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公開番号2024148611
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061896
出願日2023-04-06
発明の名称コントロールデバイス、および、コントロールデバイスの作動方法
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02P 31/00 20060101AFI20241010BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】信頼性の高いコントロールデバイス1を提供する。
【解決手段】実施形態のコントロールデバイス1は、CPU12とシーケンス信号発生部13とを有する第1の領域10と、前記第1の領域10よりも信頼性が高く、異常検出部24とシーケンス信号検出部24と異常発生に対する複数の復帰方法を記憶する第1のレジスタ25Aと前記複数の復帰方法から1つの復帰方法を選択するための第2のレジスタ25Bとを有する第2の領域20と、を具備し、前記シーケンス信号発生部13は、前記1つの復帰方法を指示する第1の信号を、所定のパターンのデジタル信号である第2の信号を含む、シーケンス信号に変換し、前記シーケンス信号検出部26は、前記第2の信号を受信すると、前記第2のレジスタ25Bの設定値を変更する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
CPUと、シーケンス信号発生部と、を有する第1の領域と、
前記第1の領域よりも信頼性が高く、異常検出部と、シーケンス信号検出部と、異常発生に対する複数の復帰方法を記憶する第1のレジスタと、前記複数の復帰方法から1つの復帰方法を選択するための第2のレジスタと、を有する第2の領域と、を具備し、
前記シーケンス信号発生部は、前記1つの復帰方法を指示する第1の信号を、所定のパターンのデジタル信号である第2の信号を含む、シーケンス信号に変換し、
前記シーケンス信号検出部は、前記第2の信号を受信すると、前記第2のレジスタの設定値を変更することを特徴とするコントロールデバイス。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記第2の信号が、反転ビットを含む3ビット長以上であることを特徴とする請求項1に記載のコントロールデバイス。
【請求項3】
前記第2の信号が、6ビット長以上であることを特徴とする請求項2に記載のコントロールデバイス。
【請求項4】
前記第2の信号が、反転ビットを含まない3ビット長以上のプレ信号と、前記プレ信号に続く反転ビットを含む3ビット長以上のメイン信号と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のコントロールデバイス。
【請求項5】
前記シーケンス信号発生部は、ソフトウエアを用いて前記第2の信号を発生することを特徴とする請求項1に記載のコントロールデバイス。
【請求項6】
前記第2の領域の駆動電圧は、前記第1の領域の駆動電圧よりも、高いことを特徴とする請求項1に記載のコントロールデバイス。
【請求項7】
前記第2の領域の第2の駆動周波数は、前記第1の領域の第1の駆動周波数よりも、低いことを特徴とする請求項1に記載のコントロールデバイス。
【請求項8】
前記第2の駆動周波数は、前記第1の駆動周波数の1/20以下であり、
前記第2の領域のクロック信号が、前記第1の領域に送信され、
前記シーケンス信号発生部は、前記第2の領域の前記クロック信号に同期して、前記シーケンス信号の送信を開始することを特徴とする請求項7に記載のコントロールデバイス。
【請求項9】
第1の領域と、前記第1の領域よりも信頼性が高い第2の領域と、を具備するコントロールデバイスの作動方法であって、
前記第2の領域の第1のレジスタは、異常発生に対する複数の復帰方法を記憶しており、
前記第1の領域のシーケンス信号発生部は、異常発生に対する復帰方法を指示する第1の信号を、所定のパターンのデジタル信号である第2の信号、を含むシーケンス信号、に変換し、
前記第2の領域のシーケンス信号検出部は、前記第2の信号を受信すると、前記複数の復帰方法から1つの復帰方法の選択を指示する第2のレジスタの設定値を変更することを特徴とするコントロールデバイスの作動方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、第1の領域と、前記第1の領域よりも信頼性が高い第2の領域と、を具備するコントロールデバイス、および、第1の領域と、前記第1の領域よりも信頼性が高い第2の領域と、を具備するコントロールデバイスの作動方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
モータ等の被制御部をリアルタイム制御するコントロールデバイスは、異常発生を検知すると、コントロールデバイスおよび被制御部が、安全に動作するための制御を行う。特に、短絡状態または開放状態が継続する異常、いわゆる固着故障が発生すると、被制御部が損傷したり暴走したりするおそれがある。固着故障の発生個所によっては、コントロールデバイスは、安全に動作するための制御が実行できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-162370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、信頼性の高いコントロールデバイス、および、信頼性の高いコントロールデバイスの作動方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態のコントロールデバイスは、CPUと、シーケンス信号発生部と、を有する第1の領域と、前記第1の領域よりも信頼性が高く、異常検出部と、シーケンス信号検出部と、異常発生に対する複数の復帰方法を記憶する第1のレジスタと、前記複数の復帰方法から1つの復帰方法を選択するための第2のレジスタと、を有する第2の領域と、を具備し、前記シーケンス信号発生部は、前記1つの復帰方法を指示する第1の信号を、所定のパターンのデジタル信号である第2の信号を含む、シーケンス信号に変換し、前記シーケンス信号検出部は、前記第2の信号を受信すると、前記第2のレジスタの設定値を変更する。
【0006】
実施形態のコントロールデバイスの作動方法は、第1の領域と、前記第1の領域よりも信頼性が高い第2の領域と、を具備するコントロールデバイスの作動方法であって、前記第2の領域の第1のレジスタは、異常発生に対する複数の復帰方法を記憶しており、前記第1の領域のシーケンス信号発生部は、異常発生に対する復帰方法を指示する第1の信号を、所定のパターンのデジタル信号である第2の信号、を含むシーケンス信号、に変換し、前記第2の領域のシーケンス信号検出部は、前記第2の信号を受信すると、前記複数の復帰方法から1つの復帰方法の選択を指示する第2のレジスタの設定値を変更する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態のコントロールデバイスを含む駆動システムの構成図である。
実施形態のコントロールデバイスの構成図である。
実施形態のコントロールデバイスの作動方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
モータ等の被制御部をリアルタイム制御するコントロールデバイスは、異常発生を検知すると、安全に動作するための制御を行う。特に、コントロールデバイスに短絡状態または開放状態が継続する異常、いわゆる固着故障が発生すると、被制御部が損傷したり暴走したりするおそれがある。
【0009】
固着故障が発生しても、駆動システムが、停止等の安全側の動作であるフェイルセーフ動作するように構成されている電源制御装置が知られている。
【0010】
異常発生を検知して、その異常発生に対する復帰信号の伝送経路の信頼性を高くしておくことは特に重要である。例えば、2つの伝送経路を経由して受信された復帰信号が同じ信号の場合にだけ、復帰処理を実行する多重化によって、伝送経路の信頼性は向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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