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公開番号2024165451
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081667
出願日2023-05-17
発明の名称加熱装置、定着装置、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20241121BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】本発明では、温度検知部材および通電遮断部材を適切に配置することを課題とする。
【解決手段】定着ベルト20と、定着ベルト20の内側に設けられた面状のヒータ22と、ヒータ22と定着ベルト20との間に設けられる第1均熱板28と、感熱部271を有し、ヒータ22への通電を遮断するサーモスタット27と、感熱素子251を有するサーミスタ25と、を備えた定着装置9であって、感熱部271は第1均熱板28に非接触でヒータ22に当接し、感熱素子251は第1均熱板28に当接することを特徴とする。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
回転部材と、
前記回転部材の内側に設けられた面状の加熱体と、
高熱伝導部材と、
感熱部を有し、前記加熱体への通電を遮断する通電遮断部材と、
検知部を有する温度検知部材と、を備えた加熱装置であって、
前記感熱部は前記高熱伝導部材に非接触で前記加熱体に当接し、前記検知部は前記高熱伝導部材に当接することを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記感熱部および前記高熱伝導部材が金属材により形成される請求項1記載の加熱装置。
【請求項3】
前記加熱体および前記高熱伝導部材を保持する保持部材を有し、
前記高熱伝導部材は、前記高熱伝導部材の長手方向の前記感熱部が設けられる位置で、前記保持部材に位置決めされる請求項1記載の加熱装置。
【請求項4】
前記保持部材は第1感熱部貫通孔を有し、
前記高熱伝導部材は、一方側で前記第1感熱部貫通孔に連通し、他方側で前記加熱体側へ開口する第2感熱部貫通孔を有し、
前記通電遮断部材は、前記第1感熱部貫通孔および前記第2感熱部貫通孔を介して前記感熱部を前記加熱体に当接させ、
前記高熱伝導部材は、前記第2感熱部貫通孔に設けられた当接部を有し、
前記高熱伝導部材は、前記当接部を、前記保持部材の前記第1感熱部貫通孔に面する壁面部に当接させて前記保持部材に位置決めされる請求項3記載の加熱装置。
【請求項5】
前記高熱伝導部材の厚み方向に垂直で、前記長手方向に交差する方向を前記高熱伝導部材の短手方向とすると、
前記高熱伝導部材は、前記保持部材の前記第1感熱部貫通孔に面する前記短手方向両側の壁面部に当接する前記当接部をそれぞれ有する請求項4記載の加熱装置。
【請求項6】
前記高熱伝導部材は、前記保持部材の前記第1感熱部貫通孔に面する前記長手方向両側の壁面部に当接する前記当接部をそれぞれ有する請求項4記載の加熱装置。
【請求項7】
前記通電遮断部材は、断熱部材を介して前記当接部に位置決めされる請求項4記載の加熱装置。
【請求項8】
前記高熱伝導部材と前記保持部材との一方が凸部を有し、
前記高熱伝導部材と前記保持部材との他方が、前記凸部が嵌合する凹部を有し、
前記凸部が前記凹部に嵌合することにより、前記高熱伝導部材は、前記長手方向の前記感熱部が設けられる位置で前記保持部材に位置決めされる請求項3記載の加熱装置。
【請求項9】
前記加熱体および前記高熱伝導部材を保持する保持部材を有し、
前記保持部材は第1感熱部貫通孔を有し、
前記高熱伝導部材は、一方側で前記第1感熱部貫通孔に連通し、他方側で前記加熱体側へ開口する第2感熱部貫通孔を有し、
前記通電遮断部材は、前記第1感熱部貫通孔および前記第2感熱部貫通孔を介して前記感熱部を前記加熱体に当接させ、
前記通電遮断部材は前記第1感熱部貫通孔に嵌合する請求項1記載の加熱装置。
【請求項10】
前記加熱体および前記高熱伝導部材を保持する保持部材を有し、
前記加熱体は、前記保持部材に対して前記回転部材の回転方向に当接し、前記保持部材に位置決めされる請求項1記載の加熱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、定着装置および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
複写機又はプリンタなどの画像形成装置に搭載される加熱装置の一例として、用紙などの記録媒体を加熱して記録媒体上の未定着画像を記録媒体に定着させる定着装置が知られている。
【0003】
このような定着装置には、温度検知部材としてのサーミスタが検知した温度により、加熱体としてのヒータの通電を制御し、回転部材としての定着ベルトを適切な温度まで加熱する。また通電遮断部材としてのサーモスタットにより、ヒータの異常などによって定着ベルトが過熱された場合には、ヒータへの通電を遮断する。これらのサーミスタおよびサーモスタットにより、ヒータの定着ベルトに対する加熱を制御する。
【0004】
例えば特許文献1(特開2014-102429号公報)では、定着フィルムの内側に設けられた加熱体である面状のセラミックヒータにグラファイトシートが当接する構成の定着装置が記載されている。この定着装置は温度検知部材と通電遮断部材を有し、温度検知部材および通電遮断部材は、グラファイトシートに設けられた切り欠きを介して直に加熱体に接触する。これにより、温度検知部材および通電遮断部材の応答性を高めることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のように、温度検知部材および通電遮断部材を直に加熱体に接触させる構成では、温度検知部材の加熱体に対する接触により、加熱体の温度が長手方向に不均一になり、加熱体、ひいては回転部材の長手方向の温度ムラが生じるという問題があった。
【0006】
このような事情から、本発明では、温度検知部材および通電遮断部材を適切に配置することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、回転部材と、前記回転部材の内側に設けられた面状の加熱体と、前記加熱体と前記回転部材との間に設けられる高熱伝導部材と、感熱部を有し、前記加熱体への通電を遮断する通電遮断部材と、温度検知部を有する温度検知部材と、を備えた加熱装置であって、前記感熱部は前記高熱伝導部材に非接触で前記加熱体に当接し、前記温度検知部は前記高熱伝導部材に当接することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、温度検知部材および通電遮断部材を適切に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
ヒータの平面図である。
図3と抵抗発熱体の形状が異なるヒータの平面図である。
図3、図4と抵抗発熱体の形状が異なるヒータの平面図である。
ヒータへの電力供給を示す図である。
サーミスタの斜視図である。
サーミスタの感熱素子およびその周辺構成を示す図である。
サーモスタットおよびその周辺構成を示す断面図である。
ヒータホルダ、第1均熱板、ヒータなどを示す側面断面図である。
図10のD1ーD1線断面図である。
ヒータホルダおよび第1均熱板の変形例を示す側面断面図である。
図12のD2-D2線断面図である。
ヒータホルダおよび第1均熱板の変形例を示す側面断面図である。
図14のD3-D3線断面図である。
ヒータホルダおよび第1均熱板の変形例を示す側面断面図である。
図16のD4-D4線断面図である。
図16の実施形態に断熱部材を設けた実施例を示す側面断面図である。
第1均熱板の折り返し部の他の例を示す平面断面図である。
ヒータホルダおよび第1均熱板の変形例を示す側面断面図である。
定着ベルトの配列方向の温度分布を示す図で、(a)図がヒータの平面図、(b)図が定着ベルトの温度分布を示す図である。
図5のヒータの分割領域を示す図である。
図17と異なる形状の分割領域を示す図である。
図6のヒータの分割領域を示す図である。
ヒータ、第1高熱伝導部材、ヒータホルダの斜視図である。
第1高熱伝導部材の配置を示すヒータの平面図である。
図2とは異なる実施形態の定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
ヒータ、第1高熱伝導部材、第2高熱伝導部材、ヒータホルダの斜視図である。
第1高熱伝導部材および第2高熱伝導部材の配置を示すヒータの平面図である。
グラフェンの原子結晶構造を示す図である。
グラファイトの原子結晶構造を示す図である。
図29と第2高熱伝導部材の配置が異なるヒータを示す平面図である。
図2、図27とは異なる実施形態の定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
断熱部材とヒータとの間に第1均熱板を設けた定着装置の断面図である。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
図1と異なる画像形成装置の概略構成図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
図39の定着装置におけるヒータの平面図である。
ヒータおよびヒータホルダの斜視図である。
ヒータに対するコネクタの取付状態を示す斜視図である。
サーミスタとサーモスタットの配置を示す図である。
フランジの溝部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。以下、本発明の加熱装置の一例として、画像形成装置に設けられ、記録媒体としての用紙上に画像を定着する定着装置について例示する。
(【0011】以降は省略されています)

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