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公開番号
2024167651
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083870
出願日
2023-05-22
発明の名称
土壌改質剤
出願人
ミヨシ油脂株式会社
代理人
弁理士法人牛木国際特許事務所
主分類
C09K
17/16 20060101AFI20241127BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】植物の生育促進に優れ、特にゲリラ豪雨など大量の雨水に晒された場合であっても植物の生育を損なわない土壌改質剤を提供する。
【解決手段】本発明の土壌改質剤は、生分解性樹脂及び非イオン性界面活性剤を含有し、生分解性樹脂に対する非イオン性界面活性剤の質量比が0.2以上である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
生分解性樹脂及び非イオン性界面活性剤を含有し、生分解性樹脂に対する非イオン性界面活性剤の質量比が0.2以上である、土壌改質剤。
続きを表示(約 48 文字)
【請求項2】
種子を含んだ生育基盤材に使用される、請求項1に記載の土壌改質剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、土壌改質剤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
土壌貯蔵施設や工事現場においては、風による土壌表面の飛散や雨による土壌の流出を防止するため、日々の作業の終了時に即日覆土したり、シートで覆ったりしている。
【0003】
合成樹脂エマルションの土壌改質剤を吹き付けることによって、土壌の飛散、浸食を防止することも行われている。さらに土壌改質剤に種子を混合して吹き付ける等の手段で、発芽し生育する植物により土壌の安定を図ることも行われている。
【0004】
しかし、使用されている樹脂フィルムは使用後に回収作業が必要になるとともに、劣化した樹脂フィルムが飛び散り、また生分解性を持たない合成樹脂は土壌中で分解せず残存する等の問題がった。
【0005】
これらの点の解決を図るため、最近では環境配慮の観点で生分解性を持つ土壌改質剤も提案されている(特許文献1~3)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-218207号公報
特開2000-159316号公報
特開2005-130732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、生分解性樹脂は通常、樹脂物性として造膜性が悪いために皮膜が形成され難く、形成された皮膜の強度が弱いという問題があった。その結果、法面のような斜面や、ゲリラ豪雨など大量の雨水に耐えることができず、使用できる環境が制限されている。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、植物の生育促進に優れ、特にゲリラ豪雨など大量の雨水に晒された場合であっても植物の生育を損なわない土壌改質剤を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するため、本発明者は鋭意検討を行った。生分解性樹脂の分散剤として非イオン性界面活性剤を使用する場合、樹脂粒子を安定に分散させる点から量を定めるのが通常であり、必要以上に多くすると分散剤によって皮膜の耐水性や植物の生育性が損なわれると考えられていたことから、非イオン性界面活性剤の質量比を必要以上に増やすことはなかった。しかし意外にも、生分解性樹脂に対する非イオン性界面活性剤の質量比を特定範囲以上に増やすと、皮膜の強度が著しく改善され、植物の生育性が向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明の土壌改質剤は、生分解性樹脂及び非イオン性界面活性剤を含有し、生分解性樹脂に対する非イオン性界面活性剤の質量比が0.2以上であることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の土壌改質剤は、植物の生育が良好になると共に、使用後は環境中で分解されるため、回収作業の必要はない。また、樹脂に対して非イオン性界面活性剤を0.2以上とすることで、造膜性が著しく改善されると共に、ゲリラ豪雨など多量の水などで皮膜が流されにくい非常に粘着性の高い膜を形成する。さらに粒子径が細かく揃っていることで細かい土粒子間の接着に効果的であり、土壌の団粒化・保水性の向上にも寄与し、植物の生育性が向上するだけでなく、飛砂防止、及び浸食防止にも優れている。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明を実施するための形態を具体的に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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