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公開番号
2024164727
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-27
出願番号
2023080417
出願日
2023-05-15
発明の名称
渦流探傷装置
出願人
大同特殊鋼株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
27/9013 20210101AFI20241120BHJP(測定;試験)
要約
【課題】装置内に侵入した粉塵に起因する不具合の発生を抑制することができる渦流探傷装置を提供する。
【解決手段】渦流探傷装置15は、棒状の被検査体Wを挿通させるガイドスリーブ20と、ガイドスリーブ20内を移動する被検査体Wの外周面に沿って回転する検査プローブ30と、検査プローブ30を回転させる回転機構部40と、を備えている。更に渦流探傷装置15は、被検査体Wを囲むようにガイドスリーブ20の軸方向に沿ってエアを流通させる流路60と、被検査体Wの搬送方向下流側において流路60にエアを供給するエア供給部63と、検査プローブ30よりも搬送方向上流側においてエアを装置外に排出するエア排出部70と、を備えている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
棒状の被検査体を挿通させるガイドスリーブと、
前記ガイドスリーブ内を移動する前記被検査体の外周面に沿って回転する検査プローブと、
前記検査プローブを回転させる回転機構部と、
を備えた渦流探傷装置であって、
前記被検査体を囲むように前記ガイドスリーブの軸方向に沿ってエアを流通させる流路と、
前記被検査体の搬送方向下流側において前記流路にエアを供給するエア供給部と、
前記検査プローブよりも前記搬送方向上流側においてエアを装置外に排出するエア排出部と、
を更に備えている渦流探傷装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記回転機構部は、前記ガイドスリーブの外側において回転可能に配設された回転筒部を備えており、
前記ガイドスリーブと前記回転筒部との間に形成された隙間を前記流路としてエアを流通させる、請求項1に記載の渦流探傷装置。
【請求項3】
前記エア供給部は、前記流路よりも径方向外側に離間した位置に設けられ、エアを径方向内側に向けて案内する供給側流路を備えている、請求項1に記載の渦流探傷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、渦流探傷装置に関し、詳しくは走行中の棒状の被検査体の外周面を検査する回転式の渦流探傷装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
ダイスを用いて線材を所定の線径に伸線加工をする伸線ラインにおいて、ダイスよりも搬送方向下流側に回転式の渦流探傷装置を配置し、線材表面における疵等の欠陥をインラインで検出することが行われている(例えば下記特許文献1参照)。
【0003】
このような伸線ラインにおいてダイスを通過させる際の引抜き性を良くするため線材表面に潤滑剤を付着させると、ダイスよりも下流側に配置された渦流探傷装置において、線材表面から剥離した潤滑剤からなる粉塵が装置内部に侵入して、装置内の回路基板等の腐食や回転機構部の動作不良といった不具合が生じる場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-28714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような事情を背景とし、装置内に侵入した粉塵に起因する不具合の発生を抑制することができる渦流探傷装置を提供することを目的としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
而してこの発明の第1の局面の渦流探傷装置は次のように規定される。即ち、
棒状の被検査体を挿通させるガイドスリーブと、
前記ガイドスリーブ内を移動する前記被検査体の外周面に沿って回転する検査プローブと、
前記検査プローブを回転させる回転機構部と、
を備えた渦流探傷装置であって、
前記被検査体を囲むように前記ガイドスリーブの軸方向に沿ってエアを流通させる流路と、
前記被検査体の搬送方向下流側において前記流路にエアを供給するエア供給部と、
前記検査プローブよりも前記搬送方向上流側においてエアを装置外に排出するエア排出部と、
を更に備えている。
【0007】
このように規定された第1の局面の渦流探傷装置によれば、ガイドスリーブ内を挿通する被検査体を囲むエアの流れにより粉塵が捕らえられて装置外に排出されるため、粉塵がエアの流れを超えて更に径方向外側や被検査体の搬送方向に拡散するのを抑制することができる。このため第1の局面の渦流探傷装置によれば、装置内に侵入した粉塵に起因する不具合の発生を抑制することができる。
【0008】
ここで、前記回転機構部は、前記ガイドスリーブの外側において回転可能に配設された回転筒部を備えており、前記ガイドスリーブと前記回転筒部との間に形成された隙間を前記流路としてエアを流通させることができる(第2の局面)。
【0009】
またこの渦流探傷装置では、前記エア供給部を前記流路よりも径方向外側に離間した位置に設けて、前記エア供給部に、エアを径方向内側に案内する供給側流路を備えるように構成することができる(第3の局面)。
このようにすれば、エアを装置内に供給するための配管と、その近傍で搬送される被検査体との干渉を良好に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態の渦流探傷装置を含む伸線ラインの概略構成を示した図である。
同渦流探傷装置の全体構成を示した図である。
図2の渦流探傷装置におけるエアが流通する流路およびその周辺部を拡大して示した図である。
図3のIV-IV断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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