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公開番号2024150987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064074
出願日2023-04-11
発明の名称駆動ユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02K 3/02 20060101AFI20241017BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】駆動ユニットにおいて、アルミニウム導線を用いて動力線を軽量化と振動性能を向上しつつ応力集中を回避する。
【解決手段】駆動ユニットは、ロータ22とステータ24とを有するモータユニット20と、端子台ユニット4と、を備え、ステータ22が備えるステータコイル28から延在されるコイル端子30uと端子台ユニット4が備える端子部材5uとをつなぐ動力線10aは、コイル端子30uと接続する動力線11uと、第1の動力線11u及び端子部材5aを接続する動力線12uと、を備える。第2の動力線12uは、アルミニウム導体からなり、第1の動力線11uは、第2の動力線12uとは異種の導体であって、コイル端子30uと同種の導体からなる、
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
駆動ユニットであって、
ロータとステータとを有するモータユニットと、
端子台ユニットと、
を備え、
前記ステータが備えるステータコイルから延在されるコイル端子と前記端子台ユニットが備える端子部材とをつなぐ動力線は、前記コイル端子と接続する第1の動力線と、前記第1の動力線及び前記端子部材を接続する第2の動力線と、を備え、
前記第2の動力線は、アルミニウム又はアルミニウム合金であるアルミニウム導体からなり、前記第1の動力線は、前記第2の動力線とは異種の導体であって、前記コイル端子と同種の導体からなる、駆動ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータを備える駆動ユニットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、ロータとステータとを有するモータと端子台ユニットとを備える駆動ユニットにおいて、ステータに備えられたのコイルと端子台ユニットとの端子の間をつなぐ動力線が長尺になる場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、ワイヤハーネスにおいて、アルミニウム導体の電線(アルミニウム導線)と、銅導体端子とを接続するために、アルミニウムを含む導電性の円柱状体の接続体を介在させて電線と端子とを接続する技術が開示されている。この技術では、接続体は、その一方の端面に、露出された多数の電線の端部を突き当てることで電線と接続している。また、接続体は、その他方側を端子に設けた張り出し片の一部で押し潰すようにすることで端子を接続している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-190209号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
動力線をアルミニウム導線で代替することで、動力線を軽量化でき振動性能を向上させることができる。しかしながら、上記特許文献1の技術では、端子とアルミニウム導線とを異なる態様を採用して接続しているため、これらの接続部分が応力集中部位になりやすくなり、意図した軽量化及び振動性能の向上が困難になる場合もある。
【0006】
本明細書は、駆動ユニットにおいて、アルミニウム導線を用いて動力線を軽量化と振動性能を向上できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書の開示は、駆動ユニットに関する。駆動ユニットは、ロータとステータとを有するモータユニットと、端子台ユニットと、を備える。ステータが備えるステータコイルから延在されるコイル端子と端子台ユニットが備える端子部材とをつなぐ動力線は、コイル端子と接続する第1の動力線と、第1の動力線及び端子部材を接続する第2の動力線と、を備える。第2の動力線は、アルミニウム又はアルミニウム合金であるアルミニウム導体からなり、第1の動力線は、第2の動力線とは異種の導体であって、コイル端子と同種の導体からなる。
【0008】
この駆動ユニットによれば、動力線がアルミニウム導体からなる第2の動力線を含んでいる。第2の動力線は、動力線及び第1の動力線と端子部材との継ぎ手として機能する。アルミニウム導体は比重が小さく軽量化と耐振動性に貢献できる。特に、長尺の動力線に適用することが有利である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
モータユニットと端子台ユニットとを備える駆動ユニットの概要を示す図である。
動力線の接続構造を示す図であり、全体構造を示す図(a)と、1本の動力線について拡大して接続構造を示す図(b)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本明細書に開示される駆動ユニット及びモータのモータステータがコイル端子と端子台ユニットの端子部材とをつなぐ動力線の接続構造について説明する。本明細書に開示される駆動ユニットの用途は特に限定されないが、例えば、電動車両の駆動輪などを駆動するための駆動ユニットが挙げられる。また、駆動ユニットは、モータユニットと端子ユニットとを備えるほか、例えば、車両用等を意図して、ギアユニット及び/又はインバータユニットなどを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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