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公開番号2024149922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-21
出願番号2024134665,2021554636
出願日2024-08-09,2020-03-11
発明の名称圧力補償された能動サスペンションアクチュエータシステム
出願人クリアモーション,インコーポレイテッド
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60G 17/015 20060101AFI20241011BHJP(車両一般)
要約【課題】圧力補償された能動サスペンションアクチュエータシステムを提供する。
【解決手段】圧縮容積および拡張容積を有するアクチュエータを含む能動サスペンションアクチュエータシステムが、記載されている。いくつかの実施形態において、システムは、アクチュエータの圧縮容積および/または拡張容積と流体連通している1つ以上の流れ制御デバイスを含む。いくつかの事例において、流れ制御デバイスは、圧力平衡化されたブローオフ弁(PBOV)を含み得る。いくつかの実施形態において、システムは、大容量の双方向ベース弁を含む。いくつかの実施形態において、2つ以上の流れ制御デバイスは、例えば、拡張容積および/または圧縮容積における低振幅振動を減衰させ、拡張容積と圧縮容積との間の急速な道路誘導差圧スパイクを排出しながら、ポンプで生成された差圧の増大を可能にするために協同する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
能動サスペンションアクチュエータシステムであって、
内部容積を有する圧力管と、
前記内部容積を圧縮容積および拡張容積に分割する、前記内部容積に摺動可能に受容されたピストンであって、少なくとも1つの動作のモードにおいて、前記圧縮容積内の圧力が、第1の周波数で振動する、ピストンと、
第1のポートおよび第2のポートを有する油圧機械であって、前記第1のポートが、前記第2のポートを含まない第1の流れ経路によって、前記圧縮容積に流体的に接続されており、前記第2のポートが、前記第1のポートを含まない第2の流れ経路によって、前記拡張容積に流体的に接続されている、油圧機械と、
少なくとも第1の動作モードにおいて、油圧ポンプとして、かつ第2の動作モードにおいて、油圧モータとして、前記油圧機械を動作させるように構成されたコントローラと、
前記第1の流れ経路の少なくとも一部分における流れの流れ振動を減衰させるように構成された、全インピーダンスを有する、減衰流れ制御デバイスであって、前記流れ制御デバイスの前記インピーダンスが、前記流れ制御デバイスにわたる圧力降下が第1の事前設定された閾値圧力降下を超えるときに減少する、減衰流れ制御デバイスと、
前記圧縮容積と前記拡張容積との間に流体的に介設された第1のバイパス流れ制御デバイスであって、前記第1のバイパス流れ制御デバイスが、圧力オフセットを有する第1の圧力平衡化されたブローオフ弁を含み、前記圧力平衡化されたブローオフ弁が、前記第1の圧力平衡化されたブローオフ弁にわたる圧力差が第1の閾値圧力差を超え、かつ第1の周波数が第1の事前設定された周波数閾値を超えるときに、流体が前記圧縮容積から前記拡張容積に流れることを可能にする、第1のバイパス流れ制御デバイスと、を備える、
能動サスペンションアクチュエータシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記圧力オフセットが、絶対オフセットおよび相対オフセットのうちの1つである、
請求項1に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項3】
前記減衰流れ制御デバイスが、少なくとも1つの減衰要素を含む、
請求項1に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項4】
前記減衰流れ制御デバイスを含む前記第1の流れ通路の少なくとも一部分によって前記圧縮容積に流体的に接続されたアキュムレータをさらに備える、
請求項3に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項5】
前記第1の流れ経路の減衰係数が、10~400ニュートンメートル/秒の範囲である、
請求項4に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項6】
前記圧縮容積に向かう流体の流れに対する前記第1の流れ経路の減衰係数が、前記圧縮容積から離れる流体の流れに対する前記第1の流れ経路の減衰係数とは異なる、
請求項4に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項7】
前記減衰流れ制御デバイスが、減衰要素を有する第1の流れ経路と、バイアス逆止弁を有する少なくとも第2の流れ経路と、を含み、前記第1および第2の流れ経路が、互いに流体的に平行である、
請求項1に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項8】
前記第1の流れ経路を通る流れが前記事前設定された閾値圧力降下よりも大きい圧力降下を誘発するときに、少なくとも1つの動作条件において、前記第2の流れ経路における前記バイアス逆止弁が開く、
請求項7に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項9】
前記第1の流れ経路の全体的な減衰係数が、前記第2の流れ経路における前記バイアス逆止弁が閉じているときと比較して、開いているときに、1つの流れ方向においてより低い、
請求項8に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
【請求項10】
前記第1のバイパス流れ制御デバイスの前記ブローオフ弁が、前記圧縮容積内の前記圧力が前記事前設定された閾値圧力差よりも大きく、かつ前記圧縮容積内の圧力振動が10Hz~100Hzの周波数の範囲内にあるときに、前記圧縮容積から流体を排出する、
請求項7に記載の能動サスペンションアクチュエータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年6月18日に出願された米国特許出願第62/863,202号、2019年5月2日に出願された米国特許出願第62/842,088号、2019年3月21日に出願された米国特許出願第62/821,834号、および2019年3月11日に出願された米国特許出願第62/816,666号の米国特許法第119条(e)に基づく利益を主張し、それらの開示は、参照によってそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)【0002】
開示された実施形態は、油圧アクチュエータを含む車両用能動サスペンションシステムに関する。
【背景技術】
【0003】
動力を貯蔵、変換、および/または伝達するために流体を利用する、車両用油圧能動サスペンションシステムは、概して、1つ以上の油圧アクチュエータを含み得る。能動アクチュエータシステム内の油圧流体の流れは、車両のばね上質量とばね下質量との間に適用される力を制御するために、いくつかの動作条件において、ポンプとして、および/または、他の動作条件において、油圧モータとして機能する油圧機械によって制御され得る。
【発明の概要】
【0004】
いくつかの実施形態において、能動サスペンションアクチュエータシステムは、圧力管を有するアクチュエータを含み得る。圧力管は、内部容積の少なくとも一部分を圧縮容積および拡張容積に分割するピストンを摺動可能に受容する内部容積を有し得る。少なくとも1つの動作モードにおいて、圧縮容積内の圧力は、第1の周波数を含み得る多数の周波数で振動し得る。システムはまた、第1のポートおよび第2のポートを有する油圧機械であって、第1のポートが、第2のポートを含まない第1の流れ経路によって、圧縮容積に接続されており、第2のポートが、第1のポートを含まない第2の流れ経路によって、拡張容積に接続されている、油圧機械を含み得る。油圧機械は、油圧ポンプまたは油圧モータであり得る。システムはまた、少なくとも第1の動作モードにおいて、油圧ポンプとして、かつ第2の動作モードにおいて、油圧モータとして、油圧機械を動作させるコントローラを含み得る。本明細書で使用される場合、「圧縮容積」という用語は、アクチュエータが圧縮されるときにピストンによって圧縮されるアクチュエータの内部容積の一部分を指し、「拡張容積」という用語は、アクチュエータがリバウンド中に拡張されるときにピストンによって圧縮されるアクチュエータの内部容積の一部分を指す。
【0005】
システムはまた、第1の流れ経路の少なくとも一部分における流れ振動を減衰させる方法で流れに抵抗する全インピーダンスを有する、減衰流れ制御デバイスを含み得る。流れ制御デバイスは、流れ制御デバイスにわたる圧力降下が第1の事前設定された閾値圧力降下を超えるときに、そのインピーダンス(すなわち、その減衰効果)が減少するように構成され得る。
【0006】
システムはまた、圧縮容積と拡張容積との間に位置する第1のバイパス流れ制御デバイスを含み得る。第1のバイパス流れ制御デバイスは、圧力オフセットを有する第1の圧力平衡化されたブローオフ弁(PBOV)を含み得る。圧力オフセットは、圧縮チャンバ内の圧力またはピストンにわたる圧力差が事前選択された値を超えない限り、開くことからPBOVを防止し得る。圧力閾値(すなわち、圧力差閾値または絶対圧力閾値のいずれか)を超えると、PBOVは、特定周波数を超える圧力変化に応答するか、事実上応答するが、そのような周波数を下回る圧力変化には応答しない。PBOVはまた、流体を拡張容積から圧縮容積に排出するために、同様の方法で動作し得る。いくつかの実施形態において、第2のPBOVは、圧縮容積から拡張容積に排出するように、第1のPBOVと併せて使用され得、一方、第2のPBOVは、反対方向に排出する。
【0007】
いくつかの実施形態において、圧力オフセットは、絶対オフセットまたは相対オフセットであり得る。第1の流れ経路の少なくとも一部分の減衰係数は、10より大きく、かつ400ニュートンメートル/秒未満であり得る。この範囲外の減衰係数はまた、本開示がこの範囲に限定されていないので、使用され得る。
【0008】
いくつかの実施形態において、減衰流れ制御デバイスの減衰係数は、流れが制御容積から離れているときと比較して、流れが圧縮容積に向かっているときで異なり得る。
【0009】
いくつかの実施形態において、第1のバイパス流れ制御デバイスの排出は、10Hz~100Hzの周波数を遮断するか、または事実上遮断する油圧フィルタを含み得る。いくつかの実施形態において、油圧フィルタは、周波数を遮断するか、または事実上遮断し得、開示は、この周波数範囲に限定されていないので、他の範囲において使用され得る。
【0010】
いくつかの実施形態において、1つ以上のバイパス流れ制御デバイスは、ピストンと統合され得る。いくつかの実施形態において、1つ以上のPBOVは、圧力管の外部にあり得る他の流れ経路に位置し得る。
(【0011】以降は省略されています)

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