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公開番号
2025025674
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130694
出願日
2023-08-10
発明の名称
サーバ監視システムおよびサーバ監視方法
出願人
富士通株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
11/20 20060101AFI20250214BHJP(計算;計数)
要約
【課題】筐体システム制御に故障が発生した筐体を切り離さずにサーバシステムの運用を継続する。
【解決手段】単独でサーバ装置としての機能を有している同一構成の筐体10-1~10-4によって、ビルディングブロック構成のサーバシステムが構成される。筐体10-1は、筐体10-3の故障の検知を行い、故障を検知すると筐体10-3の制御権を獲得して筐体10-3に対する制御を代行し、筐体10-3を正常復帰させる制御を代行して行い、筐体10-3が正常復帰すると制御権を筐体10-3に返還する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
サーバ装置である筐体の故障を検知し、
前記故障を検知すると、前記筐体の制御権を獲得して前記筐体に対する制御を代行し、
前記故障が検知された前記筐体を正常復帰させる制御を代行して行い、
前記筐体の正常復帰に応じて前記制御権を前記筐体に返還する
処理を行う制御部を備えることを特徴とするサーバ監視システム。
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【請求項2】
前記筐体は、
前記筐体の制御を行う制御デバイスと、
前記筐体の制御に関する指示を前記制御デバイスに与えるプロセッサと
を備え、
前記制御部は、前記制御デバイスを制御して、前記指示を与えるための前記プロセッサからのアクセスを抑止させることによって、前記制御権を獲得する
ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ監視システム。
【請求項3】
前記制御デバイスは、
前記筐体における第1の制御対象の制御を行う第1の制御デバイスと、
前記筐体における前記第1の制御対象とは異なる第2の制御対象の制御を行う第2の制御デバイスであって、前記プロセッサからの前記指示が前記第1の制御デバイスを介して与えられる前記第2の制御デバイスと
を備え、
前記プロセッサは、前記第2の制御デバイスに対する前記指示を前記第1の制御デバイスに与え、
前記制御部は、前記第2の制御デバイスを制御して、前記第2の制御デバイスに対する前記指示を前記第2の制御デバイスに転送するための前記第1の制御デバイスからのアクセスを抑止させることによって、前記筐体における前記第2の制御対象についての前記制御権を獲得する
ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ監視システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記筐体の故障を検知すると、前記筐体の制御を行う筐体制御部に対して前記筐体の制御のリセットを要求し、
前記筐体の制御のリセットに失敗した場合に、前記制御権を獲得する
ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ監視システム。
【請求項5】
前記筐体制御部は、
前記筐体の制御を行う制御処理を行わせるプログラムを実行するプロセッサと、
前記プロセッサからの指示に応じて前記筐体の制御を行う制御デバイスと
を備え、
前記制御部は、前記筐体の故障を検知すると、前記プログラムを実行している前記プロセッサに対して前記制御処理のリセットを要求し、前記制御処理のリセットが失敗した場合に前記制御デバイスに対して前記プロセッサのソフトウェアリセットを要求し、前記ソフトウェアリセットが失敗した場合に前記制御デバイスに対して前記プロセッサのハードウェアリセットを要求し、前記ハードウェアリセットが失敗した場合に前記制御権を獲得する
ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ監視システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記筐体を正常復帰させる制御として、前記筐体の動作をリセットさせる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載のサーバ監視システム。
【請求項7】
前記サーバ監視システムは、前記筐体と同一のハードウェア構成を有しており、
前記制御部は、前記サーバ監視システムが有する前記同一の構成を利用して前記筐体の制御を代行する
ことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか一項に記載のサーバ監視システム。
【請求項8】
サーバ装置である筐体の故障を検知し、
前記故障を検知すると、前記筐体の制御権を獲得して前記筐体に対する制御を代行し、
前記制御の代行によって前記筐体を正常復帰させる制御を行い、
前記筐体が正常復帰すると、前記制御権を前記筐体に返還する
処理を情報処理装置が行うことを特徴とするサーバ監視方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、サーバ監視システムおよびサーバ監視方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
情報処理装置が複数接続された情報処理システムにおいて、情報処理装置間で障害の発生を相互に監視するという技術が幾つか知られている(例えば特許文献1~特許文献2参照)。
【0003】
例えば、システムリソースを分割した複数の区画で実行されるオペレーティングシステムインスタンスが、オペレーティングシステムインスタンスの機能不良を検出するためのアクティビティを互いに連続的に監視する手段を備えるという技術が知られている。また、疎結合された複数のプロセッサの1つに障害が検知されると、代替のプロセッサを決定し、障害が発生したプロセッサの出力待ちデータを代替のプロセッサの管理下で共用入出力装置から出力するという技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-316747号公報
特開平6-282452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
単独でもサーバ装置として機能する筐体が複数接続された構成をひとつのサーバシステムとして動作させる、ビルディングブロック(Building Block)構成のサーバシステムが知られている。なお、以下の説明では、ビルディングブロック構成を「BB構成」と称することとする。
【0006】
BB構成のサーバシステムでは、当該サーバシステムを安定稼働させるためのシステム制御として、筐体システム制御と全システム制御とが行われる。筐体システム制御は、当該サーバシステムを構成する複数の筐体のそれぞれで行われるシステム制御であって、筐体自身の各部の監視や制御を行う。この複数の筐体のうちの1つでは自身についての筐体システム制御と共に全システム制御が行われる。全システム制御は、当該サーバシステム全体のシステム制御であって、筐体毎に行われる筐体システム制御を統括する。
【0007】
BB構成のサーバシステムのいずれかの筐体で行われている筐体システム制御に故障が発生した場合における当該筐体が異常状態にあることの検出は他の筐体システム制御で行えるように構成されている。このような故障が発生すると、故障した筐体システム制御によって提供されていた筐体自身の各部の監視や制御は不能となるため、全システム制御は、筐体システム制御が故障した筐体をシステムから切り離す処理を行っていた。
【0008】
1つの側面において、本発明は、筐体システム制御に故障が発生した筐体を切り離さずにサーバシステムの運用を継続することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
1つの案では、サーバ監視システムが制御部を備える。この制御部は、サーバ装置である筐体の故障を検知し、故障を検知すると、筐体の制御権を獲得して筐体に対する制御を代行し、故障が検知された筐体を正常復帰させる制御を代行して行い、筐体の正常復帰に応じて制御権をサーバ装置に返還する。
【発明の効果】
【0010】
1つの側面によれば、筐体システム制御に故障が発生した筐体を切り離さずにサーバシステムの運用を継続できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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