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公開番号
2024157252
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071506
出願日
2023-04-25
発明の名称
センサカバー及び車両
出願人
日本車輌製造株式会社
代理人
弁理士法人真明センチュリー
主分類
G01S
17/931 20200101AFI20241030BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両の周囲の物体を精度良く検出できるセンサカバー及び車両を提供すること。
【解決手段】搬送車1にセンサカバー6が取り付けられた取付状態において、上板61の上面がセンサ5の後方側に下降傾斜する。よって、上板61に降った雨水を上板61の上面に沿ってセンサ5の後方側に流下させることができる。これにより、上板61の前縁部分からセンサ5の前方側の検出領域に雨水が滴下することを抑制できるので、センサ5が雨水を誤検出することを抑制できる。よって、搬送車1の周囲の物体をセンサ5によって精度良く検出できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車体と、その車体に取り付けられ、前記車体の周囲の物体を検出するためのセンサと、を備えた車両に取り付けられるセンサカバーであって、
前記センサを上方側から覆うと共に前記センサよりも前方側に延びる上カバーを備え、
前記車体に前記センサカバーが取り付けられた取付状態において、前記上カバーの上面が前記センサの後方側に下降傾斜していることを特徴とするセンサカバー。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記上カバーは、前記上カバーの上面の前縁から上方に立ち上がり、左右に延びる壁状の第1壁部を備えることを特徴とする請求項1記載のセンサカバー。
【請求項3】
前記上カバーは、前記上カバーの下面から下方に突出し、前記センサの前方側から左右両方の側方側にかけて連続する壁状の第2壁部を備えることを特徴とする請求項1記載のセンサカバー。
【請求項4】
前記センサを下方側から覆うと共に前記センサよりも前方側に延びる下カバーを備え、
前記下カバーは、前記下カバーの上面から上方に立ち上がり、前記センサの前方側から左右両方の側方側にかけて連続する壁状の第3壁部を備えることを特徴とする請求項1記載のセンサカバー。
【請求項5】
前記下カバーは、前記第3壁部の内周側に形成される排水孔を備えることを特徴とする請求項4記載のセンサカバー。
【請求項6】
前記取付状態において、前記下カバーの上面が前記排水孔に向けて下降傾斜していることを特徴とする請求項5記載のセンサカバー。
【請求項7】
前記センサを下方側から覆う下カバーと、その下カバー及び前記上カバーが取り付けられ、前記車体に対する取り付け角度が可変に構成される取付部材を備え、
前記取付部材に前記センサが取り付けられることを特徴とする請求項1記載のセンサカバー。
【請求項8】
前記センサの検出領域が最も下向きになるように前記取付部材の取り付け角を調整した状態において、前記上カバーの上面が前記センサの後方側に下降傾斜していることを特徴とする請求項7記載のセンサカバー。
【請求項9】
前記車体と、前記センサと、を備え、
請求項1から8のいずれかに記載のセンサカバーが取り付けられることを特徴とする車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサカバー及び車両に関し、特に、車両の周囲の物体を精度良く検出できるセンサカバー及び車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車体に取り付けられたセンサによって周囲の物体(走行路上の目標物や障害物など)を検出し、その検出結果に基づいて走行する車両が知られている。例えば、特許文献1には、車体2の周囲にレーザ光を照射する進入センサ4aによってパレット50の脚51までの距離や方向を測定し、その測定結果に基づいて走行する無人搬送車1(車両)が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-028432号公報(例えば、段落0019~0023、図1,2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の技術では、センサの検出領域内で雨水が落下すると、その雨水をセンサが誤検出することがある。よって、車両の周囲の物体を精度良く検出できないという問題点があった。
【0005】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、車両の周囲の物体を精度良く検出できるセンサカバー及び車両を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために本発明のセンサカバーは、車体と、その車体に取り付けられ、前記車体の周囲の物体を検出するためのセンサと、を備えた車両に取り付けられるものであり、前記センサを上方側から覆うと共に前記センサよりも前方側に延びる上カバーを備え、前記車両に前記センサカバーが取り付けられた取付状態において、前記上カバーの上面が前記センサの後方側に下降傾斜している。
【0007】
本発明の車両は、車体と、その車体に取り付けられ、前記車体の周囲の物体を検出するためのセンサと、を備え、センサカバーが取り付けられるものであり、前記センサカバーは、前記センサを上方側から覆うと共に前記センサよりも前方側に延びる上カバーを備え、前記車両に前記センサカバーが取り付けられた取付状態において、前記上カバーの上面が前記センサの後方側に下降傾斜している。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載のセンサカバー及び請求項9記載の車両によれば、次の効果を奏する。センサを上方側から覆うと共に前記センサよりも前方側に延びる上カバーを備える。車両にセンサカバーが取り付けられた取付状態(以下「センサカバーの取付状態」という。)において、上カバーの上面がセンサの後方側に下降傾斜しているので、上カバーの上面に付着した雨水をセンサの後方側に流下させることができる。これにより、センサの前方側の検出領域に雨水が滴下することを抑制できるので、センサが雨水を誤検出することを抑制できる。よって、センサによって車両の周囲の物体を精度良く検出できるという効果がある。
【0009】
請求項2記載のセンサカバーによれば、請求項1記載のセンサカバーの奏する効果に加え、次の効果を奏する。上カバーは、その上面の前縁から上方に立ち上がり、左右に延びる壁状の第1壁部を備えるので、上カバーの上面の前縁からセンサの前方側の検出領域に滴下する雨水を第1壁部で遮ることができる。これにより、センサが雨水を誤検出することを抑制できるという効果がある。
【0010】
請求項3記載のセンサカバーによれば、請求項1記載のセンサカバーの奏する効果に加え、次の効果を奏する。上カバーは、上カバーの下面から下方に突出し、センサの前方側から左右両方の側方側にかけて連続する壁状の第2壁部を備える。これにより、センサの検出領域が前方から側方にかけての広範囲に設定される場合であっても、センサが雨水を誤検出することを抑制できるという効果がある。
(【0011】以降は省略されています)
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