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公開番号2024150774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-23
出願番号2024130561,2020192649
出願日2024-08-07,2020-11-19
発明の名称ディーゼルエンジン
出願人ヤンマーホールディングス株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F01N 3/24 20060101AFI20241016BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】ディーゼルエンジンにおいて、排気後処理装置としてDPFおよびSCRの両方を備える場合でも、メンテナンス性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】排気を浄化する排気後処理装置10を備えるディーゼルエンジン1である。排気後処理装置10は、第1ケースおよび第2ケースを有している。第1ケースは、シリンダヘッド3の上方に配置され、第2ケースは、第1ケースよりもエンジン前後方向一方側で、エンジン前後方向と上下方向とに直交するエンジン幅方向に延びるように配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
排気を浄化する排気後処理装置を備えるディーゼルエンジンであって、
上記排気後処理装置は、第1ケースおよび第2ケースを有しており、
上記第1ケースは、シリンダヘッドの上方に配置され、上記第2ケースは、上記第1ケースよりもエンジン前後方向一方側で、エンジン前後方向と上下方向とに直交するエンジン幅方向に延びるように配置されている、ディーゼルエンジン。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
上記請求項1に記載のディーゼルエンジンにおいて、
上記第1ケースと上記第2ケースとをエンジン本体部に固定するブラケットをさらに備えている、ディーゼルエンジン。
【請求項3】
上記請求項2に記載のディーゼルエンジンにおいて、
上記ブラケットは、上記第2ケースを上記エンジン本体部に固定する第1ブラケット部材と、上記第1ケースにおける当該第2ケースに近い方の端部を当該第1ブラケット部材に固定する第2ブラケット部材と、を有している、ディーゼルエンジン。
【請求項4】
上記請求項3に記載のディーゼルエンジンにおいて、
上記第2ブラケット部材は、上記第1ブラケット部材に取り付けられるベース部と、当該ベース部の端部から立ち上がる、上記第1ケースにおける上記第2ケースに近い方の端部に取り付けられる取付部と、を少なくとも含んでおり、
上記ベース部は、上記取付部のベース部側が上記第1ケース側を向く姿勢、および、上記取付部のベース部側が上記第2ケース側を向く姿勢のどちらの姿勢でも、上記第1ブラケット部材に取り付け可能に構成されており、
上記取付部は、上記第1ケースにおける上記第2ケースに近い方の端部に対して、上記取付部のベース部側および上記取付部のベース部側と反対側のどちらの面でも取り付け可能に構成されている、ディーゼルエンジン。
【請求項5】
上記請求項4に記載のディーゼルエンジンにおいて、
上記ベース部は、当該ベース部に形成された長孔に挿通される締結部材を介して、上記第1ブラケット部材に取り付けられる、ディーゼルエンジン。
【請求項6】
上記請求項3~5のいずれか1つに記載のディーゼルエンジンにおいて、
上記第1ブラケット部材は、上記第2ケースに設けられているフランジ部に固定された取付部材に、直接またはスペーサを介して、取り付けられている、ディーゼルエンジン。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ディーゼルエンジンに関し、特に、排気後処理装置を備えるディーゼルエン
ジンに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、ディーゼルエンジンにおいては、排気後処理装置として、排気ガス中の粒子状物質を捕集するDPF(Diesel Particulate Filter)や、排気ガス中のNOxを還元反応させるSCR(Selective Catalytic Reduction)を排気通路に設け、エンジンから排出された排気ガスを浄化処理することが広く行われている。
【0003】
例えば特許文献1には、DPFとSCRとを備え、これらDPFとSCRとを、各々エンジン幅方向に延びるような姿勢で、エンジン前後方向に並べて、エンジンの上側に配置した排気ガス浄化装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-217187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、エンジンの上部には、インジェクタやバルブ等といった、定期的にメンテナンスを要する部品(以下、「メンテナンス部品」ともいう。)が多数存在している。にもかかわらず、上記特許文献1のもののように、エンジンの上側にDPFおよびSCRを配置してしまうと、メンテナンス部品の点検、修理、交換などを行う際に、一々DPFおよび/またはSCRを取り外さなければならないため、メンテナンスを効率よく行うことが困難になるという問題がある。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ディーゼルエンジンにおいて、排気後処理装置としてDPFおよびSCRの両方を備える場合でも、メンテナンス性を向上させる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、本発明に係るディーゼルエンジンでは、DPFとSCRとを有する排気後処理装置のレイアウトに工夫を凝らすようにしている。
【0008】
一態様に係るディーゼルエンジンは、排気を浄化する排気後処理装置を備えるディーゼルエンジンである。上記排気後処理装置は、第1ケースおよび第2ケースを有している。上記第1ケースは、シリンダヘッドの上方に配置され、上記第2ケースは、上記第1ケースよりもエンジン前後方向一方側で、エンジン前後方向と上下方向とに直交するエンジン幅方向に延びるように配置されている。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明に係るディーゼルエンジンによれば、排気後処理装置としてDPFおよびSCRの両方を備える場合でも、メンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るディーゼルエンジンを模式的に示す斜視図である。
図1のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す平面図である。
ディーゼルエンジンの要部を模式的に示す斜視図である。
図3のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す平面図である。
ディーゼルエンジンの要部を模式的に示す斜視図である。
ディーゼルエンジンの要部を模式的に示す斜視図である。
図1のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す、エンジン幅方向右側から見た側面図である。
図5のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す、エンジン幅方向右側から見た側面図である。
図1のディーゼルエンジンにおけるSCRのエンジン幅方向右側の端部を模式的に示す斜視図である。
図1のディーゼルエンジンにおけるブラケットを模式的に示す斜視図である。
図5のディーゼルエンジンにおけるブラケットを模式的に示す斜視図である。
図1のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す、エンジン前後方向前側から見た正面図である。
図5のディーゼルエンジンの要部を模式的に示す、エンジン前後方向前側から見た正面図である。
図1のディーゼルエンジンにおける第1ブラケット部材の取り付け態様を模式的に示す斜視図である。
図5のディーゼルエンジンにおける第1ブラケット部材の取り付け態様を模式的に示す斜視図である。
従来のディーゼルエンジンを模式的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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