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公開番号
2024158159
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023073120
出願日
2023-04-27
発明の名称
デバイス及びデバイスの製造方法
出願人
シャープディスプレイテクノロジー株式会社
代理人
弁理士法人暁合同特許事務所
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20241031BHJP(光学)
要約
【課題】第1基板と第2基板との間の間隔が一定以上にならないよう保つ。
【解決手段】デバイス11は、第1主面11A1を有する第1基板11Aと、第1主面11A1と間隔を空けて対向する第2主面11B2を有する第2基板11Bと、第1基板11Aに設けられて第1主面11A1から第2主面11B2側に向けて突出する第1突出部28と、第1突出部28から第1主面11A1に沿って延出し、第1主面11A1との間に間隔を空けて配される第1延出部29と、第2基板11Bに設けられて第2主面11B2から第1主面11A1側に向けて突出する第2突出部30と、第2突出部30から第2主面11B2に沿って延出し、第2主面11B2との間に第1延出部29を挟むよう配される第2延出部31と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1主面を有する第1基板と、
前記第1主面と間隔を空けて対向する第2主面を有する第2基板と、
前記第1基板に設けられて前記第1主面から前記第2主面側に向けて突出する第1突出部と、
前記第1突出部から前記第1主面に沿って延出し、前記第1主面との間に間隔を空けて配される第1延出部と、
前記第2基板に設けられて前記第2主面から前記第1主面側に向けて突出する第2突出部と、
前記第2突出部から前記第2主面に沿って延出し、前記第2主面との間に前記第1延出部を挟むよう配される第2延出部と、を備えるデバイス。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第1基板と前記第2基板との間に挟持されて液晶材料からなる液晶層を備える請求項1記載のデバイス。
【請求項3】
複数の画素と、
隣り合う前記画素の間に配されて光を遮る遮光部と、を備えており、
前記第1突出部、前記第1延出部、前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記遮光部と重畳して配される請求項2記載のデバイス。
【請求項4】
前記第1基板と前記第2基板との間に介在し、前記液晶層を取り囲んでいて前記液晶層を封止する封止部を備えており、
前記第1突出部、前記第1延出部、前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記封止部と重畳して配される請求項2記載のデバイス。
【請求項5】
前記第1基板には、前記第1主面から前記第2主面側に向けて突出するスペーサが設けられ、
前記第2基板には、前記第2主面から前記第1主面側に向けて突出して前記スペーサと対向して配されるバンプが設けられ、
前記第1突出部及び前記第1延出部は、前記スペーサと同じ材料からなり、
前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記バンプと同じ材料からなる請求項2から請求項4のいずれか1項に記載のデバイス。
【請求項6】
第1基板の第1主面から突出する第1突出部と、前記第1突出部から前記第1主面に沿って延出していて前記第1主面との間に間隔を空けて配される第1延出部と、を設け、
第2基板の第2主面から突出する第2突出部と、前記第2突出部から前記第2主面に沿って延出していて前記第2主面との間に間隔を空けて配される第2延出部と、を設け、
前記第1主面と前記第2主面とが対向していて、前記第1突出部及び前記第1延出部と前記第2突出部及び前記第2延出部とが非重畳になるよう、前記第1基板と前記第2基板とを配し、
前記第1基板と前記第2基板との間の間隔を調整し、前記第1延出部を前記第2主面と前記第2延出部との間に位置させ、
前記第1基板と前記第2基板とを前記第1主面及び前記第2主面に沿う方向にスライドさせ、前記第2延出部と前記第2主面との間に前記第1延出部を挟ませるデバイスの製造方法。
【請求項7】
前記第1基板に前記第1突出部及び前記第1延出部を設けるにあたっては、前記第1基板の前記第1主面上に第1膜を成膜し、前記第1膜をパターニングして第1台座部を設け、前記第1膜の上層側に第2膜を成膜し、前記第2膜をパターニングして前記第1突出部と前記第1台座部の上層側に重なる前記第1延出部とを設け、前記第1台座部をエッチングして除去し、
前記第2基板に前記第2突出部及び前記第2延出部を設けるにあたっては、前記第2基板の前記第2主面上に第3膜を成膜し、前記第3膜をパターニングして第2台座部を設け、前記第3膜の上層側に第4膜を成膜し、前記第4膜をパターニングして前記第2突出部と前記第2台座部の上層側に重なる前記第2延出部とを設け、前記第2台座部をエッチングして除去する請求項6記載のデバイスの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、デバイス及びデバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、デバイスの一種である液晶セル(液晶パネル)の一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1には、第1基板および第2基板の間に挟持された液晶層と、液晶層の厚みを制御する厚み制御素子と、を備えた液晶セルが記載されている。特許文献1に記載の液晶セルは、上記厚み制御素子が第1基板に形成された第1スペーサーと、第2基板に形成された第2スペーサーを含み、両スペーサーが当接して液晶層の厚みを制御しており、スペーサーがドット間の非表示領域に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-162632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した特許文献1に記載された厚み制御素子は、液晶層の厚みが一定以下にならないよう制御するのに機能する。しかしながら、例えば液晶セルを縦置き状態で使用した場合、液晶材料が液晶セルの下部付近に溜まり、液晶セルの下部付近において液晶層の厚みが規定値よりも大きくなる、という問題が生じることが懸念される。このような問題に、特許文献1に記載された厚み制御素子では対処できなかった。
【0005】
本明細書に記載の技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、第1基板と第2基板との間の間隔が一定以上にならないよう保つことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本明細書に記載の技術に関わるデバイスは、第1主面を有する第1基板と、前記第1主面と間隔を空けて対向する第2主面を有する第2基板と、前記第1基板に設けられて前記第1主面から前記第2主面側に向けて突出する第1突出部と、前記第1突出部から前記第1主面に沿って延出し、前記第1主面との間に間隔を空けて配される第1延出部と、前記第2基板に設けられて前記第2主面から前記第1主面側に向けて突出する第2突出部と、前記第2突出部から前記第2主面に沿って延出し、前記第2主面との間に前記第1延出部を挟むよう配される第2延出部と、を備える。
【0007】
(2)また、上記デバイスは、上記(1)に加え、前記第1基板と前記第2基板との間に挟持されて液晶材料からなる液晶層を備えてもよい。
【0008】
(3)また、上記デバイスは、上記(2)に加え、複数の画素と、隣り合う前記画素の間に配されて光を遮る遮光部と、を備えており、前記第1突出部、前記第1延出部、前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記遮光部と重畳して配されてもよい。
【0009】
(4)また、上記デバイスは、上記(2)に加え、前記第1基板と前記第2基板との間に介在し、前記液晶層を取り囲んでいて前記液晶層を封止する封止部を備えており、前記第1突出部、前記第1延出部、前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記封止部と重畳して配されてもよい。
【0010】
(5)また、上記デバイスは、上記(2)から上記(4)のいずれかに加え、前記第1基板には、前記第1主面から前記第2主面側に向けて突出するスペーサが設けられ、前記第2基板には、前記第2主面から前記第1主面側に向けて突出して前記スペーサと対向して配されるバンプが設けられ、前記第1突出部及び前記第1延出部は、前記スペーサと同じ材料からなり、前記第2突出部及び前記第2延出部は、前記バンプと同じ材料からなってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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