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公開番号2024149191
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023062917
出願日2023-04-07
発明の名称シート用ファイル
出願人株式会社タカギ・パックス
代理人個人
主分類B42F 7/00 20060101AFI20241010BHJP(製本;アルバム;ファイル;特殊印刷物)
要約【課題】容易かつ迅速にシート状部材を収容可能であり、かつ内部に収容したシート状部材が脱落することを防止することができるシート用ファイルを提供する。
【解決手段】
本発明にかかるシート用ファイル100は、矩形に形成された背面シート10と、背面シート10の一方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された一方側表面シート11と、背面シートの一方側端部の反対側の他方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された他方側表面シート12と、を有し、一方側表面シート11と他方側表面シート12の4隅の折り返し部に長さが10mm以内の接合部を有し、左右の接合部15の隙間が収容されるシート状部材の幅よりも狭く形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
書類、ノート等のシート状部材を収容するためのシート用ファイルにおいて、
矩形に形成された背面シートと、
前記背面シートの一方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された一方側表面シートと、
前記背面シートの前記一方側端部の反対側の他方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された他方側表面シートと、
を有し、
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートの4隅の折り返し部に長さが10mm以内の接合部を有し、左右の接合部の隙間が収容されるシート状部材の幅よりも狭く形成されていることを特徴とするシート用ファイル。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記接合部は、矩形に形成され、矩形の底辺が背面シートの底面に対して角度を有するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のシート用ファイル。
【請求項3】
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートは、側方端辺の少なくとも一部が重なるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート用ファイル。
【請求項4】
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートは、側方端辺全体が重なるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート用ファイル。
【請求項5】
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートは、側方端辺が背面シートの一方側端部又は他方側端部に対して斜めに形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート用ファイル。
【請求項6】
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートは、側方端辺から延出して形成された把持部を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート用ファイル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、書類、ノート等のシート状部材を収容するためのシート用ファイルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、書類、印刷物等のシート状部材を運搬する際に収容するためのファイルは、図6に示すように、2枚の矩形のプラスチック製シートを重ね合わせて、隣接する2辺201、202を接合して作製されたいわゆるクリアファイル200が知られている。
【0003】
しかし、こうしたクリアファイル200は2方向が開放されているため、運搬時に開放側を下方側に向けた際に、収容されたシート状部材が脱落する可能性があった。また、カバン等に収容した場合にも、開放側を下方側に向けて収容すると、クリアファイルを取り出した際に収容されたシート状部材がカバン内に散乱する可能性がある。
【0004】
一方で、3辺を接合したファイルや、3辺を接合したファイルの開放側に蓋を有するタイプは、収容されたシート状部材の脱落を防止することが可能であるが、シート状部材を収容する際に面倒であるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、容易かつ迅速にシート状部材を収容可能であり、かつ内部に収容したシート状部材が脱落することを防止することができるシート用ファイルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明にかかるシート用ファイルは、書類、ノート等のシート状部材を収容するためのシート用ファイルにおいて、
矩形に形成された背面シートと、
前記背面シートの一方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された一方側表面シートと、
前記背面シートの前記一方側端部の反対側の他方側端部に形成され、正面側に折り返されて形成された他方側表面シートと、
を有し、
前記一方側表面シートと前記他方側表面シートの4隅の折り返し部に長さが10mm以内の接合部を有し、左右の接合部の隙間が収容されるシート状部材の幅よりも狭く形成されていることを特徴とする。
【0008】
本発明にかかるシート用ファイルは、背面シートに対し両側から折り返されて形成されており、折り返された一方側表面シート及び他方側表面シートは折り返された部分の上下端部であって、かつ背面シートの側辺から10mm以内の長さにのみ接合部を有するため、一方側表面シート及び他方側表面シートは接合部以外正面側を大きく開放させることができる。そのため、正面側から容易にシート状部材を挿入して収容させることができる。また、収容されたシート状部材は左右の側方方向は折り返されているため、脱落することが防止され、上下方向は接合部によってシート状部材の端面を支持するため、上下方向からの脱落も防止することができる。このように、シート状部材の脱落を効果的に防止することができる。
【0009】
また、本発明にかかるシート用ファイルにおいて、前記接合部は、矩形に形成され、矩形の底辺が背面シートの底面に対して角度を有するように設けられていることを特徴とするものであってもよい。このように接合部を斜めに形成することで、シート状部材の大きさに多少の誤差があっても、少なくともシート状部材の角のうち3箇所が接合部に接触させることができ、シート用ファイル内に安定して支持することができる。
【0010】
また、本発明にかかるシート用ファイルにおいて、前記一方側表面シートと前記他方側表面シートは、側方端辺の少なくとも一部が重なるように形成されていることを特徴とするものであってもよい。かかる構成を採用することによって、一方側表面シート又は他方側表面シートが他方側表面シート又は一方側表面シートが開くことを抑え、正面側を開放させる可能性を低減することができる。そのため、より効果的に収容されたシート状部材の脱落を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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