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公開番号
2024167718
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083976
出願日
2023-05-22
発明の名称
ニューラルネットワークシステム、学習装置、学習方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06N
3/049 20230101AFI20241127BHJP(計算;計数)
要約
【課題】スパイキングニューラルネットワークが動作する際の消費電力を比較的小さくする。
【解決手段】ニューラルネットワークシステムが、積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークと、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う学習手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークと、
個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う学習手段と、
を備えるニューラルネットワークシステム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記学習手段は、前記ニューロンモデルの膜電位に関する時間積分の値が小さいほど良い評価を示す前記評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う、
請求項1に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項3】
前記学習手段は、発火したニューロンモデルについて、そのニューロンモデルの膜電位が、閾膜電位よりも小さい値である設定値以上、かつ、閾膜電位以下となっている時間における、前記膜電位と前記設定値との差の積分を、前記閾膜電位と前記設定値との差で除算した値の合計を示す部分式を含む前記評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う、
請求項2に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項4】
前記学習手段は、前記設定値を前記閾膜電位に近付ける極限をとった前記評価関数を用いて、前記評価関数の微分をとる学習方法にて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う、
請求項3に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項5】
前記学習手段は、前記ニューロンモデルの膜電位を、そのニューロンモデルに入力されたスパイクに対する重み係数と、そのニューロンモデルへスパイクを出力したニューロンモデルの発火時刻とを用いて表して得られる前記評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う、
請求項4に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項6】
前記学習手段は、前記膜電位が前記設定値に達した時刻から前記ニューロンモデルの発火時刻までの時間区間を固定の時間区間として扱って、前記評価関数の微分を行う、
請求項4または請求項5に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項7】
前記学習手段は、発火したニューロンモデルについて、そのニューロンモデルに入力されたスパイクに対する重み係数の合計値が小さいほど良い評価を示す前記評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う、
請求項1に記載のニューラルネットワークシステム。
【請求項8】
積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う学習手段、
を備える学習装置。
【請求項9】
コンピュータが、
積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う
ことを含む学習方法。
【請求項10】
コンピュータに、
積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行わせること
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ニューラルネットワークシステム、学習装置、学習方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ニューラルネットワークの1つに、スパイキングニューラルネットワーク(Spiking Neural Network;SNN)がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-509953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スパイキングニューラルネットワークが動作する際の消費電力がなるべく小さいことが好ましい。
【0005】
本発明の目的の一例は、上述の課題を解決することのできるニューラルネットワークシステム、学習装置、学習方法およびプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によれば、ニューラルネットワークシステムは、積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークと、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う学習手段と、を備える。
【0007】
本発明の第2の態様によれば、学習装置は、積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行う学習手段、を備える。
【0008】
本発明の第3の態様によれば、学習方法は、コンピュータが、積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行うことを含む。
【0009】
本発明の第4の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、積分発火モデルによるニューロンモデルを用いて構成されている時間方式のスパイキングニューラルネットワークの、個々のニューロンモデルが発火する可能性が低いほど良い評価を示す評価関数を用いて、前記スパイキングニューラルネットワークの学習を行わせることを実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、スパイキングニューラルネットワークが動作する際の消費電力が比較的小さいことが期待される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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