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公開番号2024165801
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082296
出願日2023-05-18
発明の名称レーダカバー着脱構造
出願人スタンレー電気株式会社
代理人個人
主分類G01S 7/03 20060101AFI20241121BHJP(測定;試験)
要約【課題】レーダカバー着脱構造を提供する。
【解決手段】ブラケット50にレーダカバー60を着脱可能に取り付けるレーダカバー着脱構造であって、前記ブラケット及び前記レーダカバーの一方に設けられた係合部52と、他方に設けられ、前記係合部が係合する被係合部61と、前記ブラケット及び前記レーダカバーのうち前記係合部が設けられた方に設けられ、ロッド状ツール80を前記係合部までガイドするためのガイド通路53と、を備え、前記ガイド通路は、前記ロッド状ツールが挿入される開口端部53aから前記係合部近傍まで延びており、前記レーダカバーは、前記開口端部を介して挿入され前記ガイド通路により前記係合部までガイドされる前記ロッド状ツールにより、前記係合部の前記被係合部に対する係合が解除されることにより前記ブラケットから取り外される。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
レーダユニットが着脱可能に取り付けられるブラケットにレーダカバーを着脱可能に取り付けるレーダカバー着脱構造であって、
前記ブラケット及び前記レーダカバーの一方に設けられた係合部と、他方に設けられ、前記係合部が係合する被係合部と、
前記ブラケット及び前記レーダカバーのうち前記係合部が設けられた方に設けられ、ロッド状ツールを前記係合部までガイドするためのガイド通路と、を備え、
前記ガイド通路は、前記ロッド状ツールが挿入される開口端部から前記係合部近傍まで延びており、
前記レーダカバーは、前記係合部が前記被係合部に係合することにより前記ブラケットに着脱可能に取り付けられ、一方、前記開口端部を介して挿入され前記ガイド通路により前記係合部までガイドされる前記ロッド状ツールにより、前記係合部の前記被係合部に対する係合が解除されることにより前記ブラケットから取り外されるレーダカバー着脱構造。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記ガイド通路には、前記開口端部を介して挿入される前記ロッド状ツールの挿入角度をガイドするガイド部が設けられている請求項1に記載のレーダカバー着脱構造。
【請求項3】
前記ブラケット及び前記レーダカバーの一方に設けられたバネ部と、他方に設けられ、前記バネ部を付勢し弾性変形させるバネ部付勢部と、をさらに備え、
前記バネ部は、前記レーダカバーを前記ブラケットに取り付けた状態で、前記バネ部付勢部により付勢されることにより弾性変形し、
前記レーダカバーは、前記ロッド状ツールにより前記係合部の前記被係合部に対する係合が解除された場合、弾性変形した前記バネ部の弾性力により取り外し方向に移動する請求項1に記載のレーダカバー着脱構造。
【請求項4】
前記レーダユニット及び前記レーダカバーが着脱可能に取り付けられた前記ブラケットは、アウターレンズに形成された凹部に着脱可能に取り付けられており、
前記ガイド通路の前記開口端部は、前記凹部から露出しており、かつ、車両側部材で覆われている請求項1に記載のレーダカバー着脱構造。
【請求項5】
前記ガイド通路の前記開口端部は、前記ブラケット及び前記レーダカバーのうち前記係合部が設けられた方の下端部側に設けられている請求項4に記載のレーダカバー着脱構造。
【請求項6】
前記車両側部材は、バンパーである請求項4又は5に記載のレーダカバー着脱構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レーダカバー着脱構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
レーダユニットが取り付けられた凹部を含むアウターレンズと、前記凹部を覆った状態でアウターレンズに着脱可能に取り付けられるレーダカバーと、を備えた車両用灯具が知られている。レーダユニットは、高周波の電磁波(例えば、ミリ波)を車両周辺に送信し、送信範囲内に存在する対象物からの反射波を受信することにより、対象物を検出するために用いられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-0913031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1においては、レーダカバー着脱構造についての記載が全くなく、この点で改善の余地がある。
【0005】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、レーダカバー着脱構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかるレーダカバー着脱構造は、レーダユニットが着脱可能に取り付けられるブラケットにレーダカバーを着脱可能に取り付けるレーダカバー着脱構造であって、前記ブラケット及び前記レーダカバーの一方に設けられた係合部と、他方に設けられ、前記係合部が係合する被係合部と、前記ブラケット及び前記レーダカバーのうち前記係合部が設けられた方に設けられ、ロッド状ツールを前記係合部までガイドするためのガイド通路と、を備え、前記ガイド通路は、前記ロッド状ツールが挿入される開口端部から前記係合部近傍まで延びており、前記レーダカバーは、前記係合部が前記被係合部に係合することにより前記ブラケットに着脱可能に取り付けられ、一方、前記開口端部を介して挿入され前記ガイド通路により前記係合部までガイドされる前記ロッド状ツールにより、前記係合部の前記被係合部に対する係合が解除されることにより前記ブラケットから取り外される。
【0007】
このような構成により、レーダカバー着脱構造を提供することができる。例えば、ロッド状ツールを用いてレーダカバーを取り外す際、ロッド状ツールが周囲に接触し破損するのを防止することができるレーダカバー着脱構造を提供することができる。
【0008】
また、上記レーダカバー着脱構造において、前記ガイド通路には、前記開口端部を介して挿入される前記ロッド状ツールの挿入角度をガイドするガイド部が設けられていてよい。
【0009】
また、上記レーダカバー着脱構造において、前記ブラケット及び前記レーダカバーの一方に設けられたバネ部と、他方に設けられ、前記バネ部を付勢し弾性変形させるバネ部付勢部と、をさらに備え、前記バネ部は、前記レーダカバーを前記ブラケットに取り付けた状態で、前記バネ部付勢部により付勢されることにより弾性変形し、前記レーダカバーは、前記ロッド状ツールにより前記係合部の前記被係合部に対する係合が解除された場合、弾性変形した前記バネ部の弾性力により取り外し方向に移動してよい。
【0010】
また、上記レーダカバー着脱構造において、前記レーダユニット及び前記レーダカバーが着脱可能に取り付けられた前記ブラケットは、アウターレンズに形成された凹部に着脱可能に取り付けられており、前記ガイド通路の前記開口端部は、前記凹部から露出しており、かつ、車両側部材で覆われていてよい。
(【0011】以降は省略されています)

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