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公開番号
2024166640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023082856
出願日
2023-05-19
発明の名称
給湯装置
出願人
株式会社ノーリツ
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
F24H
15/104 20220101AFI20241122BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】除菌効果を有する機能水による配管洗浄運転機能を有する給湯装置において、機能水の生成を停止できなくなる故障に適切に対応する。
【解決手段】給湯回路から浴槽への注湯経路内に配置された機能水生成ユニット35は、作動時に、ふろ注湯弁13の開放によって給湯回路より供給された湯水から機能水を生成する。三方弁32は、注湯経路内において機能水生成ユニット35を通過しない第1経路P1と、機能水生成装置を通過する第2経路P2とを選択する。コントローラ12は、機能水生成ユニット35のオン故障を検知すると、ふろ注湯弁13を閉止するとともに第1経路P1を選択するように三方弁32を制御し、そのオン故障が解消されるまで三方弁32による第2経路P2の選択を禁止する一方で、三方弁32が第1経路P1を選択する下でのふろ注湯弁13の開放を許容する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
給湯先に浴槽を含む給湯装置であって、
湯水を供給する給湯回路と、
前記給湯回路からの湯水を前記浴槽に対して供給するための注湯経路と、
前記給湯回路及び前記注湯経路の間に配置された開閉弁と、
前記注湯経路内に配置されて、作動時に前記湯水から機能水を生成する機能水生成装置と、
前記注湯経路内に配置されて、前記湯水が前記機能水生成装置を通過しない第1経路と、前記湯水が前記機能水生成装置を通過する第2経路とを選択するための切替弁と、
前記機能水による配管洗浄運転の期間において、前記開閉弁を開放するとともに前記第2経路を選択するように前記切替弁を制御し、かつ、前記機能水生成装置に作動を指示する制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記機能水生成装置に作動を指示していない期間において前記機能水生成装置が作動しているオン故障を検知すると、前記開閉弁を閉止するとともに前記第1経路が選択されるように前記切替弁を制御し、さらに、
前記オン故障の検知後において、前記オン故障が解消されるまで前記切替弁による前記第2経路の選択を禁止する一方で、前記切替弁が前記第1経路を選択する下での前記開閉弁の開放を許容する、給湯装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記注湯経路に配設された流量センサをさらに備え、
前記注湯経路は、前記開閉弁の開放に伴って生じる流量が前記第1経路及び前記第2経路の間で異なるように構成され、
前記制御回路は、前記機能水による配管洗浄運転の開始前に、前記切替弁が前記第1経路及び前記第2経路の選択を切替えたときの前記流量センサの検出流量に基づく前記切替弁の動作試験を実行する、請求項1記載の給湯装置。
【請求項3】
前記機能水生成装置は、前記作動時には前記湯水を電気分解することによって機能水を生成するように構成され、
前記給湯装置は、
前記機能水生成装置による前記湯水の通電電流を検出する電流センサをさらに備え、
前記制御回路は、前記機能水生成装置に作動を指示していない期間において、前記電流センサによる検出電流が予め定められた判定電流を超えると、前記機能水生成装置の前記オン故障を検知する、請求項1又は2に記載の給湯装置。
【請求項4】
前記制御回路が前記オン故障を検知したときに、前記機能水生成装置の前記オン故障をユーザに報知するための報知部をさらに備える、請求項3記載の給湯装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、オゾン水等の除菌効果を有する機能水による配管洗浄運転機能を有する給湯装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
オゾン水を用いた浴室清掃装置が、特開平11-9481号公報(特許文献1)等に記載されている。
【0003】
特許文献1に記載された浴槽清掃装置では、浴室内に設けられた噴出ノズル又はシャワーに対して供給される水道水について、オゾン水生成装置を経由する経路と、オゾン水生成装置を経由しない経路とを選択するための切換弁が配置される。
【0004】
さらに、特許文献1では、人体検知センサによって使用者が浴室から退出したことを検知するのに応じて、水道水がオゾン水生成装置を経由する経路が選択されるように切換弁を制御することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-9481号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
給湯装置の一態様として、給湯先に浴槽を含む機種があり、当該機種では、給湯装置から浴槽への湯張りを行うことができる。さらに、浴槽からの排水検知時には、湯張り時と同等の経路に給湯装置から湯水を供給することで、配管等の洗浄運転を実行することが可能である。
【0007】
このような給湯装置に対して、特許文献1と同様のオゾン水生成装置を適用すると、除菌効果を有する配管洗浄を実行することが可能となる。一方で、上述した様に、浴槽への湯張り時と、配管洗浄時とで、給湯装置から浴槽への給水経路が同じであると、オゾン水生成装置の異常時、特に、オゾン水の生成を停止できなくなる異常の際に、湯張り運転等のために給湯装置から浴槽へ給水できなくなることで、ユーザの利便性低下による商品性の低下が懸念される。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、本発明の目的は、除菌効果を有する機能水による配管洗浄運転機能を有する給湯装置において、機能水の生成を停止できなくなる故障に適切に対応することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のある局面では、給湯先に浴槽を含む給湯装置が提供される。給湯装置は、湯水を供給する給湯回路と、給湯回路からの湯水を浴槽に対して供給するための注湯経路と、給湯回路及び注湯経路の間に配置された開閉弁と、注湯経路内に配置される機能水生成装置及び切替弁と、制御回路とを備える。機能水生成装置は、作動時に湯水から機能水を生成するように構成される。切替弁は、湯水が機能水生成装置を通過しない第1経路と、湯水が機能水生成装置を通過する第2経路とを選択する。制御回路は、機能水による配管洗浄運転の期間において、開閉弁を開放するとともに第2経路を選択するように切替弁を制御し、かつ、機能水生成装置に作動を指示する。さらに、制御回路は、機能水生成装置に作動を指示していない期間において機能水生成装置が作動しているオン故障を検知すると、開閉弁を閉止するとともに第1経路が選択されるように切替弁を制御する。制御回路は、オン故障の検知後において、オン故障が解消されるまで切替弁による第2経路の選択を禁止する一方で、切替弁が第1経路を選択する下での開閉弁の開放を許容する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、除菌効果を有する機能水による配管洗浄運転機能を有する給湯装置において、機能水が浴槽へ継続的に出力されることを回避した上で、浴槽へ湯水を供給する運転を許容する制御を実現することで、機能水の生成を停止できなくなる故障に適切に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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