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公開番号
2024168086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084492
出願日
2023-05-23
発明の名称
シートバックカバー
出願人
トヨタ紡織株式会社
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60N
2/58 20060101AFI20241128BHJP(車両一般)
要約
【課題】天板カバー部と背裏カバー部との端末同士の掛止部を比較的簡素な構成で見栄え良く被覆すること。
【解決手段】シートバックカバー1は、シートバックSBの天板部を覆う天板カバー部2と、シートバックSBの背裏部を覆う背裏カバー部3と、背裏カバー部3と天板カバー部2の背裏側に引き込まれる下側の端末とをシートバックSBの背裏下部において掛止させる掛止部5と、を有する。掛止部5は、天板カバー部2の上記端末に縫着される第1掛部5Aと、背裏カバー部3のカバー内面に縫着されて第1掛部5Aに掛止される第2掛部5Bと、を有する。背裏カバー部3は、背裏カバー部3から第2掛部5Bとの縫着部3Aを越えてシート下方にシームレスに延びて掛止部5を背裏側から覆う延長被覆部3Bを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートバックの天板部を覆う天板カバー部と、前記シートバックの背裏部を覆う背裏カバー部と、該背裏カバー部と前記天板カバー部の背裏側に引き込まれる下側の端末とを前記シートバックの背裏下部において掛止させる掛止部と、を有するシートバックカバーであって、
前記掛止部が、前記天板カバー部の前記端末に縫着される第1掛部と、前記背裏カバー部のカバー内面に縫着されて前記第1掛部に掛止される第2掛部と、を有し、
前記背裏カバー部が、該背裏カバー部から前記第2掛部との縫着部を越えてシート下方にシームレスに延びて前記掛止部を背裏側から覆う延長被覆部を有するシートバックカバー。
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【請求項2】
請求項1に記載のシートバックカバーであって、
前記第2掛部が、前記背裏カバー部の前記カバー内面に沿ってシート幅方向に直線状に縫着される綿布と、該綿布に縫着されて前記第1掛部に引掛けられる引掛具と、を有するシートバックカバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートバックカバーに関する。詳しくは、シートバックの天板部を覆う天板カバー部と、シートバックの背裏部を覆う背裏カバー部と、背裏カバー部と天板カバー部の背裏側に引き込まれる下側の端末とをシートバックの背裏下部において掛止させる掛止部と、を有するシートバックカバーに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シートバックを覆うシートバックカバーが開示されている。このシートバックカバーは、シートバックの天板部を覆う天板カバー部と、背裏部を覆う背裏カバー部とを、有する。天板カバー部と背裏カバー部とは、シートバックの背裏下部において、互いの端末同士が樹脂製の掛止部材により掛止されている。シートバックカバーは、更に、上記天板カバー部と背裏カバー部との掛止部分を外部に対して見栄え良く覆い隠すための被覆カバー部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-94912号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、被覆カバー部が背裏カバー部とは別のカバーピースから成る。そのため、被覆カバー部と背裏カバー部とを適切に位置合わせして縫着しなければならず、係る縫製作業が煩雑となる。特に、被覆カバー部と背裏カバー部とに絵柄が付いている場合には、これらを適切に位置合わせして縫着しなければ、意匠性が崩れやすくなるという問題がある。そこで、本発明は、天板カバー部と背裏カバー部との端末同士の掛止部を比較的簡素な構成で見栄え良く被覆することが可能なシートバックカバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する手段として、本発明のシートバックカバーは、次の手段をとる。
【0006】
すなわち、本発明の第1の発明は、シートバックの天板部を覆う天板カバー部と、前記シートバックの背裏部を覆う背裏カバー部と、該背裏カバー部と前記天板カバー部の背裏側に引き込まれる下側の端末とを前記シートバックの背裏下部において掛止させる掛止部と、を有するシートバックカバーであって、前記掛止部が、前記天板カバー部の前記端末に縫着される第1掛部と、前記背裏カバー部のカバー内面に縫着されて前記第1掛部に掛止される第2掛部と、を有し、前記背裏カバー部が、該背裏カバー部から前記第2掛部との縫着部を越えてシート下方にシームレスに延びて前記掛止部を背裏側から覆う延長被覆部を有するシートバックカバーである。
【0007】
第1の発明によれば、背裏カバー部からシームレスに延びる延長被覆部によって掛止部を背裏側から覆う構成とすることで、掛止部を比較的簡素な構成で見栄え良く被覆することができる。
【0008】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、前記第2掛部が、前記背裏カバー部の前記カバー内面に沿ってシート幅方向に直線状に縫着される綿布と、該綿布に縫着されて前記第1掛部に引掛けられる引掛具と、を有するシートバックカバーである。
【0009】
第2の発明によれば、第2掛部の引掛具と背裏カバー部との間に、背裏カバー部に対してシート幅方向に直線状に縫着される綿布が介在する構成となる。それにより、第2掛部の引掛具に掛けられる力が、綿布を介して、背裏カバー部に対してシート幅方向に広く分散して掛けられるようになる。そのため、背裏カバー部に皺が生じにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係るシートバックカバーの概略構成を表す斜視図である。
掛止部の掛止を外した斜視図である。
図1のIII-III線断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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