリストを取得し、前記リストに基づいて決定した前記お墨付きグラフの一部又は全部をキャッシュするデータ処理装置と、
を有するデータ処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件は、データ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
インターネット上に発信(例えば投稿など)されたデータの中には、正しい内容のデータもあれば、いわゆる偽情報といった誤った内容のデータもある。このような偽情報に対する対策として、Trustable Internetと呼ばれるアーキテクチャが提案されている(例えば非特許文献1参照)。
【0003】
Trustable Internetでは、インターネット上のデータの確からしさにお墨付きを与えるお墨付きデータ(Endorsement Data)が利用される。お墨付きデータは、例えばお墨付きデータを発行した発行体の情報を含んでいる。発行体は個人や公的機関の場合もあれば、モノ(例えばセンサなど)の場合もある。Trustable Internetでは、インターネット上のデータにお墨付きデータが関連付けられることにより、データが表す内容の信頼性が高められている。
【0004】
また、Trustable Internetでは、データを起点とし、そのデータに関連付けられたお墨付きデータがどのような繋がりを有するかを有向グラフで表現したお墨付きグラフ(Endorsement Graph)が提供される。お墨付きグラフはTrustable Internetで利用されるサーバによってデータを閲覧する閲覧者の端末に提供される。閲覧者はサーバから提供されるお墨付きグラフを端末で確認することにより、お墨付きデータの繋がりを閲覧することができる。なお、有向グラフを利用するデータ処理システムには種々の種類が知られている(例えば特許文献1乃至3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-043258号公報
特表2023-503016号公報
米国特許出願公開第2015/0149484号明細書
【非特許文献】
【0006】
TIAL(Trusted Internet Architecture Lab), “Trustable Internet”, [online], 2022年10月13日, [令和5年4月18日検索], インターネット<URL:https://tial.sfc.keio.ac.jp/blob/Trustable_InternetホワイトペーパーV1.0.pdf>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、お墨付きグラフは閲覧者の端末からサーバに生成が要求された場合に、閲覧者の端末に提供される。例えば、閲覧者が端末を介してサーバに所定のデータに関連付けられたお墨付きグラフの生成を要求すると、サーバは所定のデータに関連付けられたお墨付きデータを収集してお墨付きグラフを生成し、閲覧者の端末に提供する。
【0008】
しかしながら、上述したように、お墨付きグラフはデータに関連付けられたお墨付きデータがどのような繋がりを有しているかを表現した有向グラフである。このため、サーバはデータに直接的に関連付けられた第1次のお墨付きデータを収集すると、次に、データに間接的に(言い換えれば、第1次のお墨付きデータに直接的に)関連付けられた第2次のお墨付きデータを収集する。このように、サーバはお墨付きデータを再帰的に収集する。そして、サーバは最終次のお墨付きデータを収集し終えることにより、お墨付きグラフを生成して閲覧者の端末に提供する。
【0009】
このように、サーバはお墨付きデータを再帰的に収集し、最終次のお墨付きデータを収集し終えてからお墨付きグラフを生成するため、お墨付きグラフの生成に時間を要するという課題がある。例えば、お墨付きデータを管理するサーバが世界中に点在していれば、1秒を超える通信遅延が発生する可能性があり、閲覧者にお墨付きグラフを迅速に提供できないおそれがある。
【0010】
そこで、1つの側面では、お墨付きグラフの生成時間を短縮するデータ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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