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公開番号
2025006096
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106673
出願日
2023-06-29
発明の名称
流体圧システム
出願人
キャタピラー エス エー アール エル
代理人
個人
,
個人
主分類
F15B
11/02 20060101AFI20250109BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】操作性を損なうことなくシャフトの大径化を抑制できる油圧システムを提供する。
【解決手段】油圧システム1は、電動モータ3と、電動モータ3により回転されるシャフト6と、シャフト6を介して電動モータ3と接続され油圧アクチュエータを作動させる作動油を吐出する所定の複数の可変容量型の油圧ポンプ2と、油圧ポンプ2の出力を入力指令に応じて制御するコントローラ5と、を備える。コントローラ5は、各油圧ポンプ2の出力を、それらの合計の上限が所定の複数よりも少ない数の油圧ポンプ2の最大出力の合計出力と略等しくなるように入力指令に応じて割り振り制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電動モータと、
この電動モータにより回転されるシャフトと、
このシャフトを介して電動モータと接続され流体圧アクチュエータを作動させる作動流体を吐出する所定の複数の可変容量型の流体圧ポンプと、
これら流体圧ポンプの出力を入力指令に応じて制御するコントローラと、を備え、
コントローラは、各流体圧ポンプの出力を、それらの合計の上限が所定の複数よりも少ない数の流体圧ポンプの最大出力の合計出力と略等しくなるように入力指令に応じて割り振り制御する
ことを特徴とする流体圧システム。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
流体圧ポンプは、3つ以上設定され、
コントローラは、各流体圧ポンプの出力を、それらの合計の上限が2つの流体圧ポンプの最大出力の合計出力と略等しくなるように電動モータの出力を制御する
ことを特徴とする請求項1記載の流体圧システム。
【請求項3】
シャフトは、電動モータの両側に延出し、
電動モータを基準として一側のシャフトと他側のシャフトとにそれぞれ流体圧ポンプのいずれかが接続されている
ことを特徴とする請求項1記載の流体圧システム。
【請求項4】
流体圧ポンプのいずれかがシャフトに並列に接続されている
ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一記載の流体圧システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の流体圧ポンプを電動モータにより駆動する流体圧システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、作業機械等に用いられる油圧システムにおいて、複数の油圧ポンプを共通のエンジンまたは電動モータにより駆動するものが知られている(例えば、特許文献1乃至5参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭59-177778号公報
特公平7-84866号公報
特開2002-81370号公報
特表2002-515567号公報
特開2011-75023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
すべてのポンプを100%駆動させるためには、動力源とポンプとを接続するシャフトに加わる大きなトルクに耐え得るように、シャフト径を大きくする必要がある。シャフトの大径化は、システム全体、および、作業機械の大型化を招く。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、操作性を損なうことなくシャフトの大径化を抑制できる流体圧システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、電動モータと、この電動モータにより回転されるシャフトと、このシャフトを介して電動モータと接続され流体圧アクチュエータを作動させる作動流体を吐出する所定の複数の可変容量型の流体圧ポンプと、これら流体圧ポンプの出力を入力指令に応じて制御するコントローラと、を備え、コントローラは、各流体圧ポンプの出力を、それらの合計の上限が所定の複数よりも少ない数の流体圧ポンプの最大出力の合計出力と略等しくなるように入力指令に応じて割り振り制御する流体圧システムである。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の流体圧システムにおける流体圧ポンプが、3つ以上設定され、コントローラが、各流体圧ポンプの出力を、それらの合計の上限が2つの流体圧ポンプの最大出力の合計出力と略等しくなるように電動モータの出力を制御するものである。
【0008】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の流体圧システムにおけるシャフトが、電動モータの両側に延出し、電動モータを基準として一側のシャフトと他側のシャフトとにそれぞれ流体圧ポンプのいずれかが接続されているものである。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3いずれか一記載の流体圧システムにおける流体圧ポンプのいずれかがシャフトに並列に接続されているものである。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の発明によれば、シャフトに付加されるトルクを軽減でき、所定の複数の流体圧ポンプの用途を独立させて流体圧アクチュエータを制御しやすくし、操作性を確保しながら、シャフトの大径化を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)
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