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公開番号2024151224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064454
出願日2023-04-11
発明の名称材料特性を予測する方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人DIC株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G16C 20/30 20190101AFI20241017BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】材料特性を予測する技術を改善する。
【解決手段】情報処理装置が実行する材料特性を予測する方法であって、材料の分析チャートを説明変数とし、前記材料の材料特性を目的変数とする実績データに基づき予測モデルを生成するステップと、予測モデルに基づき材料特性を予測するステップと、を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置が実行する材料特性を予測する方法であって、
材料の分析チャートを説明変数とし、前記材料の材料特性を目的変数とする実績データに基づき予測モデルを生成するステップと、
前記予測モデルに基づき材料特性を予測するステップと、
を含む、方法。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、
前記分析チャートは、高分子材料の分析チャートであり、前記材料特性は、前記高分子
材料のレオロジー特性である、方法。
【請求項3】
請求項2に記載の方法であって、
前記分析チャートは、前記材料の分子構造を示す分析チャート、及び前記材料の分子量情報を含む分析チャートである、方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法であって、
前記分子構造を示す分析チャートはIRチャートであり、前記分子量情報を含む分析チャートはGPCチャートである、方法。
【請求項5】
請求項4に記載の方法であって、
前記レオロジー特性が粘弾特性であることを特徴とする、方法。
【請求項6】
請求項5に記載の方法であって、さらに、
前記分析チャートを圧縮した圧縮データを生成するステップを含み、
前記圧縮データを説明変数として前記予測モデルを生成する方法。
【請求項7】
請求項6に記載の方法であって、
前記圧縮データを生成するステップは、オートエンコーダにより実行される、方法。
【請求項8】
請求項2に記載の方法であって、さらに、
前記実績データは、所定用途で使用される高分子材料のデータと、前記所定用途以外で使用される高分子材料の実績データとを含むことを特徴とする方法。
【請求項9】
請求項5に記載の方法であって、さらに、
前記実績データは、粘接着剤用途で使用される高分子材料のデータと、粘接着剤用途以外で使用される高分子材料の実績データとを含むことを特徴とする方法。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、
前記分析チャートからチャート領域を選定するステップを含み、前記チャート領域として選定された部分を説明変数として前記予測モデルを生成する方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、材料特性を予測する方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から機械学習等により材料特性を予測する技術等が知られている。例えば特許文献1には、ポリマーの物性を予測する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-074095号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、学習モデルを訓練する際に、材料の分子構造等の特徴量ベクトルを説明変数として用いることを前提としている。つまり従来の材料の特性を予測する方法としては、材料の組成、構造等を使用し、ある特定温度域の材料特性を目的変数として予測モデルを生成する方法が一般的に考えられてきた。しかしながら、従来の方法では、材料の組成・構造等が既知であることが前提であったため、組成・構造が不明な材料については、予測することができなかった。このように材料特性を予測する技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、材料特性を予測する技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係る方法は、
情報処理装置が実行する材料特性を予測する方法であって、
材料の分析チャートを説明変数とし、前記材料の材料特性を目的変数とする実績データに基づき予測モデルを生成するステップと、
前記予測モデルに基づき材料特性を予測するステップと、
を含む。
【0007】
(2)本開示の一実施形態に係る方法は、(1)に記載の方法であって、
前記分析チャートは、高分子材料の分析チャートであり、前記材料特性は、前記高分
子材料のレオロジー特性である。
【0008】
(3)本開示の一実施形態に係る方法は、(1)又は(2)に記載の方法であって、
前記分析チャートは、前記材料の分子構造を示す分析チャート、及び前記材料の分子量情報を含む分析チャートである。
【0009】
(4)本開示の一実施形態に係る方法は、(1)~(3)のいずれか一項に記載の方法であって、
前記構造を示す分析チャートはIRチャートであり、前記分子量情報を含む分析チャートはGPCチャートである。
【0010】
(5)本開示の一実施形態に係る方法は、(1)~(4)のいずれか一項に記載の方法であって、前記レオロジー特性が粘弾特性であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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