TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024171915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023089273
出願日
2023-05-30
発明の名称
流体圧アクチュエータ
出願人
株式会社ブリヂストン
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F15B
15/10 20060101AFI20241205BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】効率的に高い把持力の流体圧アクチュエータを得る。
【解決手段】流体圧アクチュエータ20は、流体の圧力に応じて膨張及び収縮する円筒状のチューブ24と、チューブ24の外周面を覆い、チューブ24の膨張によりチューブ24を軸方向への伸長を制限しながら径方向に拡げるスリーブ26と、スリーブ26の径方向の内側において、軸方向における一方側から他方側に延出配置され、軸方向に沿った圧縮に対して抵抗し、軸方向と交差する交差方向に湾曲可能である長尺の拘束部材28と、を備え、湾曲により、非湾曲時における前記軸方向と直交する方向に把持力を作用させる流体圧アクチュエータ20であって、拘束部材28の3点曲げにおける最大荷重は、把持力の最大出力が維持される範囲内に設定されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
流体の圧力に応じて膨張及び収縮する円筒状のチューブと、
前記チューブの外周面を覆い、前記チューブの膨張により前記チューブを軸方向への伸長を制限しながら径方向に拡げるスリーブと、
前記スリーブの径方向の内側において、前記軸方向における一方側から他方側に延出配置され、前記軸方向の圧縮に対して抵抗し、前記軸方向と交差する交差方向に湾曲可能である長尺の拘束部材と、
を備え、
湾曲により、非湾曲時における前記軸方向と直交する方向に把持力を作用させる流体圧アクチュエータであって、
前記拘束部材の3点曲げにおける最大荷重は、最大圧力印加時における前記把持力の最大出力が維持される範囲内に設定されている、
流体圧アクチュエータ。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記拘束部材は、ステンレス製とされている、
請求項1に記載の、流体圧アクチュエータ。
【請求項3】
前記拘束部材は、板状とされ、幅が2mm以上、20mm以下である、
請求項1に記載の、流体圧アクチュエータ。
【請求項4】
前記拘束部材は、板状とされ、厚みが0.1mm以上、3mm以下である、
請求項1に記載の、流体圧アクチュエータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、流体圧アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、流体の圧力によって膨張及び収縮する円筒状のチューブと、所定方向に配向された繊維コードを編み込んだ伸縮性を有する構造体であり、チューブの外周面を覆うスリーブと、を備える流体圧アクチュエータであって、スリーブの内側において、軸方向における一端側から他端側に亘って設けられる拘束部材が設けられ、拘束部材は、軸方向に沿った圧縮に対して抵抗し、軸方向に直交する直交方向に変形可能である流体圧アクチュエータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-088999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような流体圧アクチュエータにおいては、流体圧アクチュエータを構成する拘束部材、その他の部材の長さ、太さ等に応じて、効率よく高い把持力を得ることが重要である。
【0005】
本開示は、効率的に高い把持力の流体圧アクチュエータを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第一態様の流体圧アクチュエータは、流体の圧力に応じて膨張及び収縮する円筒状のチューブと、前記チューブの外周面を覆い、前記チューブの膨張により前記チューブを軸方向への伸長を制限しながら径方向に拡げるスリーブと、前記スリーブの径方向の内側において、前記軸方向における一方側から他方側に延出配置され、前記軸方向の圧縮に対して抵抗し、前記軸方向と交差する交差方向に湾曲可能である長尺の拘束部材と、を備え、湾曲により、非湾曲時における前記軸方向と直交する方向に把持力を作用させる流体圧アクチュエータであって、前記拘束部材の3点曲げにおける最大荷重は、最大圧力印加時における前記把持力の最大出力が維持される範囲内に設定されている。
【0007】
湾曲により、非湾曲時における軸方向と直交する方向に把持力を作用させる流体圧アクチュエータにおいて、当該把持力は、チューブ内の流体圧力を大きくするに従って大きくなる。この把持力は、流体圧アクチュエータの長さやチューブ、スリーブ等の特性により、限界があり、最大圧力印加時における把持力の最大が一定の出力で維持される拘束部材の特性範囲があることが発見された。そこで、第一態様の流体圧アクチュエータは、拘束部材の3点曲げにおける最大荷重を、最大圧力印加時における把持力の最大出力が維持される範囲内に設定する。これにより、効率的に高い把持力の流体圧アクチュエータを得ることができる。
【0008】
第二態様の流体圧アクチュエータは、前記拘束部材は、ステンレス製とされている。
【0009】
拘束部材は、ステンレス製とすることにより、繰り返しの変形に対する耐性を高くすることができる。
【0010】
第三態様の流体圧アクチュエータは、前記拘束部材は、板状とされ、幅が2mm以上、20mm以下である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社不二越
油圧駆動装置
3か月前
旭精工株式会社
ピストン構造
6か月前
アズビル株式会社
ポジショナ
3か月前
株式会社クボタ
作業車
2か月前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
2か月前
国立大学法人東北大学
剛性可変索状体
14日前
川崎重工業株式会社
液圧駆動システム
2か月前
SMC株式会社
シリンダ装置
4か月前
個人
空圧式アクチュエータ
5か月前
藤倉コンポジット株式会社
シリンダ装置
5か月前
ヤンセン・サイエンシズ・アイルランド・アンリミテッド・カンパニー
GDF15融合タンパク質及びその使用
5か月前
株式会社工営
シリンダー保護カバー
2か月前
三和テッキ株式会社
油圧シリンダ用油圧ユニット
3か月前
SMC株式会社
位置検出スイッチ
12日前
デンカ株式会社
アクチュエータ
3か月前
カヤバ株式会社
流体圧機器
2か月前
学校法人 中央大学
移動装置
4か月前
アズビル株式会社
パイロットリレー及びポジショナ
1か月前
住友重機械工業株式会社
駆動装置、駆動方法
5か月前
カヤバ株式会社
流体圧制御装置
6か月前
川崎重工業株式会社
液圧システム
6か月前
株式会社小松製作所
作業機械
4か月前
川崎重工業株式会社
液圧システム
6か月前
ダイキン工業株式会社
液圧ユニット
2か月前
株式会社クボタ
作業機及び作業機の制御方法
3か月前
カヤバ株式会社
インレットハウジング
3か月前
ナブテスコ株式会社
制御弁及び建設機械
2か月前
三和テッキ株式会社
油圧ポンプユニットの送り速度切替バルブ装置
3か月前
株式会社小松製作所
ダンプトラック
6か月前
パナソニックIPマネジメント株式会社
曲がり管
1か月前
株式会社栗本鐵工所
減勢機能付きバルブ
2か月前
コベルコ建機株式会社
建設機械制御方法、建設機械
1か月前
株式会社田口クリエイト
複動型アタッチメント
1か月前
株式会社リベックス
水圧制御システム
1か月前
株式会社クボタ
操作システム、作業機、操作ユニット
4か月前
株式会社ブリヂストン
流体圧アクチュエータ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る