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公開番号
2024162905
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078884
出願日
2023-05-11
発明の名称
ナビゲーションシステム及びナビゲーション方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社野村総合研究所
代理人
個人
,
個人
主分類
G01C
21/36 20060101AFI20241114BHJP(測定;試験)
要約
【課題】誤った地点に案内してしまうことを抑制しつつも目的地まで案内することができるナビゲーションシステムを提供する。
【解決手段】ナビゲーションシステムでは、データセンタ200と、複数の車両と、が通信ネットワークを介して接続されている。データセンタ200は、複数の車両のうち、ナビゲーション装置によって目的地到着までの経路案内ができない目的地を設定して前記目的地に到着した第1車両101から、ドライブレコーダで撮影した映像のデータを受信して記憶装置に記憶する。データセンタ200は、複数の車両のうち、前記目的地をナビゲーション装置に設定した第2車両102に、記憶装置に記憶されている映像のデータを送信する。第2車両102のナビゲーション装置は、目的地の周辺で経路案内を終了させたあとに、受信した映像を再生することによって目的地までの案内を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記憶装置と処理装置とを備えたデータセンタと、
ドライブレコーダとナビゲーション装置とを備えた複数の車両と、が通信ネットワークを介して接続されたナビゲーションシステムであり、
前記データセンタの前記処理装置が、
前記複数の車両のうち、前記ナビゲーション装置によって目的地到着までの経路案内ができない目的地を前記ナビゲーション装置に設定して前記目的地に到着した第1車両から、経路案内が終了してから前記第1車両が前記目的地に到着するまでの期間において前記ドライブレコーダで撮影した映像のデータを受信して前記記憶装置に記憶することと、
前記複数の車両のうち、前記目的地を前記ナビゲーション装置に設定した第2車両に、前記記憶装置に記憶されている前記映像のデータを送信することと、を実行し、
前記映像のデータを受信した前記第2車両の前記ナビゲーション装置が、前記目的地の周辺で経路案内を終了させたあとに、前記映像を再生することによって前記目的地までの案内を行うこと、を実行する
ナビゲーションシステム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2車両の前記ナビゲーション装置が、前記映像を再生することによって前記目的地までの案内を行う際に、前記第2車両が既定時間後に到達する地点において撮影された画像を表示するように、前記第2車両の速度に合わせて前記映像の再生速度を調整する
請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項3】
前記データセンタの前記処理装置が、
複数の第1車両から受信した同一の目的地についての複数の映像のデータを前記記憶装置に蓄積することと、
前記記憶装置に蓄積した前記同一の目的地についての前記複数の映像のデータから、前記第2車両に送信する映像のデータを選択して、前記第2車両に送信する映像のデータを更新することと、を実行する
請求項1に記載のナビゲーションシステム。
【請求項4】
前記データセンタの前記処理装置が、
前記第1車両から受信した前記映像のデータと、前記記憶装置に蓄積されている同一の目的地についての前記複数の映像のデータとを比較して、受信した前記映像のデータが、前記記憶装置に蓄積されている前記同一の目的地についての前記複数の映像のデータから大きく乖離していると判定した場合には、受信した前記映像のデータを削除する
請求項3に記載のナビゲーションシステム。
【請求項5】
記憶装置と処理装置とを備えたデータセンタと、
ドライブレコーダとナビゲーション装置とを備えた複数の車両と、が通信ネットワークを介して接続されたナビゲーションシステムにおけるナビゲーション方法であり、
前記データセンタの前記処理装置が、前記複数の車両のうち、前記ナビゲーション装置によって目的地到着までの経路案内ができない目的地を前記ナビゲーション装置に設定して前記目的地に到着した第1車両から、経路案内が終了してから前記第1車両が前記目的地に到着するまでの期間において前記ドライブレコーダで撮影した映像を受信して、前記記憶装置に記憶させる第1ステップと、
前記データセンタの前記処理装置が、前記複数の車両のうち、前記目的地を前記ナビゲーション装置に設定した第2車両に、前記記憶装置に記憶されている前記映像を送信する第2ステップと、
前記第2車両の前記ナビゲーション装置が、前記目的地の周辺で経路案内を終了させたあとに、前記映像を再生して前記目的地までの案内を行う第3ステップと、を含む
ナビゲーション方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ナビゲーションシステム及びナビゲーション方法に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ナビゲーションシステムが開示されている。このナビゲーションシステムは、車両に搭載されるナビゲーション装置を含んでいる。ナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置の表示部に経路を表示して、乗員に経路を提示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ナビゲーションシステムは、山間部の山道の先に目的地がある場合など、目的地までの道路の情報が存在しない場合には、目的地までの経路案内ができずに途中で経路案内を終了させてしまう。ナビゲーションシステムが用いている位置情報には誤差がある。そのため、ナビゲーションシステムは、誤った地点に案内してしまうことを避けるために目的地周辺で経路案内を終了させてしまう。例えば、ナビゲーションシステムは、建物が密集している住宅街に目的地がある場合には、目的地周辺で経路案内を終了させてしまう。
【0005】
誤った地点に案内してしまうことを抑制しつつも目的地まで案内することができるナビゲーションシステム及びナビゲーション方法が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するためのナビゲーションシステムは、記憶装置と処理装置とを備えたデータセンタと、ドライブレコーダとナビゲーション装置とを備えた複数の車両と、が通信ネットワークを介して接続されたナビゲーションシステムである。このナビゲーションシステムにおいて、前記データセンタの前記処理装置は、前記複数の車両のうち、前記ナビゲーション装置によって目的地到着までの経路案内ができない目的地を前記ナビゲーション装置に設定して前記目的地に到着した第1車両から、経路案内が終了してから前記第1車両が前記目的地に到着するまでの期間において前記ドライブレコーダで撮影した映像のデータを受信して前記記憶装置に記憶する。前記データセンタの前記処理装置は、前記複数の車両のうち、前記目的地を前記ナビゲーション装置に設定した第2車両に、前記記憶装置に記憶されている前記映像のデータを送信する。前記映像のデータを受信した前記第2車両の前記ナビゲーション装置は、前記目的地の周辺で経路案内を終了させたあとに、前記映像を再生することによって前記目的地までの案内を行う。
【0007】
上記課題を解決するためのナビゲーション方法は、記憶装置と処理装置とを備えたデータセンタと、ドライブレコーダとナビゲーション装置とを備えた複数の車両と、が通信ネットワークを介して接続されたナビゲーションシステムにおけるナビゲーション方法である。このナビゲーション方法は、前記データセンタの前記処理装置が、前記複数の車両のうち、前記ナビゲーション装置によって目的地到着までの経路案内ができない目的地を前記ナビゲーション装置に設定して前記目的地に到着した第1車両から、経路案内が終了してから前記第1車両が前記目的地に到着するまでの期間において前記ドライブレコーダで撮影した映像を受信して、前記記憶装置に記憶させる第1ステップを含む。このナビゲーション方法は、前記データセンタの前記処理装置が、前記複数の車両のうち、前記目的地を前記ナビゲーション装置に設定した第2車両に、前記記憶装置に記憶されている前記映像を送信する第2ステップを含む。このナビゲーション方法は、前記第2車両の前記ナビゲーション装置が、前記目的地の周辺で経路案内を終了させたあとに、前記映像を再生して前記目的地までの案内を行う第3ステップを含む。
【発明の効果】
【0008】
このナビゲーションシステム及びナビゲーション方法は、誤った地点に案内してしまうことを抑制しつつも目的地まで案内することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態のナビゲーションシステムの構成を示す模式図である。
図2は、実施形態のナビゲーションシステムにおけるドライブレコーダの画像の例を示す図である。
図3は、実施形態のナビゲーションシステムにおけるデータセンタと、第1車両及び第2車両と、の処理の流れを示すシーケンス図である。
図4は、実施形態のナビゲーションシステムにおける車両のナビゲーション装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図5は、実施形態のナビゲーションシステムにおけるデータセンタが到着情報を受信したときに実行する処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、実施形態のナビゲーションシステムにおけるデータセンタが映像要求を受信したときに実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、ナビゲーションシステムの一実施形態について、図1~図6を参照して説明する。
<ナビゲーションシステム10の構成>
図1に示すように、ナビゲーションシステム10は、複数の車両100と、データセンタ200とによって構成されている。データセンタ200は、通信ネットワーク300を介して、複数の車両100と通信可能に接続されている。各車両100は、ドライブレコーダ110と、ナビゲーション装置120と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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