TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024166268
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024153804,2023082905
出願日
2024-09-06,2019-12-12
発明の名称
液体クロマトグラフィー-質量分析を用いるタンパク質分析のシステムおよび方法
出願人
リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
27/62 20210101AFI20241121BHJP(測定;試験)
要約
【課題】エレクトロスプレーイオン化源を用いてタンパク質の特性解析を行う方法およびシステムを提供する。
【解決手段】インレットラインポート160およびアウトレットラインポート170を有するキャップ150を有する容器110と、インレットラインポートにシースガスを提供するためのシースガスインレットライン120と、アウトレットラインポートをエレクトロスプレーイオン化プローブ140のシースガスインレット180に接続することができる改質脱溶媒ガスアウトレットライン130とを含む、エレクトロスプレーイオン化源100及びこれを用いた質量分析法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
インレットラインポートおよびアウトレットラインポートを有するキャップを有し、有機溶媒および酸を含み、該有機溶媒の体積は該酸の体積よりも小さい、容器と、
インレットラインポートにシースガスを提供するためのシースガスインレットラインと、
アウトレットラインポートをエレクトロスプレーイオン化プローブのシースガスインレットに接続することができる改質脱溶媒ガスアウトレットラインと
を含む、エレクトロスプレーイオン化源。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記有機溶媒が、アセトニトリル、プロパノール、イソプロパノール、およびメタノールからなる群から選択される、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項3】
前記酸が、酢酸、プロピオン酸、およびギ酸からなる群から選択される、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項4】
前記容器における、有機溶媒と酸との比が、約1:3である、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項5】
前記有機溶媒が、イソプロパノールである、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項6】
前記酸が、プロピオン酸である、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項7】
エレクトロスプレーイオン化プローブが補助ガスインレットを含む、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項8】
補助ガスインレットに補助ガスが供給される、請求項7記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項9】
エレクトロスプレーイオン化プローブが、エレクトロスプレーエミッターニードルと、シースガス流配管と、補助ガス流配管とを含む、請求項1記載のエレクトロスプレーイオン化源。
【請求項10】
エレクトロスプレーイオン化プローブが、シースガス流配管中の流れをエレクトロスプレーエミッターニードルに対して同軸に方向付けるように構成されている、請求項9記載のエレクトロスプレーイオン化源。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、タンパク質の特性解析を行う方法およびシステムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
クロマトグラフィー分離技法および電気泳動分離技法とカップリングされたエレクトロスプレーイオン化(ESI)質量分析(MS)は、プロテオミクスにおけるキー技術である。これは、分析室においてタンパク質生物製剤を詳細に特性解析してそれらの開発および規制当局への申請をサポートするための重要なツールになっている。タンパク質生物製剤は非常に高い純度規格を満たさなければならないので、医薬品の開発および生産のさまざまな段階においてタンパク質を監視し、特徴づけることは重要である。
【0003】
液体クロマトグラフィー-質量分析(LC-MS)に基づくタンパク質生物製剤の分析は、データ品質の改良から多大な恩恵を受けると考えられ、それは続いて、信頼性が高く曖昧さの低い、改良された医薬品特性解析につながりうる。さまざまなタンパク質属性の特性解析を行うために、多種多様なLC-MSベースのアッセイを行うことができ、中でも、ペプチドマッピング分析およびインタクト質量分析は、最も日常的に広く応用されている。分析の信頼性を改良し、データ解釈に伴う曖昧さを低減するには、LC-MS分析からのデータ品質を改良するために、最適化された実験手順、微調整された計器パラメータ、およびより高度な質量分析計を使うことを含めて、絶え間ない努力を行う必要がある。
【0004】
上記から、タンパク質特性解析を改良するために、改良された方法およびシステムが必要とされていることは、理解されるであろう。
【発明の概要】
【0005】
タンパク質ベースの生物製剤製品の開発、製造および販売の発展により、タンパク質の特性解析を行うための方法およびシステムに対する需要が高まっている。
【0006】
本明細書に開示する態様は、タンパク質の特性解析のための方法およびシステムを提供することによって、上述の需要を満たす。
【0007】
本開示は、少なくともその一部において、例えば、インレットラインポートおよびアウトレットラインポートを持つキャップを有する容器と、シースガスインレットラインと、改質脱溶媒ガスアウトレットラインと、シースガスインレットを持つエレクトロスプレーイオン化プローブとを備えたエレクトロスプレーイオン化源のインレットに試料を供給する工程、エレクトロスプレーイオン化源のアウトレットで試料中のタンパク質の構成成分のイオンを生成する工程、ならびに、質量分析計を使いイオンを分析し、タンパク質の構成成分を同定して、タンパク質の特性解析を行う工程を含む、試料中のタンパク質の特性解析を行う方法を提供する。
【0008】
いくつかの例示的態様において、試料中のタンパク質の特性解析を行う方法は、インレットラインポートおよびアウトレットラインポートを持つキャップを有する容器と、インレットラインポートにシースガスを提供することができるシースガスインレットラインとを備えたエレクトロスプレーイオン化源を含むことができる。
【0009】
いくつかの例示的態様において、試料中のタンパク質の特性解析を行う方法は、インレットラインポートおよびアウトレットラインポートを持つキャップを有する容器と、アウトレットラインポートをエレクトロスプレーイオン化プローブのシースガスインレットに接続することができる改質脱溶媒ガスアウトレットラインとを備えたエレクトロスプレーイオン化源を含むことができる。
【0010】
いくつかの例示的態様において、試料中のタンパク質の特性解析を行う方法は、第2容器によって囲まれた容器を備えたエレクトロスプレーイオン化源を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
地震予測システム
7日前
日本精機株式会社
検出装置
12日前
株式会社小野測器
測定器
13日前
三菱電機株式会社
レーダ装置
4日前
大成建設株式会社
風力測定装置
12日前
トヨタ自動車株式会社
評価装置
4日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
25日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
5日前
キヤノン電子株式会社
サーボ加速度計
5日前
株式会社精工技研
光電圧プローブ
12日前
リンナイ株式会社
電気機器
12日前
Igr技研株式会社
Igr測定装置
12日前
株式会社共和電業
物理量検出用変換器
12日前
個人
純金を作用電極に用いたORP測定装置
5日前
株式会社明電舎
応答時間評価方法
6日前
JFEスチール株式会社
試験装置
6日前
個人
作業機械の回転角度検出装置
6日前
三菱電機株式会社
レーダ装置
5日前
ホシデン株式会社
センサ装置
5日前
住友金属鉱山株式会社
金属異物の評価方法
25日前
エスペック株式会社
高電圧試験装置
25日前
株式会社デンソー
レーダ装置
13日前
大同特殊鋼株式会社
表面疵の深さ推定方法
6日前
株式会社豊田自動織機
物体検出装置
19日前
株式会社東芝
センサ及び検査装置
18日前
株式会社トプコン
測量装置及び測量システム
13日前
株式会社島津製作所
オンライン分析システム
5日前
上野精機株式会社
位置検出装置
19日前
横河電機株式会社
ガス測定装置
25日前
株式会社バンザイ
車両用速度計試験機
25日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置及び検査方法
4日前
ローム株式会社
センサ
25日前
株式会社TMEIC
欠陥検出装置
18日前
株式会社A・R・P
検査装置および検査方法
6日前
株式会社デンソー
温度推定装置
25日前
ローム株式会社
センサ
25日前
続きを見る
他の特許を見る