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公開番号
2024148879
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-18
出願番号
2023062410
出願日
2023-04-06
発明の名称
評価支援装置、評価支援方法および評価支援プログラム
出願人
横河電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
A61B
5/16 20060101AFI20241010BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】複数の被評価者と会談する評価者の、複数の被評価者に対する評価を支援する。
【解決手段】評価者が複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における評価者の脳波情報を、複数の被評価者のそれぞれについて取得する情報取得部と、評価者の脳波情報に基づいて、複数の被評価者のそれぞれに対する評価情報を生成する評価生成部とを備える評価支援装置を提供する。情報取得部は、複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における、評価者の生体情報をさらに取得してよい。評価生成部は、脳波情報と生体情報とに基づいて評価情報を生成してよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
評価者が複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における前記評価者の脳波情報を、前記複数の被評価者のそれぞれについて取得する情報取得部と、
前記評価者の前記脳波情報に基づいて、前記複数の被評価者のそれぞれに対する評価情報を生成する評価生成部と、
を備える評価支援装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記情報取得部は、前記複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における、前記評価者の生体情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記脳波情報と前記生体情報とに基づいて、前記評価情報を生成する、
請求項1に記載の評価支援装置。
【請求項3】
前記情報取得部は、前記複数の被評価者と会談する前における前記評価者の脳波情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記会談の前の前記脳波情報から、前記会談中の前記脳波情報への変化と、前記生体情報とに基づいて、前記評価者の状態を示す状態情報を生成し、生成した前記状態情報に基づいて前記評価情報を生成する、
請求項2に記載の評価支援装置。
【請求項4】
前記評価生成部は、前記会談の前の前記脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、前記会談中の前記脳波情報における、前記周波数帯における脳波の振幅の前記全体振幅に占める割合への変化と、前記評価者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記状態情報を生成し、
前記全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和であり、
前記第2パワースペクトルの周波数帯域は、前記第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である、
請求項3に記載の評価支援装置。
【請求項5】
前記情報取得部は、前記複数の被評価者と会談する前における前記評価者の生体情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記会談中における前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係と、前記変化とに基づいて、前記状態情報を生成する、請求項4に記載の評価支援装置。
【請求項6】
前記状態情報は、前記評価者の複数の状態に係る情報を含み、
前記評価生成部は、前記変化と、前記第1パワースペクトルの大きさの前記第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、前記複数の状態のうちの一の状態に係る前記状態情報を生成する、
請求項4に記載の評価支援装置。
【請求項7】
前記周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つである、請求項6に記載の評価支援装置。
【請求項8】
前記周波数帯の脳波は、高アルファ波、低ベータ波、高ベータ波およびガンマ波の少なくとも一つである、請求項6に記載の評価支援装置。
【請求項9】
前記情報取得部は、前記複数の被評価者と会談中において前記評価者が視認している位置を示す視線情報をさらに取得し、
前記評価生成部は、前記視線情報に基づく前記脳波情報に基づいて、前記評価情報を生成する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の評価支援装置。
【請求項10】
前記評価生成部は、前記評価者が前記被評価者を視認している場合の前記脳波情報に基づいて、前記評価情報を生成する、請求項9に記載の評価支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、評価支援装置、評価支援方法および評価支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「2名の人間同士の相性を精度良く予測するための技術を提供する。」と記載されている(要約書)。
特許文献2には、「ユーザの関心を引き易い相手のデータを、より簡単に選び出す」と記載されている(段落0006)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2022-077800号公報
[特許文献2] 特許第6642126号
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、評価支援装置を提供する。評価支援装置は、評価者が複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における評価者の脳波情報を、複数の被評価者のそれぞれについて取得する情報取得部と、評価者の脳波情報に基づいて、複数の被評価者のそれぞれに対する評価情報を生成する評価生成部とを備える。
【0004】
情報取得部は、複数の被評価者と会談中および会談した後の少なくとも一方における、評価者の生体情報をさらに取得してよい。評価生成部は、脳波情報と生体情報とに基づいて評価情報を生成してよい。
【0005】
情報取得部は、複数の被評価者と会談する前における評価者の脳波情報をさらに取得してよい。評価生成部は、会談の前の脳波情報から、会談中の脳波情報への変化と、生体情報とに基づいて、評価者の状態を示す状態情報を生成してよく、生成した状態情報に基づいて評価情報を生成してよい。
【0006】
上記いずれかの評価支援装置において、評価生成部は、会談の前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、会談中の脳波情報における、当該周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、評価者の心拍における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、状態情報を生成してよい。全体振幅は、アルファ波、ベータ波、シータ波、ガンマ波およびデルタ波の振幅の和である。第2パワースペクトルの周波数帯域は、第1パワースペクトルの周波数帯域よりも高周波数の帯域である。
【0007】
上記いずれかの評価支援装置において、情報取得部は、複数の被評価者と会談する前における評価者の生体情報をさらに取得してよい。評価生成部は、会談の前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、会談中の脳波情報における、当該周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、会談中における第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合と第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合の予め定められた閾値との大小関係とに基づいて、状態情報を生成してよい。
【0008】
上記いずれかの評価支援装置において、状態情報は、評価者の複数の状態に係る情報を含んでよい。評価生成部は、会談の前の脳波情報における、予め定められた周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合から、会談中の脳波情報における、当該周波数帯における脳波の振幅の全体振幅に占める割合への変化と、第1パワースペクトルの大きさの第2パワースペクトルの大きさに対する割合とに基づいて、複数の状態のうちの一の状態に係る状態情報を生成してよい。
【0009】
予め定められた周波数帯の脳波は、デルタ波、シータ波、低アルファ波および中アルファ波の少なくとも一つであってよい。
【0010】
予め定められた周波数帯の脳波は、高アルファ波、低ベータ波、高ベータ波およびガンマ波の少なくとも一つであってよい。
(【0011】以降は省略されています)
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