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公開番号2024162381
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077825
出願日2023-05-10
発明の名称加熱装置
出願人国立大学法人大阪大学,学校法人金井学園,テクノ電気工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H05B 6/10 20060101AFI20241114BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】熱コンダクタンスの向上を実現できる加熱装置を提供する。
【解決手段】加熱装置(100)は、交流電流が流れる導電線(31)と、前記導電線を囲うように形成された導電性薄膜(33)とを備える開放型コイル(3)と、前記通電部の外部に配置された導電性の外部部品(1a、2)と、を備え、前記通電部から漏れ出た磁束で前記外部部品を誘導加熱する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
容器に収容された被処理物を加熱する加熱装置であって、
交流電流が流れる導電線と、前記導電線を囲うように形成された導電性薄膜とを備える通電部と、
前記通電部の外部に配置された導電性の外部部品と、を備え、
前記通電部から漏れ出た磁束で前記外部部品を誘導加熱する、加熱装置。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記外部部品は、ドラフトチューブおよび前記容器の壁を含み、
前記通電部は、前記ドラフトチューブと前記壁との間に配置される、請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
前記通電部は、前記容器内において螺旋状に巻回するコイルである、請求項1に記載の加熱装置。
【請求項4】
前記導電性薄膜は、前記導電線を少なくとも部分的に被覆する、請求項1に記載の加熱装置。
【請求項5】
前記導電性薄膜の厚さは2mm未満である、請求項1に記載の加熱装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に収容された被処理物を加熱するための加熱装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、容器に設けられた通電部に高周波電流を供給することにより、容器に収容された被処理物を加熱する加熱装置が知られている。例えば、特許文献1は、通電部と、当該通電部に固定された導体である撹拌翼とを備え、通電部に高周波電流を供給することにより撹拌翼を誘導加熱し、誘導加熱された撹拌翼を容器内で回転させることにより被処理物を加熱する加熱装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6927510号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の従来技術では、通電部に固定された導体である撹拌翼が被処理物を加熱する加熱部として誘導加熱される。しかしながら、上述の従来技術は、加熱部と被処理物との間の熱コンダクタンスの観点において、改善の余地がある。
【0005】
本発明の一態様は、熱コンダクタンスの向上を実現できる加熱装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係る加熱装置は、容器に収容された被処理物を加熱する加熱装置であって、交流電流が流れる導電線と、前記導電線を囲うように形成された導電性薄膜とを備える通電部と、前記通電部の外部に配置された導電性の外部部品と、を備え、前記通電部から漏れ出た磁束で前記外部部品を誘導加熱する。
【0007】
本発明の態様2に係る加熱装置では、上記態様1において、前記外部部品は、ドラフトチューブおよび前記容器の壁を含み、前記通電部は、前記ドラフトチューブと前記壁との間に配置されてもよい。
【0008】
本発明の態様3に係る加熱装置では、上記態様1または2において、前記通電部は、前記容器内において螺旋状に巻回するコイルであってもよい。
【0009】
本発明の態様4に係る加熱装置では、上記態様1から3において、前記導電性薄膜は、前記導電線を少なくとも部分的に被覆してもよい。
【0010】
本発明の態様5に係る加熱装置では、上記態様1から4において、前記導電性薄膜の厚さは2mm未満であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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