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公開番号2024165103
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023080977
出願日2023-05-16
発明の名称画像処理装置および画面の制御方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/0482 20130101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】階層化され関連付けられた操作画面に、上位階層へ戻す操作キーを配置し、その操作キーを操作して階層を切り替える場合の操作性を向上する。
【解決手段】階層化された設定メニューの階層に応じた画面を表示する表示部と、画面に対する操作を検出する操作検出部と、操作に応じた処理を行いその処理が他の階層への切り替えを含む場合は他の階層に応じた画面を表示部に表示させるようにする制御部と、を備え、制御部は、異なる階層間に共通の領域に、現在よりも上位の階層の画面を表示させるナビゲーションキーを表示させ、そのナビゲーションキーが操作されたことに応答して次に表示させる画面の階層が、操作された画面の階層に応じて異なることを特徴とする画像処理装置。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
階層化された設定メニューの階層に応じた画面を表示する表示部と、
前記画面に対する操作を検出する操作検出部と、
前記操作に応じた処理を行いその処理が他の階層への切り替えを含む場合は前記他の階層に応じた画面を前記表示部に表示させるようにする制御部と、を備え、
前記制御部は、異なる階層間に共通の領域に、現在よりも上位の階層の画面を表示させるナビゲーションキーを表示させ、前記ナビゲーションキーが操作されたことに応答して次に表示させる画面の階層が、前記ナビゲーションキーが操作された画面の階層に応じて異なることを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記階層化された設定メニューの少なくとも一部は、上位の階層から下位の階層へ向って分岐し各設定の項目に至るツリー状の構造を有し、
前記ナビゲーションキーが操作されたことに応答して前記制御部が次に表示させる画面の階層は、前記ナビゲーションキーが操作された画面よりも上位の階層である請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記階層化された設定メニューは、コピーを含む画像処理の機能選択に係る画面を何れかの階層に含み、上層から下層へ向って分岐し各設定の項目に至るツリー状の構造を有し、
前記制御部は、前記画面で何れかの画像処理の機能が選択されると、選択された画像処理の下層の画面を前記表示部に表示させ、前記下層の画面において前記ナビゲーションキーが操作された場合、次に表示させる画面は、前記画像処理の機能に係る下層または最上層の画面である請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記ナビゲーションキーを、前記次に表示させる画面の種類に応じてそれぞれ異なる態様で表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ナビゲーションキーに加えて前記設定メニューの所定の画面に表示を切り替えるプリセット画面キーを前記共通の領域に表示させる請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
画像処理装置の制御部が、
表示部を用いて、階層化された設定メニューの階層に応じた画面を表示させるステップと、
前記画面に対する操作を検出するステップと、
前記操作に応じた処理を行いその処理が他の階層への切り替えを含む場合は前記他の階層に応じた画面を前記表示部に表示させるステップと、
異なる階層間に共通の領域に、上位の階層の画面を表示させるナビゲーションキーを表示させるステップとを備え、
前記ナビゲーションキーが操作されたことに応答して次に表示させる画面の階層が、前記ナビゲーションキーが操作された画面の階層に応じて異なることを特徴とする画面の制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、階層化された設定メニューを提供する操作画面に対する操作を検出し、設定を受け付ける画像処理装置および画面の制御方法に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
表示装置に操作キーのイラストを含む操作画面を表示させ、その操作キーのイラストに対する操作をタッチパネルで検出する操作ユニットを有し、操作キーに応じた処理を行う画像処理装置が知られている。操作ユニットは、複数の操作画面を切り替えて表示し、それぞれの操作画面はツリー状に階層化され関連付けられている。例えば、最上位の階層は、画像処理装置が実行可能な機能(例えば、スキャナ、コピー等)を大別し選択可能に表示する画面(ホーム画面)である。そのホーム画面で例えばコピーの機能をユーザが選択すると、それに応答して、コピー機能に係る基本的な設定を行う画面(コピー基本画面)に切り替わる。コピー機能に係る設定項目は多数あり、そのすべてをコピー基本画面に詰め込むと画面が煩雑になりわかりにくい。また操作キーが密集して操作性が低下する。そこで、コピー基本画面にはコピー機能に係る基本的な設定項目、例えば原稿サイズ、印刷用紙を給紙するトレイの選択、コピー倍率等の限られた設定項目が配置される。加えて、コピージョブを開始させる操作キーが配置される。
【0003】
コピー基本画面でユーザが所定の操作を行うと、他の設定項目を設定する別の操作画面に切り替わる。即ち、コピー基本画面にない項目について設定を行う際ユーザは、操作画面を1回以上切り替える操作を経て目的の項目を設定する操作画面を表示させる。操作画面を切り替える操作が、階層を跨ぐ移動に相当する。そして、最上位のホーム画面から、目的とする項目の設定画面に至るまで操作画面を切り替える操作は、上位の階層から下位の階層への移動に相当する。例示した最上位のホーム画面には、スキャナ、コピー等複数の選択肢があり何れを選択するかに応じて異なる下位の操作画面へ分岐する。ホーム画面より1つ下位の操作画面として例示したコピー基本画面も同様に、複数の選択肢が用意されている。例えば、原稿サイズ、トレイ選択、コピー倍率、出力先、両面コピー、コピーモード等の選択肢である。それらのうちコピー基本画面に表示されない設定項目については、例えばスクロールの操作を行ったり特定の操作キーを操作したりすることでコピー基本画面の一部または全部が別の画面に切り替わって表示される。さらに下位の階層についても同様であって、上位の階層から下位の階層へ行くにつれて分岐するツリー状にそれぞれの操作画面が関連付けられている。ツリーのノードは、他の操作画面へ切り替え可能な操作画面に対応し、ノード間の移動は操作画面を他の操作画面に切り替えるユーザの操作に対応する。
【0004】
このような、階層化された操作画面を用いて画像処理に係る設定メニューが提供される画像処理装置において、複数の項目を設定するには複数の操作画面をツリー状に従って行き来する操作が必要になる。それに関して、次のものが知られている。コンテンツデータに従って印刷出力を行う画像形成部を備え、ディスプレイの画面表示を、ホーム画面からコンテンツデータを選択するためのコンテンツ選択画面へ遷移させる。コンテンツ選択画面において戻るボタンが操作されたとき、画面遷移制御部は、コンテンツ選択画面から前の画面に遷移させる。ただし、ホーム画面から第1手順に従ってコンテンツ選択画面に遷移したのか、第2手順に従ってコンテンツ選択画面に遷移したのかによって、異なる前画面に遷移させる(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-168990号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
一般的に、小さな表示画面の操作ユニットを有する小型の画像形成装置は、大きな表示画面の操作ユニットを有する大型あるいは中型の画像形成装置に比べると1つの操作画面に多くの項目を表示させることが難しい。限られた大きさの各操作画面に共通の領域に固定的にボタンを配置することは難しい。一方で、1つの操作画面に表示可能な項目が限られ、大きな表示画面の操作ユニットを有する画像形成装置に比べるとツリーの階層が深くなる。ある設定項目に係る設定を行い、その操作画面から移動したい先は、上位の何れかの階層のノード(操作画面)である。即ち、各操作画面には、下位の階層へ進む選択肢だけでなく、上位の階層へ戻す選択肢を用意する必要がある。しかし、上位階層への移動先は、直上の階層、複数の階層を跨いだ上位階層のノード、スキャナやコピー等各機能の基本画面、ホーム画面などさまざまである。直上の階層、複数の階層を跨いだ上位階層あるいは基本画面へ戻るのは、そのノードから分岐する他の設定項目へ進むためである。それぞれの操作画面へ切り替えるための複数の操作キーを共通の領域に配置すると、各操作画面に固有の項目を表示する領域を圧迫し操作画面が煩雑になったり階層を深くせざるを得なくなったりして操作性の低下を招く。特許文献1のように、所定の項目を設定する操作画面(コンテンツ選択画面)の表示に至った経路に応じて戻るボタンの遷移先を変える手法も考えられるが、深い階層の各操作画面にそれぞれ適用した場合、遷移先を決めるルールをユーザが理解できないおそれもある。また、固定的に直上の階層へ戻すようにする手法も考えられるが、深い階層の先にある操作画面から戻る場合に必要な操作の回数が多くなり操作性がよくない。
本開示は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、階層化され関連付けられた操作画面に、上位階層へ戻す操作キーを配置し、その操作キーを操作して階層を切り替える場合の操作性を向上する手法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、階層化された設定メニューの階層に応じた画面を表示する表示部と、前記画面に対する操作を検出する操作検出部と、前記操作に応じた処理を行いその処理が他の階層への切り替えを含む場合は前記他の階層に応じた画面を前記表示部に表示させるようにする制御部と、を備え、前記制御部は、異なる階層間に共通の領域に、現在よりも上位の階層の画面を表示させるナビゲーションキーを表示させ、前記ナビゲーションキーが操作されたこと応答して次に表示させる画面の階層が、前記ナビゲーションキーが操作された画面の階層に応じて異なることを特徴とする画像処理装置を提供する。
【0008】
また、異なる観点から本開示は、画像処理装置の制御部が、表示部を用いて、階層化された設定メニューの階層に応じた画面を表示させるステップと、前記画面に対する操作を検出するステップと、前記操作に応じた処理を行いその処理が他の階層への切り替えを含む場合は前記他の階層に応じた画面を前記表示部に表示させるステップと、異なる階層間に共通の領域に、上位の階層の画面を表示させるナビゲーションキーを表示させるステップとを備え、前記ナビゲーションキーが操作されたことに応答して次に表示させる画面の階層が、前記ナビゲーションキーが操作された画面の階層に応じて異なることを特徴とする画面の制御方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示による画像処理装置において、階層化され関連付けられた操作画面に、上位階層へ戻す操作キーを配置し、その操作キーを操作して階層を切り替える場合の操作性を向上する手法を提供することができる。
本開示による画面の制御方法も同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示における画像形成装置の一態様である複合機の外観を示す説明図である。
図1に示す複合機の内部構成を示すブロック図である。
図1に示す複合機の操作部に表示される操作画面の一例であるホーム画面の説明図である。
図1に示す複合機の操作部に表示される操作画面の一例であるコピー基本画面の説明図である。
図1に示す複合機の操作部に表示される操作画面の一例であるコピー機能一覧画面の説明図である。
図1に示す複合機の操作部に表示される操作画面の一例である特別機能画面の説明図である。
図1に示す複合機の操作部に表示される操作画面の一例である地色調整画面の説明図である。
図3~図7に示す操作画面の関連を設定メニューのツリーとして示す説明図である。
図3~図7に示す操作画面において、ナビゲーションキーにより切り替わる先の操作画面およびナビゲーションキーの表示態様の例を示す説明図である。
図8と同様の設定メニューのツリーを一般化して示す説明図である。
図10に示すツリーの各操作画面において、ナビゲーションキーにより切り替わる先の操作画面およびナビゲーションキーの表示態様の例を示す説明図である。
図2の制御部が実行する、操作画面の制御に係る処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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