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公開番号2024152440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023066631
出願日2023-04-14
発明の名称動画出力制御装置
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 21/431 20110101AFI20241018BHJP(電気通信技術)
要約【課題】盛り上がり度合に基づいて動画の時系列上の出力の制御を行うこと。
【解決手段】動画出力制御装置1は、動画の時系列上の視聴者の盛り上がり度合を示す盛り上がり情報を取得する取得部11と、取得部11によって取得された動画の盛り上がり情報に基づいて当該動画の時系列上の出力の制御を行う制御部12と、を備える。制御は、動画の再生速度、音量若しくは表示領域の変更、又は、動画の一部再生区間のスキップであってもよい。制御部12は、時系列上で盛り上がり度合が大きくなるにつれて、動画の再生速度を下げてもよい、音量を上げてもよい、若しくは、表示領域を拡大してもよい、又は、時系列上で盛り上がり度合が小さくなるにつれて、動画の再生速度を上げてもよい、音量を下げてもよい、若しくは、表示領域を縮小してもよい。制御部12は、盛り上がり度合が所定の閾値以下である動画の一部再生区間をスキップしてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
動画の時系列上の視聴者の盛り上がり度合を示す盛り上がり情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された動画の盛り上がり情報に基づいて当該動画の時系列上の出力の制御を行う制御部と、
を備える動画出力制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御は、動画の再生速度、音量若しくは表示領域の変更、又は、動画の一部再生区間のスキップである、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
時系列上で盛り上がり度合が大きくなるにつれて、動画の再生速度を下げる、音量を上げる、若しくは、表示領域を拡大する、又は、
時系列上で盛り上がり度合が小さくなるにつれて、動画の再生速度を上げる、音量を下げる、若しくは、表示領域を縮小する、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、盛り上がり度合が所定の閾値以下である動画の一部再生区間をスキップする、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項5】
前記制御は、動画の再生速度、音量又は表示領域の変更を含み、
前記制御部は、盛り上がり度合が所定の基準を満たした際に行う前記変更については、当該満たしたタイミングよりも所定時間早く行う、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項6】
前記制御の度合は、ユーザが盛り上がり度合に応じて予め指定する、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項7】
前記制御の度合は、ユーザが過去に行った盛り上がり度合に応じた動画操作に基づく、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項8】
前記制御は、動画の一部再生区間のスキップを含み、
前記制御部は、前記スキップを望まないユーザに対しては別の制御を行う、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項9】
前記制御は、動画の一部再生区間のスキップを含み、
前記制御部は、動画の時系列上の再生箇所を示すシークバーをユーザに表示させると共に、当該シークバー上において前記スキップを行う区間をユーザに表示させる、
請求項1に記載の動画出力制御装置。
【請求項10】
前記制御は、動画の再生速度の変更を含み、
前記制御部は、前記変更を加味した、
動画の現在の再生箇所から再生終了までの時間、
動画の現在の再生箇所から盛り上がり度合が所定の基準を満たす再生区間までの時間、又は、
動画の前記再生区間中の現在の再生箇所から当該再生区間が終了するまでの時間、
の少なくとも一つをユーザに表示させる、
請求項1に記載の動画出力制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の一側面は、動画の時系列上の出力の制御を行う動画出力制御装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1では、ゲームに係る配信動画の閲覧者のゲームの盛り上がりの度合いを知らせることを可能とする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-186221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記技術は盛り上がりの度合を知らせることを可能とするが、例えば、盛り上がり度合に基づいて動画の時系列上の出力の制御を行うことはできない。そこで、盛り上がり度合に基づいて動画の時系列上の出力の制御を行うことが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一側面に係る動画出力制御装置は、動画の時系列上の視聴者の盛り上がり度合を示す盛り上がり情報を取得する取得部と、取得部によって取得された動画の盛り上がり情報に基づいて当該動画の時系列上の出力の制御を行う制御部と、を備える。
【0006】
このような側面においては、動画の時系列上の視聴者の盛り上がり度合を示す盛り上がり情報に基づいて、当該動画の時系列上の出力の制御が行われる。すなわち、盛り上がり度合に基づいて動画の時系列上の出力の制御を行うことができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一側面によれば、盛り上がり度合に基づいて動画の時系列上の出力の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る動画出力制御装置の機能構成の一例を示す図である。
盛り上がり情報のテーブル例を示す図である。
時系列上の盛り上がり度合を示すグラフを表示した動画例を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が大きい際に低速再生されている場面を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が小さい際に高速再生されている場面を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が大きい際に高音量となっている場面を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が小さい際に低音量となっている場面を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が大きい際に表示領域が拡大されている場面を示す図である。
図3の動画例について盛り上がり度合が小さい際に表示領域が縮小されている場面を示す図である。
視聴速度情報のテーブル例を示す図である。
再生速度情報のテーブル例(その1)を示す図である。
設定ダイアログボックスを表示した動画例を示す図である。
ユーザ操作情報のテーブル例を示す図である。
学習操作情報のテーブル例(その1)を示す図である。
学習操作情報のテーブル例(その2)を示す図である。
再生速度情報のテーブル例(その2)を示す図である。
スキップを行う区間を表示した動画例を示す図である。
動画の再生速度の変更を加味した時間を表示した動画例(その1)を示す図である。
動画の再生速度の変更を加味した時間を表示した動画例(その2)を示す図である。
実施形態に係る動画出力制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る動画出力制御装置で用いられるコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら本開示での実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、以下の説明における本開示での実施形態は、本発明の具体例であり、特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの実施形態に限定されないものとする。
【0010】
図1は、実施形態に係る動画出力制御装置1の機能構成の一例を示す図である。動画出力制御装置1は、動画の時系列上の出力の制御を行うコンピュータ装置である。実施形態では、動画出力制御装置1としてスマートフォンを想定するが、これに限るものではない。図1に示す通り、動画出力制御装置1は、格納部10、取得部11(取得部)及び制御部12(制御部)を含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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