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公開番号2025009847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024077412
出願日2024-05-10
発明の名称情報提供システム
出願人有限会社フジサワ薬局
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250109BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】完全な対面での服薬指導の実現と、調剤におけるピッキング業務等をしながら薬歴データ又は処方箋データの確認をすることが可能な情報提供システムの提供。
【解決手段】情報提供システムSS1は、サーバ30と、サーバ30と通信可能な拡張現実デバイス10とを備えており、サーバ30は、患者データD1が予め記憶された記憶部34を有しており、拡張現実デバイス10は、入力部12と、表示部14と、制御部16とを有しており、入力部12は、個々の患者識別情報を受付ける構成であり、制御部16は、患者識別情報に対応した患者データD1を現実空間に重畳するように表示部14に対して表示させる構成であり、患者データD1は、薬歴データD11及び処方箋データD12を含むことを要件とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サーバと、前記サーバと通信可能な拡張現実デバイスとを備えており、
前記サーバは、患者データが予め記憶された記憶部を有しており、
前記拡張現実デバイスは、入力部と、表示部と、制御部とを有しており、
前記入力部は、個々の患者識別情報を受付ける構成であり、
前記制御部は、前記患者識別情報に対応した前記患者データを現実空間に重畳するように前記表示部に対して表示させる構成であり、
前記患者データは、薬歴データ及び処方箋データを含むこと
を特徴とする情報提供システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記入力部は、処方薬情報をさらに受付ける構成であり、
前記制御部は、前記処方薬情報と、前記処方箋データとを照合して、照合結果を前記現実空間に重畳するように前記表示部に対してさらに表示させる構成であること
を特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記拡張現実デバイスは、音声出力部をさらに有しており、
前記制御部は、患者に関する音声情報又は服薬指導に関する音声情報の少なくとも一方を前記音声出力部から出力させる構成であること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報提供システム。
【請求項4】
複数の前記拡張現実デバイスを備えており、
各前記拡張現実デバイス同士は、通信可能に構成されており、
一の前記入力部が受付けた作業完了情報に基づいて、対応する一の前記制御部は進捗管理データを生成し、各前記制御部は前記進捗管理データを前記現実空間に重畳するように対応する前記表示部に対してさらに表示させる構成であること
を特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報提供システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、拡張現実デバイスを用いた情報提供システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、調剤薬局で使用される分包機等の機器の高性能化により調剤時間が短縮可能となり、また、調剤時に限られない服薬指導の義務化がなされたことにより、薬剤師の業務においては、患者とのより円滑なコミュニケーションに一層の比重が置かれるようになっている。特許文献1(特開2023-29585号公報)には、薬剤師と患者とのコミュニケーションを適切に支援することを目的として、以下のような技術が開示されている。
【0003】
すなわち、特許文献1には、処方箋データと薬歴データとから変更点薬情を取得し、タブレット端末又はノートPCといった薬剤師用端末に対して、当該変更点薬情を含む処方箋に関連する薬剤の情報を操作により変更可能に表示させる情報処理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-29585号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される技術においても、薬剤師と患者とのやり取りは、タブレット端末越し又はPC端末越しとなり、端末操作をしている合間に服薬指導をしているという印象を与える場合があった。すなわち、完全な対面での服薬指導が行えないという課題が生じていた。
【0006】
さらに、タブレット端末を使用した場合、調剤におけるピッキング業務等をしながら薬歴データや処方箋データといった患者データを確認することができなかった。また、PC端末を使用した場合、上記データを確認できる場所が限られていた。すなわち、服薬指導以外の業務をしながら患者データを確認することができないという課題も生じていた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明は、上記の課題を解決すべくなされたものであり、完全な対面での服薬指導の実現と、服薬指導以外の業務をしながら薬歴データ又は処方箋データの確認をすることが可能な情報提供システムの提供を目的とする。
【0008】
本発明は、一実施形態として以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
【0009】
開示の情報提供システムは、サーバと、前記サーバと通信可能な拡 張現実デバイスとを備えており、前記サーバは、患者データが予め記憶された記憶部を有しており、前記拡張現実デバイスは、入力部と、表示部と、制御部とを有しており、前記入力部は、個々の患者識別情報を受付ける構成であり、前記制御部は、前記患者識別情報に対応した前記患者データを現実空間に重畳するように前記表示部に対して表示させる構成であり、前記患者データは、薬歴データ及び処方箋データを含むことを要件とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、表示部を通じて患者と対面し、且つ薬歴データ及び処方箋データを含む患者データの確認も可能なので、完全な対面での服薬指導を行うことができる。また、服薬指導以外の業務をしながら当該患者データの確認をすることもできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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