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公開番号
2024172147
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089687
出願日
2023-05-31
発明の名称
蛍光ホイール、ホイールデバイスおよび発光装置
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
5/20 20060101AFI20241205BHJP(光学)
要約
【課題】軽量化された蛍光ホイール、ホイールデバイスおよび発光装置を提供する。
【解決手段】蛍光ホイール10であって、回転軸を中心として回転可能なハブ22と、前記ハブ22から径方向に放射状に伸びた複数のスポーク24と、により形成された基材20と、前記基材20に支持され、特定範囲の波長の光を他の波長の光に変換する蛍光体層30と、を備え、前記蛍光体層30は、前記スポーク24の前記ハブ22とは反対側の先端部で支持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蛍光ホイールであって、
回転軸を中心として回転可能なハブと、前記ハブから径方向に放射状に伸びた複数のスポークと、により形成された基材と、
前記基材に支持され、特定範囲の波長の光を他の波長の光に変換する蛍光体層と、を備え、
前記蛍光体層は、前記スポークの前記ハブとは反対側の先端部で支持されることを特徴とする蛍光ホイール。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記基材は、前記スポークの前記ハブとは反対側の先端部に設けられたリムをさらに有し、
前記蛍光体層は、前記リムを介して前記スポークによって支持されることを特徴とする請求項1記載の蛍光ホイール。
【請求項3】
前記リムの外径は、前記蛍光体層の外径より小さいことを特徴とする請求項2記載の蛍光ホイール。
【請求項4】
発光装置に用いられるホイールデバイスであって、
請求項1から請求項3のいずれかに記載の蛍光ホイールと、
前記蛍光ホイールを回転させるモーターと、を備えることを特徴とするホイールデバイス。
【請求項5】
前記特定範囲の波長の光を発する光源と、
前記光源からの前記特定範囲の波長の光が照射される請求項4記載のホイールデバイスと、
画像を表示する表示デバイスと、
前記ホイールデバイスから射出された光を用いて前記表示デバイスに表示された画像を外部に投射する投射光学系と、を備えることを特徴とする発光装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蛍光ホイール、ホイールデバイスおよび発光装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
発光素子としてLEDやLD等の光源から照射された光を、蛍光体粒子を含む層によって、異なる波長の変換光として放出する波長変換部材を用いた発光装置が知られている。発光装置として例えば、プロジェクター等の光学機器は、青色光を発するレーザ光源と、青色光と波長変換部材により波長変換された蛍光との組み合わせによる光が映像としてスクリーンなどに投射される。
【0003】
特許文献1は、光源に紫外光を発光する発光ダイオードを使用し、カラーホイールの光源側の表面に紫外光を透過し可視光を反射する特性を有する可視光反射膜を形成し、カラーホイールの裏面側に紫外光照射によりR、G、Bに対応した可視光をそれぞれ発光する蛍光体層を形成する投写型表示装置が開示されている。
【0004】
特許文献2は、紫外光から可視光までの波長領域のうちの所定の波長の光を発光する固体光源と、固体光源からの励起光により励起され固体光源の発光波長よりも長波長の蛍光を発光する蛍光体セラミックスとを備え、固体光源と蛍光体セラミックスとが空間的に離れた位置にあり、蛍光体セラミックスの面のうち固体光源からの励起光が入射した側の面から反射方式で蛍光を取り出す反射型の光源装置であって、蛍光体セラミックスに内部散乱係数が10/mm~30/mmの範囲にあるLu
3
Al
5
O
12
:Ce
3+
蛍光体を用いる光源装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-341105号公報
特開2012-064484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
プロジェクター等の光学機器は構造が複雑であり、使用する部品の点数も多くなる。このような発光装置としては小型化や軽量化が望まれる。しかしながら、特許文献1も特許文献2も、蛍光ホイールの軽量化は考慮していない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、軽量化された蛍光ホイール、ホイールデバイスおよび発光装置を提供する事を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上記の目的を達成するため、本発明の蛍光ホイールは、以下の手段を講じた。すなわち、本発明の適用例の蛍光ホイールは、蛍光ホイールであって、回転軸を中心として回転可能なハブと、前記ハブから径方向に放射状に伸びた複数のスポークと、により形成された基材と、前記基材に支持され、特定範囲の波長の光を他の波長の光に変換する蛍光体層と、を備え、前記蛍光体層は、前記スポークの前記ハブとは反対側の先端部で支持されることを特徴としている。
【0009】
これにより、蛍光ホイールを軽量化でき、ホイールデバイスや発光装置の軽量化もできる。また、蛍光ホイールの軽量化により、蛍光ホイールを回転させるためのモーターの負荷が軽減され、モーターの寿命の向上につながる。また、軽量化によりモーターの小型化への対応も可能となるので、ホイールデバイスや発光装置の小型化にも貢献できる。
【0010】
(2)また、上記(1)の適用例の蛍光ホイールにおいて、前記基材は、前記スポークの前記ハブとは反対側の先端部に設けられたリムをさらに有し、前記蛍光体層は、前記リムを介して前記スポークによって支持されることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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