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公開番号
2024167744
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023084021
出願日
2023-05-22
発明の名称
水圧制御システム
出願人
株式会社リベックス
代理人
弁理士法人M&Partners
主分類
F15B
17/00 20060101AFI20241127BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】本発明は、力伝達手段として水圧を利用し、水圧を制御し、遠隔操作も可能とする水圧制御システムを提供する。
【解決手段】水圧制御システムは、サーボモータ1と、水圧ポンプ2と、サーボモータを制御する制御装置17と、水圧ポンプと配管ユニット18により連結された水圧アクチュエータ装置21とを備えており、水圧ポンプはラジアルピストン型ポンプである。水圧ポンプは、サーボモータの回転力により駆動され、水圧アクチュエータ装置は、水圧ポンプから配管ユニットを介して供給される水により駆動する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サーボモータと、水圧ポンプと、前記サーボモータを制御する制御装置と、前記水圧ポンプと配管ユニットにより連結された水圧アクチュエータ装置とを備え、
前記水圧ポンプはラジアルピストン型ポンプであり、
前記水圧ポンプは、前記サーボモータの回転力により駆動され、
前記水圧アクチュエータ装置は、前記水圧ポンプから前記配管ユニットを介して供給される水により駆動することを特徴とする水圧制御システム。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記水圧アクチュエータ装置は、ラジアルピストン型モータであることを特徴とする
請求項1記載の水圧制御システム。
【請求項3】
前記水圧アクチュエータ装置は、水圧シリンダであることを特徴とする
請求項1記載の水圧制御システム。
【請求項4】
前記配管ユニットに接続された水温調整ユニットを備えることを特徴とする請求項1記載の水圧制御システム。
【請求項5】
入力装置をさらに備え、
前記入力装置は、中央処理装置及び操作装置を有し、
前記中央処理装置は、前記操作装置を介して入力された指令に応じて、前記制御装置に指令信号を出力し、
前記制御装置は前記指令信号にしたがって前記サーボモータを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の水圧制御システム。
【請求項6】
前記制御装置は前記入力装置に負荷信号を出力し、
前記操作装置は、前記負荷信号にしたがって力覚を提示することを特徴とする
請求項5項記載の水圧制御システム。
【請求項7】
請求項1記載の前記水圧制御システムの前記水圧ポンプと前記水圧アクチュエータ装置との間に設けられ、
前記配管ユニットに接続されたリザーバユニットと
前記配管ユニットに接続された分岐回路とを有し、
前記分岐回路は前記リザーバユニットと前記水圧アクチュエータ装置との間に設けられ、
前記リザーバユニットは温度調整機能を有するタンクを有し、
前記分岐回路は電磁弁を有し、前記電磁弁により短絡、遮断制御可能な、
前記配管ユニット間の分岐路を構成する
ことを特徴とする水温調整ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水を媒介とする水圧制御システムに関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、マスタ側より、離隔するスレイブ側のアクチュエータを操作する技術が知られている。(例えば特許文献1)
このような操作技術においては、マスタ側からスレイブ側に電気信号が伝達され、スレイブ側においては、電気信号に基づいて、電力により制御可能なアクチュエータ(又は電動機)が駆動する構成である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-133117号公報
WO2014/203962(参考文献)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、電磁的ノイズの多い環境、可燃性ガス等の発生リスクにより火気の使用が禁止される環境、高温のため通常の制御用電子回路の動作が保証されない環境、高い清浄度が要求される環境等の使用においては、マスタ側からスレイブ側に対する電気的制御が、必ずしも最適ではないと考えられる環境もある。
【0005】
上記課題を鑑み、本発明は、力伝達手段として水圧を利用し、水圧を制御することで、遠隔操作も可能とする水圧制御システムの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る水圧制御システムは、
サーボモータと、水圧ポンプと、前記サーボモータを制御する制御装置と、前記水圧ポンプと配管ユニットにより連結された水圧アクチュエータ装置とを備え、
前記水圧ポンプはラジアルピストン型ポンプであり、
前記水圧ポンプは、前記サーボモータの回転力により駆動され、
前記水圧アクチュエータ装置は、前記水圧ポンプから前記配管ユニットを介して供給される水により駆動することを特徴とする。
【0007】
このような構成の水圧制御システムとすることで、水を媒体とする水圧ポンプを介して、サーボモータの制御技術により、水圧アクチュエータ装置を制御、すなわち水圧サーボ制御することが可能となる。
【0008】
また、本発明にかかる水圧制御システムは、上記構成において、
前記水圧アクチュエータ装置は、ラジアルピストン型モータであってもよい。
【0009】
このような構成の水圧制御システムとすることで、制御されたサーボモータの回転運動を水圧アクチュエータ装置によって出力することができる。
【0010】
また、本発明にかかる水圧制御システムは、上記構成において、
前記水圧アクチュエータ装置は、水圧シリンダであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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