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公開番号
2024148018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-17
出願番号
2023060877
出願日
2023-04-04
発明の名称
磁気メモリデバイス
出願人
キオクシア株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
H10B
61/00 20230101AFI20241009BHJP()
要約
【課題】磁化反転を安定化させる。
【解決手段】磁気メモリデバイスは、第1方向に延びる第1導電体層と、第1方向に延び、第1方向と交差する第2方向に第1導電体層と並ぶ第2導電体層と、第1導電体層に電気的に接続される第1磁気抵抗効果素子と、第2導電体層に電気的に接続される第2磁気抵抗効果素子と、第2方向に延び、第1磁気抵抗効果素子と接する第3導電体層と、を備える。第1磁気抵抗効果素子にデータを書き込む書込み動作において、第1導電体層には第1電流が印加され、第2導電体層には第2電流が印加され、第3導電体層には、第1電流及び第2電流とは独立に第3電流が印加される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に延びる第1導電体層と、
前記第1方向に延び、前記第1方向と交差する第2方向に前記第1導電体層と並ぶ第2導電体層と、
前記第1導電体層に電気的に接続される第1磁気抵抗効果素子と、
前記第2導電体層に電気的に接続される第2磁気抵抗効果素子と、
前記第2方向に延び、前記第1磁気抵抗効果素子と接する第3導電体層と、
を備え、
前記第1磁気抵抗効果素子にデータを書き込む書込み動作において、
前記第1導電体層には、第1電流が印加され、
前記第2導電体層には、第2電流が印加され、
前記第3導電体層には、前記第1電流及び前記第2電流とは独立に第3電流が印加される、
磁気メモリデバイス。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記第1方向に延び、前記第1導電体層に対して前記第2導電体層と反対側において前記第2方向に前記第1導電体層と並ぶ第4導電体層と、
前記第4導電体層に接続される第3磁気抵抗効果素子と、
を更に備え、
前記書込み動作において、
前記第4導電体層には、第4電流が、印加される、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項3】
前記第2磁気抵抗効果素子及び前記第3磁気抵抗効果素子は、前記第1磁気抵抗効果素子と前記第2方向に隣り合う、
請求項2記載の磁気メモリデバイス。
【請求項4】
前記第2電流の方向は、前記第4電流の方向と反平行である、
請求項2記載の磁気メモリデバイス。
【請求項5】
前記第1電流及び前記第2電流に基づいて前記第1磁気抵抗効果素子に印加される磁場は、前記第2方向の成分と、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向の成分と、を有する、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項6】
前記第3導電体層は、前記第2磁気抵抗効果素子と更に接する、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項7】
前記第2電流は、前記第1電流より小さい、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項8】
前記第2方向に延び、前記第2磁気抵抗効果素子と接する第5導電体層を更に備えた、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項9】
前記第1磁気抵抗効果素子は、
前記第3導電体層に接する第1強磁性層と、
第2強磁性層と、
前記第1強磁性層と前記第2強磁性層との間の非磁性層と、
を含む、
請求項1記載の磁気メモリデバイス。
【請求項10】
前記書込み動作によって、前記第1強磁性層の磁化方向は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向から、前記第3方向と反平行な第4方向に変化し、
前記第2電流に基づいて発生する磁場は、前記第3方向と反平行かつ前記第4方向と平行な成分を有する、
請求項9記載の磁気メモリデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、磁気メモリデバイスに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
磁気抵抗効果素子を記憶素子として用いた磁気メモリデバイスが知られている。磁気抵抗効果素子へデータを書き込む方式として、種々の手法が提案されている。例えば、磁気抵抗効果素子に直接電流を流すことなくデータを書き込む方式として、スピン軌道トルク(Spin Orbit Torque)を用いた方式が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0125654号明細書
米国特許出願公開第2019/0051815号明細書
米国特許出願公開第2019/0244646号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
磁化反転を安定化させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の磁気メモリデバイスは、第1導電体層と、第2導電体層と、第3導電体層と、第1磁気抵抗効果素子と、第2磁気抵抗効果素子と、を備える。上記第1導電体層は、第1方向に延びる。上記第2導電体層は、上記第1方向に延び、上記第1方向と交差する第2方向に上記第1導電体層と並ぶ。上記第1磁気抵抗効果素子は、第1導電体層に電気的に接続される。上記第2磁気抵抗効果素子は、上記第2導電体層に電気的に接続される。上記第3導電体層は、上記第2方向に延び、上記第1磁気抵抗効果素子と接する。上記第1磁気抵抗効果素子にデータを書き込む書込み動作において、上記第1導電体層には第1電流が印加され、上記第2導電体層には第2電流が印加され、上記第3導電体層には上記第1電流及び上記第2電流とは独立に第3電流が印加される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスの構成の一例を示すブロック図。
第1実施形態に係るメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
第1実施形態に係るメモリストリングの一部の断面構造の一例を示す断面図。
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第1例でメモリセルアレイに印加される電圧の一例を示す図。
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第1例でメモリセルアレイに印加される電流及び磁場の一例を示す図。
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第2例でメモリセルアレイに印加される電圧の一例を示す図。
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第2例でメモリセルアレイに印加される電流及び磁場の一例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第1印加例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第2印加例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第3印加例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第4印加例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第5印加例を示す図。
第1実施形態における磁気メモリデバイスの書込み動作で印加される電流の印加タイミングの第6印加例を示す図。
第2実施形態に係るメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図。
第2実施形態に係るメモリセルアレイの一部の断面構造の一例を示す断面図。
第2実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第1例でメモリセルアレイに印加される電圧の一例を示す図。
第2実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第1例でメモリセルアレイに印加される電流及び磁場の一例を示す図。
第2実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第2例でメモリセルアレイに印加される電圧の一例を示す図。
第2実施形態に係る磁気メモリデバイスにおける書込み動作の第2例でメモリセルアレイに印加される電流及び磁場の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照していくつかの実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。また、共通する参照符号を有する複数の構成要素を区別する場合、当該共通する参照符号に添え字を付して区別する。なお、複数の構成要素について特に区別を要さない場合、当該複数の構成要素には、共通する参照符号のみが付され、添え字は付さない。添え字は、下付き文字や上付き文字に限らず、例えば、参照符号の末尾に添加される小文字のアルファベット、記号、及び配列を意味するインデックス等を含む。
【0008】
本明細書において、磁気メモリデバイスは、例えば、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)である。磁気メモリデバイスは、記憶素子として磁気抵抗効果素子を含む。磁気抵抗効果素子は、磁気トンネル接合(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)によってトンネル磁気抵抗効果(Magnetoresistance effect)を有する抵抗変化素子である。この磁気抵抗効果素子は、MTJ素子とも称する。
【0009】
1.第1実施形態
第1実施形態に係る磁気メモリデバイスについて説明する。
【0010】
1.1 構成
まず、第1実施形態に係る磁気メモリデバイスの構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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