TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024155849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2024067544
出願日
2024-04-18
発明の名称
ユーザ端末でのセル間欠送信及び受信をサポートする方法及びシステム
出願人
三星電子株式会社
,
Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04W
52/02 20090101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザ端末でのセル間欠送信及び受信をサポートする方法及びシステムを提供する。
【解決手段】間欠送信(DTX)/間欠受信(DRX)周期、DTX/DRX開始スロット又はオフセット、及びDTX/DRXアクティブ期間によって定められるセルDTX/DRX設定を用いてユーザ端末(UE)が設定される方法及び装置が提供される。セルDTX/DRX設定はUEで有効化又は無効化される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
基地局(BS)によって、間欠送信(DTX)/間欠受信(DRX)周期、DTX/DRX開始スロット又はオフセット、及びDTX/DRXアクティブ期間によって定められるセルDTX/DRX設定を用いてユーザ端末(UE)を設定するステップと、
前記BSによって、前記UEでの前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化するステップと
を備える方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化するステップは、セルDTX設定を有効化するステップを備え、前記セルDTX設定の非アクティブ期間において、前記UEは物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視を一時停止するように構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化するステップは、セルDRX設定を有効化するステップを備え、前記セルDRX設定の非アクティブ期間において、前記UEは設定グラント(CG)-物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信を一時停止し、スケジューリング要求(SR)送信を一時停止するように構成される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記セルDTX/DRX設定の非アクティブ期間において、前記UEは、周期的及びセミパーシステントチャネル状態情報(CSI)測定、ビーム管理手順、及び周期的及びセミパーシステントCSI報告の少なくとも1つを一時停止するように設定される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
ランダムアクセスチャネル(RACH)手順のための前記UEと前記BSとの間のメッセージ交換が、前記セルDTX/DRX設定の非アクティブ期間にわたって継続する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記セルDTX/DRX設定の前記非アクティブ期間において、前記UEは前記RACH手順のランダムアクセス応答(RAR)又は競合解決メッセージのためのPDCCHを監視する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記BSによって、低レイテンシ要件を有するデータについての前記セルDTX/DRX設定の非アクティブ期間の周期的オケージョンを監視するように前記UEを設定するステップであって、前記周期的オケージョンはPDCCHオケージョン又はアップリンク(UL)ウェイクアップ信号オケージョンを備える、ステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記UEは接続モード(C)-DRX設定を用いて設定され、前記UEは、前記セルDTX/DRX設定のアクティブ期間と重なる前記C-DRX設定の非アクティブ期間中に前記C-DRX設定を維持する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ユーザ端末(UE)によって、基地局(BS)からセル間欠送信(DTX)/間欠受信(DRX)設定を受信するステップであって、前記セルDTX/DRX設定はDTX/DRX周期、DTX/DRX開始スロット又はオフセット、及びDTX/DRXアクティブ期間によって定められる、ステップと、
前記BSから、前記UEでの前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化する信号を受信するステップと、
前記信号に基づいて前記UEでの前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化するステップと
を備える方法。
【請求項10】
前記セルDTX/DRX設定を有効化又は無効化するステップは、前記UEでのセルDTX設定を有効化するステップを備え、
前記セルDTX設定の非アクティブ期間に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)の監視を一時停止するステップ
をさらに備える、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連する出願の参照
本出願は2023年4月21日に出願された米国仮出願第63/461,094号の米国特許法第119条(e)に基づく優先権の利益を主張するものであり、その開示の全体が全てここに記載されているかのように参照により援用される。
続きを表示(約 2,600 文字)
【0002】
本開示は概してセルラシステムのネットワークのエネルギーの節減に関する。特に、本開示で開示されている保護対象はセル間欠送信(DTX)及び間欠受信(DTX)の改善に関する。
【背景技術】
【0003】
セルラシステムの導入以来、ネットワークの高密度化と、動作帯域幅の拡大と、多数のアンテナの利用とへの一貫した傾向が存在してきた。この結果、セルラネットワークの電力消費は着実に増加しており、現在では通信事業者の事業運営費(OPEX)の相当な部分に当たる。しばらくの間、ユーザ端末(UE)の電力消費の削減についての標準化が行なわれてきたが、最近までネットワークレベルで電力消費を削減する取り組みは最小限であった。この問題に対処するために、リリース18(Rel-18)において、特にネットワークレベルでの電力消費の削減に関する研究が第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標、以下同じ))によって開始された。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
この問題を解決するために、ネットワークの省電力を実現する様々な時間領域の解決手段を提供することができる。特に、UE接続モード(C)-DRX/DTXの概念を基地局(BS)(たとえば、gNode B(gNB)やセル)まで拡張することができ、UEがセルDTX/DRXにしたがって動作するのに必要なシグナリングを定めることができる。
【0005】
特に、1つの解決手段は、gNBでDTX/DRXモードをサポートし、UE C-DTX/DRXモードを用いてUEの非アクティブ化期間をgNBと同期させることである。これは、予測可能なサイクルでgNBのオン/オフを行ない、最初にUEについて定められたDTX/DRXサイクルの概念をgNBでも本質部分に用いることによって準静的に行なうことができる。この手法はトラフィックが準静的かつ予測可能な場合に適用可能である場合がある。これをより動的に実行することもできる(たとえば、トラフィックが激しく変動する場合)。このような場合、トラフィック需要に応じていつオン/オフを行なうのかをgNBが決定し、UEに通知する。
【0006】
上記のアプローチにともなう問題の1つは、DTX/DRXメカニズムを導入してネットワークのエネルギーの節減を可能にする場合に、セルDTXサイクルの非アクティブ期間中に何を送信したりリッスンしたりするのかと、進行中の送信をどのように処理するのかとをUEが認識する必要がある。たとえば、UEですべての送信を停止するか否かや、一部の送信(たとえば参照信号)が引き続き行なわれ得るか否かを判断する必要がある。さらに、送信されているが、そのACKをまだ受信していないパケットをどのように処理するのかを決める必要がある。
【0007】
これらの問題を克服するために、セルがDTXサイクルの非アクティブ期間に入ったときのUEの挙動を定めるためのシステム及び方法が本開示で説明されている。特に、セルDTX/DRXが実行中であるとき及び/又はUE DRXが設定されているときについてUEの挙動と手順とが取り上げられており、セルDTX/DRXに関係する可能なチャネル/信号の設計及びメカニズム並びにアップリンク手順(たとえば、UEの要求や支援フィードバック)も取り上げられている。
【0008】
上記に加えて、UEのDRX設定の決定にコアネットワークが関与する場合もあり、当該決定をUEのサービス特性に適応させる場合もあるので、セルDTX/DRXに揃えるようにあらゆるUEのDRX設定をgNBによって再設定することが実行不可能である場合がある。したがって、セルDTX/DRXとUE C-DRXとの両方が共存し、協働する場合がある。
【0009】
上記のアプローチでは、セルDTX/DRXにおいて様々なgNBの挙動が定められるので、従来の方法が改善される。様々なセルDTX/DRXの場合に対して新規のUEの挙動を定めることができる。具体的には、セルDTX及びDRX中にどの設定されたダウンリンク(DL)リソース及びアップリンク(UL)リソースが非アクティブ化/一時停止されると想定され得るのかを決めることができる(たとえば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH))。セルDTX及びDRX中にUEに固有のどのDL信号及びUL信号が非アクティブ化/一時停止されると想定され得るのかを決めることができる(たとえば、チャネル状態情報(CSI)参照信号(RS)やサウンディング参照信号(SRS))。セルDTX/DRXアクティブ期間内に終了しない可能性がある重要な信号/チャネル送信をどのように処理するのかを決めることができる(たとえば、システム情報を受信するためのPDCCH監視、ページング早期表示を受信するためのPDCCH監視、トラッキング参照信号(TRS)、同期信号ブロック(SSB)、SRSオケージョンなど)。さらに、厳しいレイテンシ要件がある場合に送信されるデータがある場合に、セルDTX/DRXの想定におけるDL送信及びUL送信の例外をどのように処理するのかをさらに決めることができる(たとえば、ランダムアクセス(RA)中にgNBがセルDTX/DRX動作を一時停止する)。DTX/DRXに用いられるUE補助情報をどのように設計するのかと、セルDTX/DRX及びUE C-DRXの位置ずれをどのように処理するのかを決めることもできる。
【0010】
一実施形態では、DTX/DRX周期、DTX/DRX開始スロット又はオフセット、及びDTX/DRXアクティブ期間によって定められるセルDTX/DRX設定を用いてBSがUEを設定する方法が提供される。BSがUEでのセルDTX/DRX設定を有効化又は無効化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
三星電子株式会社
半導体素子
8日前
三星電子株式会社
半導体装置
1か月前
三星電子株式会社
電力変換装置
今日
三星電子株式会社
イメージセンサー
今日
三星電子株式会社
半導体素子及びその製造方法
1か月前
三星電子株式会社
半導体素子及びその製造方法
20日前
三星電子株式会社
磁気抵抗素子及び半導体装置
7日前
三星電子株式会社
インペラ、送風機、及び掃除機
20日前
三星電子株式会社
インペラ、送風機、及び掃除機
20日前
三星電子株式会社
半導体メモリ素子及びその製造方法
20日前
三星電子株式会社
半導体メモリ素子及びその製造方法
29日前
三星電子株式会社
半導体パッケージ及びその製造方法
6日前
三星電子株式会社
半導体装置及びこれを含むイメージセンサー
7日前
三星電子株式会社
化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
29日前
三星電子株式会社
無接合伝送トランジスタを含むイメージセンサー
1か月前
三星電子株式会社
イメージセンサーおよびイメージセンサーの製造方法
今日
三星電子株式会社
青色発光化合物および有機エレクトロルミネッセンス素子
29日前
三星電子株式会社
ユーザ端末でのセル間欠送信及び受信をサポートする方法及びシステム
28日前
三星電子株式会社
量子ドット組成物、その製造方法、その硬化物、及びそれを含む表示装置
1か月前
三星電子株式会社
イメージセンサ及びイメージ検出方法
1か月前
三星電子株式会社
光電変換素子と有機センサ及び電子装置
1か月前
三星電子株式会社
キャパシタ、それを含む電子装置、及びその製造方法
9日前
三星電子株式会社
親水性量子ドット、それを含む親水性溶剤型量子ドットインク組成物、並びにそれを含む発光素子及びディスプレイ
1日前
三星電子株式会社
動きベクトルの符号化装置及びその方法、及び動きベクトルの復号装置及びその方法
7日前
三星電子株式会社
非極性溶剤に分散可能な金属酸化物ナノ粒子、これを含むインクジェットプリンティング用の電子輸送層インク組成物及びその製造方法、並びにこれを含む発光素子及びディスプレイ
29日前
個人
挿耳装置
1か月前
個人
ヘッドホン
2か月前
個人
仮想アース
1か月前
個人
環境音制御方法
今日
個人
車両の制御装置
1か月前
株式会社シグマ
撮像装置
2か月前
個人
スピーカーシステム
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本無線株式会社
秘匿通信
今日
個人
押しボタン式側圧調整器
7日前
個人
投げ銭管理システム
1か月前
続きを見る
他の特許を見る