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公開番号
2024156334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023070708
出願日
2023-04-24
発明の名称
復水器状態予測装置
出願人
東芝エネルギーシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人サクラ国際特許事務所
主分類
F01D
21/00 20060101AFI20241029BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】運転条件に基づく復水器の性能や管の減肉に関する状態予測情報を認識することができる復水器状態予測装置を提供する。
【解決手段】実施形態の復水器状態予測装置は、測定された測定情報または入力された入力情報に基づいて予測された復水器の性能を示す性能情報を表示部に表示させる画面表示情報300、および入力情報に基づいて予測された復水器の管の肉厚の残存割合を示す残肉情報を表示部に表示させる画面表示情報の少なくとも一方を生成する表示情報生成部を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
測定された測定情報または入力された入力情報に基づいて予測された復水器の性能を示す性能情報を表示部に表示させる第1の画面表示情報、および前記入力情報に基づいて予測された前記復水器の管の肉厚の残存割合を示す残肉情報を表示部に表示させる第2の画面表示情報の少なくとも一方を生成する表示情報生成部を備える復水器状態予測装置。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記性能情報は、前記復水器の清浄度、器内圧力および熱貫流率の寄与率の少なくとも1以上を含むことを特徴とする請求項1記載の復水器状態予測装置。
【請求項3】
前記第1の画面表示情報は、第1の計算条件に基づいて算出された前記性能情報を示す第1の算出データと、前記第1の計算条件とは異なる第2の計算条件に基づいて算出された前記性能情報を示す第2の算出データとを含むことを特徴とする請求項1記載の復水器状態予測装置。
【請求項4】
前記第2の画面表示情報は、前記入力情報に基づいて予測された前記残肉情報を示す第1の算出データと、前記入力情報とは異なる入力された情報に基づいて予測された前記残肉情報を示す第2の算出データとを含むことを特徴とする請求項1記載の復水器状態予測装置。
【請求項5】
前記第2の計算条件は、最新の計算条件からなり、前記第1の計算条件は、前記第2の計算条件に基づく算出結果よりも前に設定された計算条件からなることを特徴とする請求項3記載の復水器状態予測装置。
【請求項6】
前記復水器の管へ入水する冷却水の冷却水入口温度および前記復水器の管から排出される冷却水の冷却水出口温度、および前記復水器の積算運転時間の少なくとも一方を取得する計測データ取得部と、
前記冷却水入口温度および前記冷却水出口温度に基づく前記性能情報の算出、および前記復水器の積算運転時間に基づく前記残肉情報の算出の少なくとも一方を実行する演算部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の復水器状態予測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、復水器状態予測装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
蒸気タービン設備に備えられる復水器として、表面復水器がある。この表面復水器は、冷却水を流す複数の管を備える。そして、タービンから排出された蒸気は、これらの管に接触することで冷却される。なお、以下、表面復水器を単に復水器と称する。
【0003】
復水器では、蒸気を冷却するために、大量の冷却水が使用される。そのため、冷却水として、一般的に海水、湖水、河川水などが使用される。その中でも海水は、多くの設備で利用されている。
【0004】
復水器の管の内面は、冷却水に含まれる物質によって腐食するとともに汚れる。管の内面の腐食によって、管の肉厚は減少(減肉)する。また、管の内面の汚れによって、熱貫流率が低下して、復水器の性能が低下する。管の肉厚の減少や復水器の性能の低下は、経年とともに進行する。
【0005】
従来、復水器の管の減肉の進行は、蒸気タービン設備の運転を停止して実施する定期検査において知ることができる。一方、定期検査によって復水器の管の減肉が限界値を超えることが判明した場合でも、一般に復水器の補修や部品の調達には時間がかかるため、蒸気タービン設備の運転を長期間停止しなければならない。また、復水器の管の交換に伴う性能の変化については、復水器を稼働させなければ把握できない。そのため、従来、復水器の性能や状態に及ぼす補修の影響を予測することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開昭60-135759号公報
特開2004-145496号公報
特開2019-79275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このように、従来において、復水器の減肉の進行は、運転停止を伴う検査でなければ知ることができない。また、検査の結果として復水器を補修した場合においても、性能や状態の変化を予測することは困難である。
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、運転条件に基づく復水器の性能や管の減肉などに関する状態予測情報を認識することができる復水器状態予測装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
実施形態の復水器状態予測装置は、測定された測定情報または入力された入力情報に基づいて予測された復水器の性能を示す性能情報を表示部に表示させる第1の画面表示情報、および入力情報に基づいて予測された復水器の管の肉厚の残存割合を示す残肉情報を表示部に表示させる第2の画面表示情報の少なくとも一方を生成する表示情報生成部を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態の復水器状態予測装置を備えた蒸気タービン設備の構成を示す系統図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が対象とする復水器の構成を示す正面図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が対象とする復水器の構成を示す側面図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が対象とする復水器の構成を示す側面図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が対象とする復水器の管群の断面を示す模式図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の機能構成を示すブロック図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する画面表示情報の他の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する画面表示情報の他の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の演算部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態の復水器状態予測装置の演算部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態の復水器状態予測装置の全体動作を示すフローチャートである。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の基本仕様データの例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の点検履歴の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が入力を受けるための画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の算出結果の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置の算出結果の画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置のユーザの操作例を示すフローチャートである。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する残肉率を示す画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する残肉率を示す画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する熱貫流率の寄与率などを示す画面表示情報の例を示す図である。
実施の形態の復水器状態予測装置が生成する熱貫流率の寄与率などを示す画面表示情報の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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