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公開番号2024165739
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082211
出願日2023-05-18
発明の名称ドア注意喚起装置及びドア装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 7/28 20060101AFI20241121BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 ドアの一方側の人がドアを開放する可能性があることを、ドアの他方側にいる人に報せる。
【解決手段】 ドア注意喚起装置であって、ドア20の開放側と反開放側のうち、少なくとも一方の側の人を感知する感知部と、前記感知部による感知に応じて他方の側に報知部による報知をする注意喚起ユニットとを備え、前記注意喚起ユニットは、ドアノブの周囲の少なくとも一部を囲むようにして前記他方の側のドア面に装着可能である。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
ドアの開放側と反開放側のうち、少なくとも一方の側の人を感知する感知部と、前記感知部による感知に応じて他方の側に報知部による報知をする注意喚起ユニットとを備え、
前記注意喚起ユニットは、ドアノブの周囲の少なくとも一部を囲むようにして前記他方の側のドア面に装着可能であることを特徴とするドア注意喚起装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記注意喚起ユニットを第一の注意喚起ユニットとし、
前記一方の側でドア面に装着可能な第二の注意喚起ユニットを備え、
前記第一の注意喚起ユニットには、前記他方の側の人を感知する第一感知部と、前記報知部である第一報知部とが設けられ、
前記第二の注意喚起ユニットには、前記感知部である第二感知部と、前記一方の側に報知をする第二報知部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載のドア注意喚起装置。
【請求項3】
前記第一感知部と前記第二感知部の両方の感知がある場合に、前記第一報知部及び/又は前記第二報知部が報知をするようにしたことを特徴とする請求項2記載のドア注意喚起装置。
【請求項4】
前記第一感知部は、前記第二感知部よりも検知距離が長い非接触式感知式センサであることを特徴とする請求項2記載のドア注意喚起装置。
【請求項5】
前記第一の注意喚起ユニットと第二の注意喚起ユニットが、前記ドアの戸先面をドア厚方向へ跨る連結部により連結されるようにしたことを特徴とする請求項2記載のドア注意喚起装置。
【請求項6】
前記報知が、音声の発信であることを特徴とする請求項1記載のドア注意喚起装置。
【請求項7】
前記注意喚起ユニットは、中空箱状の本体ケース内に、前記報知としての音声を発する発声部を有するとともに、本体ケースの外壁面に貫通状のサウンドホールを有することを特徴とする請求項6記載のドア注意喚起装置。
【請求項8】
前記報知が、振動の発信であることを特徴とする請求項1記載のドア注意喚起装置。
【請求項9】
前記報知が、光の発信であることを特徴とする請求項1記載のドア注意喚起装置。
【請求項10】
前記注意喚起ユニットが、ドアノブを囲む内側面から前記報知としての光を発するようにしたことを特徴とする請求項9記載のドア注意喚起装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ドアの近くに人がいることを周囲に報せるドア注意喚起装置、及びこのドア注意喚起装置を具備したドア装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般的なドア装置は、例えば特許文献1に記載されるように、開口部を開放するように回動するドアや、このドアの左右端部及び上端部をコ字状に囲む枠体等を具備し、ドアには、開閉操作のためのドアノブ等が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-176189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来技術によれば、ドアの一方側の人がドアを開放する可能性があることが、ドアの他方側にいる人に伝わらず、ドアと人の接触や、人同士の接触を招いてしまうおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
ドアの開放側と反開放側のうち、少なくとも一方の側の人を感知する感知部と、前記感知部による感知に応じて他方の側に報知部による報知をする注意喚起ユニットとを備え、前記注意喚起ユニットは、ドアノブの周囲の少なくとも一部を囲むようにして前記他方の側のドア面に装着可能であることを特徴とするドア注意喚起装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、ドアの一方の側に人がいることを、ドアの他方側いる人に報せることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係るドア注意喚起装置を具備したドア装置の一例を、反開放側から視た図である。
同ドア装置の使用状態を示す横断面図である。
同ドア装置の要部を拡大して開放側から視た図である。
同ドア装置の要部を拡大して反開放側から視た図である。
同ドア装置の要部拡大平面図である。
同ドア装置の要部分解斜視図である。
同ドア装置の制御例を示すフローチャートである。
本発明に係るドア注意喚起装置を具備したドア装置の他例を示す要部拡大平面図である。
台座の一例を示す正面図である。
連結部の一例を示す平面図である。
本発明に係るドア注意喚起装置の他例を示す斜視図である。
本発明に係るドア注意喚起装置の他例を示す斜視図である。
バッテリー及び制御回路の他の配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明において、「開放側」とは、全閉状態の扉体が開放動作する方向側を意味し、例えば図2によれば右側が開放側である。
また、「反開放側」とは、前記開放側に対する反対の方向側を意味し、例えば図2によれば左側が反開方側である。
【0009】
図1は、本発明に係るドア注意喚起装置を備えた建具装置の一例を示す。
この建具装置1は、中央に人が通過可能な開口部を有する枠体10と、枠体10内で回動して前記開口部を開放したり閉鎖したりするドア20とを備えたドア装置を構成している。
この建具装置1には、ドア20の開放側と反開放側のうち、少なくとも一方の側の人を感知して、その感知状態を他方の側に報知するドア注意喚起装置Aが設けられる。
【0010】
枠体10は、閉鎖状態のドア20の戸尻部に対向する戸尻側枠部材11と、ドア20の戸先部に対向する戸先側枠部材12と、ドア20の上端部に対向する上側枠部材13とを具備して、中央の開口部を囲む正面視逆凹字状に構成される。
この枠体10は、当該建具装置1の設置対象である建築物等の躯体壁面の開口に固定される。
(【0011】以降は省略されています)

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