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公開番号2024151205
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064424
出願日2023-04-11
発明の名称車両用表示制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60K 35/00 20240101AFI20241017BHJP(車両一般)
要約【課題】車両が自動運転モードで走行することによるメリットを車両の搭乗者に分かりやすく伝えることができる車両用表示制御装置を提供すること。
【解決手段】運転モードを手動運転モードと自動運転モードとに切り替え可能な車両に搭載された制御装置であって、車両の車室内に設けられた表示装置を制御する車両用表示制御装置において、運転モードが手動運転モードから自動運転モードに切り替わった場合、表示装置の表示モードを手動運転モードに対応する第1表示モードから自動運転モードに対応する第2表示モードに切り替え、第2表示モードでは、少なくとも自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す情報を表示する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
運転モードを手動運転モードと自動運転モードとに切り替え可能な車両に搭載された制御装置であって、前記車両の車室内に設けられた表示装置を制御する車両用表示制御装置において、
前記運転モードが前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り替わった場合、前記表示装置の表示モードを前記手動運転モードに対応する第1表示モードから前記自動運転モードに対応する第2表示モードに切り替え、
前記第2表示モードでは、少なくとも前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す情報を表示する
ことを特徴とする車両用表示制御装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第1表示モードでは、前記手動運転モードで走行中の前記車両の航続可能距離を示す画像を所定の表示態様である第1表示態様にて前記表示装置の表示領域内に表示することが可能であり、
前記第2表示モードでは、前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像を前記第1表示態様よりも目立つ表示態様である第2表示態様にて前記表示領域のうちの中央表示領域に表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示制御装置。
【請求項3】
前記車両は、走行用のモータと、前記モータに電力を供給するバッテリとを備えた電動車両であり、
前記第2表示モードは、前記バッテリに関連する情報を優先的に表示する第3表示モードを含み、
前記第3表示モードでは、前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像と、前記車両が前記バッテリの電力を用いて走行した際の航続可能距離を示す画像とを前記第2表示態様にて前記中央表示領域に表示する
ことを特徴とする請求項2に記載の車両用表示制御装置。
【請求項4】
前記第2表示モードは、前記第1表示モードと同様の前記第1表示態様にて画像を表示する通常表示モードを含み、
前記運転モードが前記自動運転モードである場合、前記表示装置の表示モードとして前記通常表示モードよりも前記第3表示モードを優先する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用表示制御装置。
【請求項5】
前記第2表示モードは、
前記第1表示モードと同様の前記第1表示態様にて画像を表示する通常表示モードと、
環境情報と経済情報とを優先的に表示する第4表示モードとを含み、
前記第4表示モードでは、前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像と、電費を示す画像とを前記第2表示態様にて前記中央表示領域に表示し、
前記運転モードが前記自動運転モードである場合、前記表示装置の表示モードとして前記通常表示モードよりも前記第4表示モードを優先する
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用表示制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用表示制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、運転モードを手動運転モードと自動運転モードとに切り替え可能な車両に搭載された表示制御装置において、それぞれの運転モードに応じて表示装置の表示モードを切り替えることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-131356号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、走行モードが自動運転モードである場合、表示装置に表示される表示内容が、自動運転中の車両に乗車している搭乗者にとって有用な情報を十分に提供するものではなかった。そのため、自動運転モード中に表示装置に表示される内容や表示態様について、改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、車両が自動運転モードで走行することによるメリットを車両の搭乗者に分かりやすく伝えることができる車両用表示制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、運転モードを手動運転モードと自動運転モードとに切り替え可能な車両に搭載された制御装置であって、前記車両の車室内に設けられた表示装置を制御する車両用表示制御装置において、前記運転モードが前記手動運転モードから前記自動運転モードに切り替わった場合、前記表示装置の表示モードを前記手動運転モードに対応する第1表示モードから前記自動運転モードに対応する第2表示モードに切り替え、前記第2表示モードでは、少なくとも前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す情報を表示することを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、自動運転モード中に表示装置に表示される情報が、手動運転モードに対応する第1表示モードにて表示される情報とは異なる。また、第2表示モードでは、自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す情報が表示装置に表示される。これにより、車両が自動運転モードで走行することによるメリットを車両の搭乗者に分かりやすく伝えることができる。
【0008】
また、前記第1表示モードでは、前記手動運転モードで走行中の前記車両の航続可能距離を示す画像を所定の表示態様である第1表示態様にて前記表示装置の表示領域内に表示することが可能であり、前記第2表示モードでは、前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像を前記第1表示態様よりも目立つ表示態様である第2表示態様にて前記表示領域のうちの中央表示領域に表示してもよい。
【0009】
この構成によれば、自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像を第1表示態様よりも目立つ第2表示態様にて表示装置の中央表示領域に表示することができる。
【0010】
また、前記車両は、走行用のモータと、前記モータに電力を供給するバッテリとを備えた電動車両であり、前記第2表示モードは、前記バッテリに関連する情報を優先的に表示する第3表示モードを含み、前記第3表示モードでは、前記自動運転モードで走行することにより得られる省エネルギ実現量を示す画像と、前記車両が前記バッテリの電力を用いて走行した際の航続可能距離を示す画像とを前記第2表示態様にて前記中央表示領域に表示してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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