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公開番号
2025027554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132379
出願日
2023-08-15
発明の名称
通信制御装置及び基地局制御方法
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人フィールズ国際特許事務所
主分類
H04L
41/084 20220101AFI20250220BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】実行ファイルの送受信に伴うネットワークの負荷を抑制することを可能とする通信制御装置及び基地局制御方法を提供する。
【解決手段】管理装置から複数の仮想マシンが生成された物理マシン内の第1仮想マシンに対して第1ファイルの送信を行うことを示す送信通知を受信する受信部と、前記送信通知の受信に応じて、前記第1仮想マシンと同一の物理マシンに生成された第1仮想マシンとは異なる仮想マシンのいずれか1つである第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶しているか否かを判定する判定部と、前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していると判定した場合、前記第2仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信する送信部と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
管理装置から複数の仮想マシンが生成された物理マシン内の第1仮想マシンに対して第1ファイルの送信を行うことを示す送信通知を受信する受信部と、
前記送信通知の受信に応じて、前記第1仮想マシンと同一の前記物理マシンに生成された前記第1仮想マシンとは異なる仮想マシンのいずれか1つである第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶しているか否かを判定する判定部と、
前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していると判定した場合、前記第2仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信する送信部と、を有する、
ことを特徴とする通信制御装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記受信部は、前記管理装置から前記第1仮想マシンに送信された前記送信通知を前記第1仮想マシンから受信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項3】
請求項1において、
前記送信部は、前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していないと判定した場合、前記第1ファイルの送信を要求する送信要求を前記管理装置に送信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項4】
請求項1において、
前記送信部は、前記第2仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信した場合、前記第1ファイルが前記第1仮想マシンに記憶されたことを示す完了通知を前記管理装置に対して送信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項5】
請求項4において、
前記送信部は、前記第1仮想マシンに対して前記完了通知を送信し、
前記第1仮想マシンは、受信した前記完了通知を前記管理装置に送信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項6】
請求項1において、
前記判定部は、前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していないと判定した場合、前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンと異なる第3仮想マシンが前記第1ファイルを記憶しているか否かを判定し、
前記送信部は、前記第3仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していると判定した場合、前記第3仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項7】
請求項6において、
前記送信部は、前記第3仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していないと判定した場合、前記第1ファイルの送信を要求する送信要求を前記管理装置に送信する、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項8】
請求項1において、
前記管理装置と前記物理マシンは、ネットワークを介して互いに接続され、
前記物理マシン内の複数の前記仮想マシンのそれぞれは、仮想基地局を形成し、無線ユニットに接続される、
ことを特徴とする通信制御装置。
【請求項9】
管理装置から複数の仮想マシンが生成された物理マシン内の第1仮想マシンに対して第1ファイルの送信を行うことを示す送信通知を受信し、
前記送信通知の受信に応じて、前記第1仮想マシンと同一の前記物理マシンに生成された前記第1仮想マシンとは異なる仮想マシンのいずれか1つである第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶しているか否かを判定し、
前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していると判定した場合、前記第2仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする基地局制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信制御装置及び基地局制御方法に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
第5世代移動体通信(以下、単に5Gとも呼ぶ)の通信規格に対応する通信システム(以下、単に通信システムとも呼ぶ)において、基地局装置を制御するOPS(Operation System)は、例えば、基地局装置を構成するCU(Central Unit)やRU(Radio Unit)に対して実行ファイル(LM:Load Module)を送信する。そして、CUやRUは、例えば、OPSから受信した実行ファイルを実行することによって、端末装置との間の通信(無線通信)やコアネットワーク(CN:Core Network)との間における通信を行う(例えば、特許文献1乃至3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-319784号公報
特開2005-070987号公報
特開2011-141635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、近年では、例えば、単一の物理マシンであるMPCS(M Plane Client Server)に構築された複数の仮想マシン(VM:Virtual Machine)のそれぞれを用いることによって、MPCSにおいて複数の仮想的な基地局装置(以下、仮想基地局装置とも呼ぶ)を構築する場合がある。
【0005】
しかしながら、OPSは、この場合、例えば、複数の仮想基地局装置のそれぞれに対して実行ファイルを送信する必要がある。そのため、OPSとMPCSとの間におけるネットワークでは、例えば、送受信が行われる実行ファイルのデータ量が増大し、実行ファイル以外の通信データの送受信が制限される可能性がある。
【0006】
そこで、一つの側面では、本発明は、実行ファイルの送受信に伴うネットワークの負荷を抑制することを可能とする通信制御装置及び基地局制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施の形態の一態様における通信制御装置は、管理装置から複数の仮想マシンが生成された物理マシン内の第1仮想マシンに対して第1ファイルの送信を行うことを示す送信通知を受信する受信部と、前記送信通知の受信に応じて、前記第1仮想マシンと同一の前記物理マシンに生成された前記第1仮想マシンとは異なる仮想マシンのいずれか1つである第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶しているか否かを判定する判定部と、前記第2仮想マシンが前記第1ファイルを記憶していると判定した場合、前記第2仮想マシンが記憶している前記第1ファイルを前記第1仮想マシンに送信する送信部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
一つの側面によれば、実行ファイルの送受信に伴うネットワークの負荷を抑制することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、通信システム10の構成について説明する図である。
図2は、MPCS1のハードウエア構成を説明する図である。
図3は、OPS2のハードウエア構成を説明する図である。
図4は、第1の実施の形態におけるMPCS1の機能について説明する図である。
図5は、第1の実施の形態におけるMPCS1の機能について説明する図である。
図6は、第1の実施の形態におけるOPS2の機能について説明する図である。
図7は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の概略を説明するフローチャート図である。
図8は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の詳細について説明するシーケンスチャート図である。
図9は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の詳細について説明するシーケンスチャート図である。
図10は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の詳細について説明するシーケンスチャート図である。
図11は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の詳細について説明するシーケンスチャート図である。
図12は、第1の実施の形態におけるファイル管理処理の詳細について説明するシーケンスチャート図である。
図13は、送信通知131の具体例について説明する図である。
図14は、削除等禁止要求132の具体例について説明する図である。
図15は、存在通知133の具体例について説明する図である。
図16は、完了通知134の具体例について説明する図である。
図17は、送信要求135の具体例について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。しかしながら、かかる説明は限定的な意味に解釈されるべきではなく、特許請求の範囲に記載の主題を限定するものではない。また、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することがなく様々な変更や置換や改変をすることができる。また、異なる実施の形態を適宜組み合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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