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公開番号
2025014713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117485
出願日
2023-07-19
発明の名称
データ連携方法及びデータ連携プログラム
出願人
富士通株式会社
代理人
個人
主分類
H04L
67/568 20220101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】データの読込モードを適応的に選択するデータ連携方法及びデータ連携プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】データ連携方法は、第1デジタルツインシステムとグループが同じであるアプリケーションプログラムと、前記第1デジタルツインシステムとは前記グループが異なる第2デジタルツインシステムと、の間にコンピュータとして配置されるコネクタが実行する、前記第1デジタルツインシステムと前記第2デジタルツインシステムとのデータ連携方法であって、前記アプリケーションプログラムが前記コネクタにデータを要求する要求間隔と、前記コネクタによる前記データの読込先である前記第2デジタルツインシステムの更新間隔と、の関係に基づいて、第1読込モードと第2読込モードとの切り替えを行う、処理を実行するデータ連携方法である。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1デジタルツインシステムとグループが同じであるアプリケーションプログラムと、前記第1デジタルツインシステムとは前記グループが異なる第2デジタルツインシステムと、の間にコンピュータとして配置されるコネクタが実行する、前記第1デジタルツインシステムと前記第2デジタルツインシステムとのデータ連携方法であって、
前記アプリケーションプログラムが前記コネクタにデータを要求する要求間隔と、前記コネクタによる前記データの読込先である前記第2デジタルツインシステムの更新間隔と、の関係に基づいて、第1読込モードと第2読込モードとの切り替えを行う、
処理を実行するデータ連携方法。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記コネクタは、前記要求間隔の履歴に基づいて、前記要求間隔の平均を算出し、前記更新間隔の履歴に基づいて、前記更新間隔の平均を算出し、前記要求間隔の平均と前記更新間隔の平均との関係に基づいて、前記第1読込モードと前記第2読込モードの前記切り替えを行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ連携方法。
【請求項3】
前記第1読込モードは前記アプリケーションプログラムから前記データが要求される都度、前記コネクタが前記第2デジタルツインシステムから前記データを読み込むモードであって、
前記コネクタは、前記要求間隔が前記更新間隔の係数倍より大きい場合に、前記第1読込モードを選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ連携方法。
【請求項4】
前記第2読込モードは前記アプリケーションプログラムから前記データが要求される前に、前記コネクタが先に前記第2デジタルツインシステムから前記データを読み込むモードであって、
前記コネクタは、前記要求間隔が前記更新間隔の係数倍より小さい場合に、前記第2読込モードを選択する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ連携方法。
【請求項5】
第1デジタルツインシステムとグループが同じであるアプリケーションプログラムと、前記第1デジタルツインシステムとは前記グループが異なる第2デジタルツインシステムと、の間にコンピュータとして配置されるコネクタに実行させる、前記第1デジタルツインシステムと前記第2デジタルツインシステムとのデータ連携プログラムであって、
前記アプリケーションプログラムが前記コネクタにデータを要求する要求間隔と、前記コネクタによる前記データの読込先である前記第2デジタルツインシステムの更新間隔と、の関係に基づいて、第1読込モードと第2読込モードとの切り替えを行う、
処理を実行させるデータ連携プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本件は、データ連携方法及びデータ連携プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のシミュレータが連接された分散シミュレーションシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。分散シミュレーションシステムは、例えばシミュレーションにおける計算能力の向上を目的に多数のサブシミュレータをネットワークで連携したシステムを含んでいる。分散シミュレーションシステムは、例えば多人数が参加する仮想的なシミュレーションを実行するために各人が操作するシミュレータをネットワークで連携したシステムであってもよい。
【0003】
分散シミュレーションシステム以外にも、例えば現実世界をデータ化して仮想世界に写像することで、仮想世界をデータとして俯瞰して把握・分析するデジタルツインシステムが知られている。デジタルツインシステムは、時々刻々と変化する実世界から大量のデータを収集し、実社会をサイバー空間上に仮想的に構築して再現する。デジタルツインシステムを利用することにより、仮想的な都市や人、事象が再現され、大規模なシミュレーションの実現が可能となる。例えば、大量の車両の位置データを活用した渋滞回避や配送の効率化などの実現が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-005741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、デジタルツインシステムは組織単位で構築される場合がある。例えば、デジタルツインシステムは公的な組織と私的な組織のそれぞれで構築される場合がある。組織が相違するデジタルツインシステム間では、組織の相違により、デジタルツインシステムのそれぞれが管理するデータの連携が困難になることが多い。結果的に、デジタルツインシステム間でデータを相互に活用する機会は低下する。
【0006】
このような組織が相違する場合のデータの連携に対し、データの連携を支援するコネクタが利用されることがある。コネクタはAPI(Application Programing Interface)といったソフトウェアインタフェースであって、コンピュータによって実現することができる。コネクタを利用することにより、例えば公的な組織に属するデジタルツインシステムと同じ組織に属するアプリケーションプログラム(以下、適宜アプリと省略して記載)はコネクタを介して私的な組織に属するデジタルツインシステムのデータを取得することができる。
【0007】
ここで、アプリがコネクタにデータを要求してからデータをコネクタから取得するまでの間、コネクタはデジタルツインシステムから2種類の読込モードのいずれかでデータを読み込むことが想定される。例えば、アプリからデータが要求される都度、コネクタがデジタルツインシステムからデータを読み込む第1読込モードが想定される。また、アプリからデータが要求される前に、コネクタが先にデジタルツインシステムからデータを読み込む第2読込モードが想定される。
【0008】
しかしながら、第1読込モードが利用された場合、コネクタに前もってデータが用意されていないため、アプリがコネクタにデータを要求してからデータをコネクタから取得するまでに時間がかかる可能性がある。一方、第2読込モードが利用された場合、コネクタにデータが蓄積されるため、コネクタの記憶資源(具体的には記憶可能容量)が不足するおそれがある。
【0009】
そこで、1つの側面では、データの読込モードを適応的に選択するデータ連携方法及びデータ連携プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
1つの実施態様では、データ連携方法は、第1デジタルツインシステムとグループが同じであるアプリケーションプログラムと、前記第1デジタルツインシステムとは前記グループが異なる第2デジタルツインシステムと、の間にコンピュータとして配置されるコネクタが実行する、前記第1デジタルツインシステムと前記第2デジタルツインシステムとのデータ連携方法であって、前記アプリケーションプログラムが前記コネクタにデータを要求する要求間隔と、前記コネクタによる前記データの読込先である前記第2デジタルツインシステムの更新間隔と、の関係に基づいて、第1読込モードと第2読込モードとの切り替えを行う、処理を実行するデータ連携方法である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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