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公開番号2024147265
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-16
出願番号2023060172
出願日2023-04-03
発明の名称オイル流通構造
出願人株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類F01M 11/00 20060101AFI20241008BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】オイルの劣化を抑制できるオイル流通構造を提供する。
【解決手段】サブタンク40は、エンジンに設けられたオイルパンと離れて配置されている。第1連通管50および第2連通管60は、オイルパンとサブタンク40とを連通している。サブタンク40は、上下方向に延びる仕切壁42A,42B,42Cを内部に有している。仕切壁42A,42B,42Cは、サブタンク40内を複数の流路に仕切っている。仕切壁42A,42B,42Cによって仕切られた2つの流路のうちの上流側の流路の下流端と下流側の流路の上流端とが連通されている。第1連通管50は、最上流側の流路42Aに連通している。第2連通管60は、最下流側の流路42Dに連通している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、
前記エンジンに設けられたオイルパンと、
前記オイルパンと離れて配置されたサブタンクと、
前記オイルパンと前記サブタンクとを連通し、前記オイルパンから前記サブタンクへ向かうオイルの流路となる、第1連通管と、
前記オイルパンと前記サブタンクとを連通し、前記サブタンクから前記オイルパンへ向かうオイルの流路となる、第2連通管と、を備え、
前記サブタンクは、上下方向に延びる仕切壁を内部に有し、
前記仕切壁は、前記サブタンク内を複数の流路に仕切り、前記仕切壁によって仕切られた2つの前記流路のうちの上流側の前記流路の下流端と下流側の前記流路の上流端とが連通されており、
前記第1連通管は、最上流側の前記流路に連通しており、
前記第2連通管は、最下流側の前記流路に連通している、オイル流通構造。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記オイルパン内のオイルを吸い上げるオイルポンプをさらに備え、
前記第2連通管は、前記オイルポンプの吸込口に向いて開口している、請求項1に記載のオイル流通構造。
【請求項3】
前記サブタンクは、前記オイルを冷却するオイル冷却構造を有する、請求項1または請求項2に記載のオイル流通構造。
【請求項4】
前記仕切壁が前記オイル冷却構造を有する、請求項3に記載のオイル流通構造。
【請求項5】
前記オイルと熱交換する冷媒が前記仕切壁の内部を流れる、請求項4に記載のオイル流通構造。
【請求項6】
前記サブタンク内の最上流側の前記流路に配置され、前記第1連通管から流出するオイルが通過する、オイルフィルタをさらに備える、請求項1または請求項2に記載のオイル流通構造。
【請求項7】
前記第2連通管は、前記第1連通管が前記サブタンクに接続される位置よりも低い位置で前記サブタンクに接続されている、請求項1または請求項2に記載のオイル流通構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、オイル流通構造に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特開2016-75257号公報(特許文献1)には、エンジンのオイルパン内のエンジンオイルをサブオイルタンクに循環させて冷却するエンジンオイル冷却構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-75257号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献に記載の構造では、サブオイルタンクは、タンクハウジング内の下部にオイルを貯留するための貯留空間を備え、貯留空間に連通する部位に出口ポートが設けられている。貯留空間内でエンジンオイルの滞留が発生すると、滞留したオイルがエンジン潤滑に使われなくなる。エンジン潤滑に使われるオイルの量が減少する分、オイルの劣化が早まることがある。
【0005】
本開示では、オイルの劣化を抑制できる、オイル流通構造が提案される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に従うと、エンジンと、エンジンに設けられたオイルパンと、オイルパンと離れて配置されたサブタンクと、オイルパンとサブタンクとを連通し、オイルパンからサブタンクへ向かうオイルの流路となる、第1連通管と、オイルパンとサブタンクとを連通し、サブタンクからオイルパンへ向かうオイルの流路となる、第2連通管と、を備える、オイル流通構造が提案される。サブタンクは、上下方向に延びる仕切壁を内部に有している。仕切壁は、サブタンク内を複数の流路に仕切っている。仕切壁によって仕切られた2つの流路のうちの上流側の流路の下流端と下流側の流路の上流端とが連通されている。第1連通管は、最上流側の流路に連通している。第2連通管は、最下流側の流路に連通している。
【0007】
このオイル流通構造においては、サブタンク内に一方通行のオイルの流れが形成され、サブタンク内でのオイルの滞留が抑制されているので、サブタンク内のオイルの全量をエンジンの潤滑に使用することができる。エンジンの潤滑に使われるオイルの量を増加することができるので、オイルの劣化を抑制することができる。
【0008】
上記のオイル流通構造は、オイルパン内のオイルを吸い上げるオイルポンプをさらに備え、第2連通管は、オイルポンプの吸込口に向いて開口していてもよい。このような構成により、オイルパンとサブタンクとを繋ぐオイルの経路にポンプなどの動力源を設けなくても、オイルを循環させることができる。
【0009】
上記のオイル流通構造において、サブタンクは、オイルを冷却するオイル冷却構造を有してもよい。サブタンクにおいてオイルを冷却できるので、オイルの熱劣化が抑制され、オイルの交換頻度を下げることができる。
【0010】
上記のオイル流通構造において、仕切壁がオイル冷却構造を有してもよい。サブタンクの表面に放熱フィンを設けなくてもオイルの冷却性能を確保でき、サブタンクの大型化を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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