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公開番号2025021898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023125994
出願日2023-08-02
発明の名称生成プログラム、生成方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 30/02 20230101AFI20250206BHJP(計算;計数)
要約【課題】低コストで店舗内における利用客の動線解析を行う。
【解決手段】実施形態の生成プログラムは、設定する処理と、生成する処理とをコンピュータに実行させる。設定する処理は、商品の売上情報に基づき、購入商品の商品カテゴリの組み合わせそれぞれに対する重みを設定する。生成する処理は、記憶部に記憶された、購入商品の商品カテゴリの組み合せが異なる複数の購入パターンごとの、店舗内の利用者の行動履歴を可視化して示す基底可視化情報を、設定した重みに基づき合成し、売上情報に対応した利用者の行動履歴を可視化して示す可視化情報を生成する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
商品の売上情報に基づき、購入商品の商品カテゴリの組み合わせそれぞれに対する重みを設定し、
記憶部に記憶された、購入商品の商品カテゴリの組み合せが異なる複数の購入パターンごとの、店舗内の利用者の行動履歴を可視化して示す基底可視化情報を、設定した前記重みに基づき合成し、前記売上情報に対応した利用者の行動履歴を可視化して示す可視化情報を生成する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする生成プログラム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記商品カテゴリごとの店舗内の配置を示す店舗情報に基づき、前記複数の購入パターンごとに、前記店舗内の利用者に対応するエージェントの移動をシミュレーションして前記基底可視化情報を生成する処理をさらにコンピュータに実行させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の生成プログラム。
【請求項3】
前記可視化情報を生成する処理は、時間帯ごとの前記売上情報に基づき設定した時間帯ごとの前記重みに基づいて前記基底可視化情報を合成し、時間帯ごとの前記可視化情報を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の生成プログラム。
【請求項4】
商品の売上情報に基づき、購入商品の商品カテゴリの組み合わせそれぞれに対する重みを設定し、
記憶部に記憶された、購入商品の商品カテゴリの組み合せが異なる複数の購入パターンごとの、店舗内の利用者の行動履歴を可視化して示す基底可視化情報を、設定した前記重みに基づき合成し、前記売上情報に対応した利用者の行動履歴を可視化して示す可視化情報を生成する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする生成方法。
【請求項5】
商品の売上情報に基づき、購入商品の商品カテゴリの組み合わせそれぞれに対する重みを設定し、
記憶部に記憶された、購入商品の商品カテゴリの組み合せが異なる複数の購入パターンごとの、店舗内の利用者の行動履歴を可視化して示す基底可視化情報を、設定した前記重みに基づき合成し、前記売上情報に対応した利用者の行動履歴を可視化して示す可視化情報を生成する、
処理を実行する制御部を含むことを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、生成プログラム、生成方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スーパーやコンビニエンスストアなどの小売店舗のマーケティング分野において、店内の各点における利用客の累積滞在時間を店内地図に重ねて表示したヒートマップを生成する従来技術がある。このヒートマップは、利用客の人流・動線を解析し(以下、動線解析)、混雑の緩和と言った店舗の効率改善や、アクセス・売上の改善を目的とする分析のために大変有用な可視化・分析ツールである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2016/0253740号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、ヒートマップの生成に多大なコストがかかり、利用客の動線解析を低コストで行うことが困難であるという問題がある。
【0005】
例えば、利用客の実際の動きを計測してヒートマップを作成する場合は、各時刻における店舗内の利用客の座標を、電波通信技術を用いた測位や、店舗内の全域を観測できるカメラによる撮影画像をもとに特定するための設備を用意する必要がある。
【0006】
また、POS(Point Of Sale)データをもとにしたエージェントシミュレーションにより利用客の店舗内の動きを模擬的にシミュレーションしてヒートマップを生成する場合は、POSデータに含まれる利用客それぞれをエージェントでシミュレーションすることから、多大な計算コストが生じる。また、朝、昼、夜の時間帯ごとに客層の異なる小売店舗では、時間帯ごとの動線解析を行うために、各時間帯に対応した複数のヒートマップを生成することとなる。このため、時間帯ごとに収集したPOSデータをもとに時間帯ごとのエージェントシミュレーションを行うために計算時間が長くなる。
【0007】
1つの側面では、低コストで店舗内における利用客の動線解析を行うことを可能とする生成プログラム、生成方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの案では、生成プログラムは、設定する処理と、生成する処理とをコンピュータに実行させる。設定する処理は、商品の売上情報に基づき、購入商品の商品カテゴリの組み合わせそれぞれに対する重みを設定する。生成する処理は、記憶部に記憶された、購入商品の商品カテゴリの組み合せが異なる複数の購入パターンごとの、店舗内の利用者の行動履歴を可視化して示す基底可視化情報を、設定した重みに基づき合成し、売上情報に対応した利用者の行動履歴を可視化して示す可視化情報を生成する。
【発明の効果】
【0009】
1実施態様によれば、低コストで店舗内における利用客の動線解析を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態にかかる情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。
図2は、店舗のレイアウト例を説明する説明図である。
図3は、POSデータの一例を説明する説明図である。
図4は、基底マップ生成処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、基底マップの一例を説明する説明図である。
図6Aは、実施形態にかかる情報処理装置におけるヒートマップ生成の処理例を示すフローチャート(1)である。
図6Bは、実施形態にかかる情報処理装置におけるヒートマップ生成の処理例を示すフローチャート(2)である。
図7は、POSデータに登場するレシートの一例を示す説明図である。
図8は、ヒストグラムの一例を示す説明図である。
図9は、生成したヒートマップの一例を示す説明図である。
図10は、コンピュータ構成の一例を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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